岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

稲盛和夫氏の<燃える闘魂>

2013-09-25 17:30:14 | 日々のこと
尊敬する稲盛和夫氏が<燃える闘魂>という著書を出版されました。稲盛氏とは、戦後に大企業を創業した経営者の最後の大物です。81歳になろうとされる方が、勇ましい題名にされたものです。

彼は日本航空を再建されました。彼の目には、倒産した日本航空の再建と落ち目の日本経済の再生と二重写しになっています。日本経済と我々に<活を入れる>気持ちで書き下ろされていると感じます。以下、抜粋です。

人々が決してできるわけないと言ったことを、人が決してできるわけがないといった方法で、私は実現してきた。だからこそ、今日の京セラがあり、KDDIがある。常識の範囲にとどまるような働き方であったら、今日のようには決してなれなかった。

つまり、人が<決してできない、やれるわけがない>と常識で考えていることであっても、果敢に挑戦し、誰にも負けない努力を払い、日々凄まじい根性をもって、創意工夫を繰り返し、取り組んでいく。経営者にはそういった、勝利を収めるまで果てしなく闘い抜くような闘魂が、絶対必要なのである。

<新しく計画の成就はあ只不撓不屈の一心にあり。さらばひたむきに、只想い、気高く強く、一筋に>

稲盛氏が日本航空の会長に就任した直後に、倒産し、悲嘆にくれていた日本航空の社員に訴えた言葉です。中村天風氏の言葉の引用です。苦しい時こそ、まさに不撓不屈の精神で頑張るしかありません。

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宮崎駿監督:プロの引退劇を見て

2013-09-07 10:52:54 | 日々のこと
最新作の<風立ちぬ>の公開前から、宮崎駿監督や鈴木敏夫プロデューサーがマスコミに何度も出演していました。てっきり、マスコミを利用した映画宣伝とばかり私は思っていました。しかし、実際は計算された引退劇の演出だったことに、今になって気付きました。9月1日の監督の引退発表は、<風立ちぬ>を出品しているベネチア国際映画祭の会場でした。9月6日には宮崎駿監督が引退の記者会見を開きました。

宮崎駿監督が<風立ちぬ>の制作時から引退を決意していたという視点で、もう一度<風立ちぬ>公開前に宮崎駿監督が出演したインタビューを見てみました。既に、引退を決意する心境を吐露しています。昨日の引退会見からも、宮崎監督とプロ意識を学べます。

<映画監督に未練があるうちに、止めるよ。>

<あと3ヶ月で73歳になる。・・・今までの延長上には自分はないだろうと思う。>

映画のプロ意識の垣間見せています。新しいストーリーで、感動を与える映像を作る苦しみです。

<僕は終わりまで分かっている作品を作ったことがない。見通しがないまま制作に入る作品ばかりだった。辛かった、としか言いようがない。最後まで見通せる作品は、僕が監督をやらなくてもいいと思って企画やシナリオを書きました。>

<監督になって良かったと思えることは一度もない。でも、アニメーターになって良かったと思えることはある。・・・でも監督は最後に判決を受けなければいけない。これは、胃によくない>

映画のヒットを過剰に期待される、その人気監督の両肩に掛かる重圧を率直に語っています。

生涯現役という考え方もあります。高齢になっても、専門の道で日々精進されている方も多いです。

しかし、宮崎駿監督の場合、達成感を持ちながら余力のある間の引退表明です。笑顔での引退劇で、涙や悲壮感や疲労感を感じさせません。さわやかな引退劇で、計算つくされた演出を感じます。ご自分の引退さえも、劇的に演出するのは映画監督という職業柄でしょう。否が応でも、<風立ちぬ>をはじめ、監督の作品に注目が集まります。

個人的な興味としては、彼の内面の創作に係わる苦悩を伺い知れる本を書いてもらえると、有り難いと感じますが。

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東儀秀樹&古澤巌&cobaコンサート

2013-09-02 16:10:40 | 日々のこと
東儀秀樹、古澤巌、cobaの三人によるジョイントコンサートが、8月31日に岩国シンフォニアにて開催されました。コンサートホールの定員1200名にも係わらず、満員の盛況でした。山口県の田舎の町においても、集客力のある方々であることを知り、驚きました。

今までコンサートなどめったに行くこともない生活を送る私でした。勇気を出して聞きに来て、大正解の内容でした。トークも楽しく、音楽もノリノリで、聴衆も盛り上がりました。高齢者が半数以上だったと思われますが、足腰の立つ方はほぼ全員興奮して立った状態で手拍子をしたのを見て、音楽の力の偉大さに敬服しました。

東儀秀樹さんの<hichriki>、古澤巌さんの<Rowanne>のCDに収められた曲を披露することが目的のコンサートだったようです。3人のCDの販売コーナーがあり、黒山の人集りでした。

というのも、CDを買うと握手券が付いているのす。演奏に疲労困憊の表情の3人でしたが、300人くらいの方と握手していました。折角の機会でしたので、当然私も握手してもらいました。

AKB48の握手会をテレビで見て、鼻で笑っていた私でしたが、立場が変わると節操がないと、少々恥ずかしくなってしまいました。握手してもらった後、内心喜んでいる自分に気がつきました。

蛇足です。政治家の握手も、有名人気取りでいて、大衆のこんな気持ちを期待しているんだろうとも、連想しました。

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