岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

城山三郎氏の<少しだけ、無理をして生きる>

2012-08-17 18:37:16 | 日々のこと
城山三郎氏の文庫が新刊されたので、注文しました。<少しだけ、無理をして生きる>です。

読み始めると、前に読んだことのある内容です。以前は、<逆境を生きる>という本でした。城山氏は2007年に亡くなっているのに、勝手に改題して良いのかと、と思いながらも、再度読みました。私の心境が変化していたり、内容を忘れていたりして、今回読んでも、内容を楽しめました。

第4章 <父から息子へ伝えるべき事柄>よりの抜粋です。

ー  <とにかく挑め>、あらゆることに挑戦しろ、やってみろ、と息子に勧めるのです。人生の失敗なんかいくらでも取り返しができる。でも、取り返しのできない唯一の失敗は、挑まないことだ。やってみないということが、人生における最大の失敗だ。・・・ー

落ち込んでいる時に、勇気をもらえる内容です。自分で、この程度が相場だと、とかく自分の可能性の限界を設定しています。限界や殻を破るための、気持ちの強さを持ち続けることの大切さを教えてくれます。

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大津秀一先生の<死ぬとき後悔すること25> 

2012-08-16 10:33:41 | 日々のこと
1000人の死を見届けた終末医療の専門医師 大津秀一先生が書いた本です。一度読んだのですか、再び読みました。その中より、第24章 神仏の教えを知らなかったことの冒頭に、スピリチュアルケアの村田理論が紹介されています。

ー・・・スピリチュアルペイン、すなわち生きている意味を得ず、魂の痛みを感じる状態に陥るのは、死を越えた将来の確信(時間存在)と信頼できる家族・友・医療者等の存在(関係存在)、及び自己決定できる自由(自立存在)の三つのうち、一つ以上の要素が揺らぐためであるという理論である。そして、このうち一つ以上の要素が失われてしまっても、他の要素で補えることで、スピリチュアルペインを和らげることができると言われている。・・・

終末期が迫ると、多くの場合、自分のことが自分でできなっくなってしまうので、自立存在は失われる傾向にあると言えるであろう。だから、人と人とのつながり、つまり関係存在が重要となってくる。それで自立存在の喪失を補うのである。

そしてまたもう一つ、自立存在を補う可能性があるのが、時間存在である。これが死を越えた将来の確信(来世の存在)、である。・・・ー

<来世>が持つ癒しの力を認められます。患者さんの亡骸を見送る時に、大津先生も<来世で会いましょう>という言葉を発っしています。

忙しさを方便に、私は神仏の教え学ぶことをサボっています。最後まで、生臭く生きていくだと強がりを言う時もあります。それでは駄目だと、深く反省しております。

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人生の達人の<極意>

2012-08-14 17:52:28 | 日々のこと
ウェイン・W・ダイヤーの<自分のための人生>を読みました。感情をコントロールする脳さえ、じぶんの考え方や見方を深めることで全部選択できるというのです。分かりやすいので、人生の達人の<極意>の項目より、抜粋です。人生の達人とは、何をやるにも楽しそうにで、どんなことでも好きな人です。

ー・・・人生に対してきわめて積極的かつ貪欲である。・・・こういう人のそばにいると、彼らは決して不平を言ったり、ため息をついたりしないことに気づくだろう。雨が降れば、雨が好きと言い、暑ければ暑いのもいいと思う。決して不平不満を言うことはない。交通渋滞に巻き込まれようが、パーティーに出席していようが、あるいは独りぼっちでいようが、ありのままの現実と素直にうまくやっていこうとする。

楽しくないのを楽しいふりをしているのではない。現実をそのまま賢く受け入れるのであり、現実を楽しむ特異な能力を持っているのである。・・・・現在置かれている状況を改める必要がある場合には、そうなるように努力をする。しかも、その仕事を楽しみながらやる。実際彼らは、心ゆくまで人生を楽しんでおり、可能な限り人生からあらゆるものを得てやろうとしているのである。・・・ー

愚痴、ため息、不平、不安など、ネガティブな感情とは無縁な生き方ですね、ありのままの現実と素直に仲良くやっていながら、人生を楽しみ、人生に貪欲な生き方ですね。私も、かくありたいですね。

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ハウステンボスの復活秘話

2012-08-05 10:05:32 | 日々のこと
ハウステンボス社長の澤田秀雄氏が本日の<ガッチリマンデー>に出演して、ハウステンボスの復活劇のアピールをしていました。

今まで2度経営破綻した会社を再建した手腕を公開した内容です。その中で、イベントの充実に力を入れていると披露していました。
澤田社長がイベント企画に合格を与える3条件を聞くと、なるほどと合点のいくものばかりです。

1.感動を与えるものか
2.旬のものか
3.日本一のものか、東洋一のものか、はたまた世界一のものか

最後に追加した条件がふるっています。従来の企画と同じ場合は、<経費は2割カットで、内容は2割アップするか> 内容とは、実質的に売上げ高を意味します。<経費を2割カットして、売上げを2割アップすれば、黒字にならない会社はない>と澤田社長は豪語し、実際に同社を黒字にして再建しました。

テーマパークには、驚き、非日常性、感動、新鮮さ、豪華さなどが必要です。それを入場の度に毎回お客さんに感じさせないと、お客さんはもう一度来たいとは思いません。いかにリピーターを増やすかが、経営の根幹となります。

最後に宣伝がありました。ご本家のゴッホ美術館が改修されるため作品をハウステンボスが借り受けて、<幻のゴッホ展>を2012年7月29日から10月28日まで開催させるというのです。<全52作品中、日本初公開なんと36作品>とのキャッチフレーズまでついています。

当然のことながら、上の3条件に合致したすばらしい企画です。世界中のゴッホ・ファンが訪れたいと思う企画です。私も是非見に行きたいと思わせるインパクトがありました。テレビ番組を自社の宣伝に利用して、嫌みのない企画にするのも澤田社長の手腕を感じさせます。
 
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伊藤塾の塾長 伊藤真氏の<記憶する技術>

2012-08-03 17:48:54 | 日々のこと
司法試験の受験指導をする伊藤塾の塾長 伊藤真氏の著書<記憶する技術>を読みました。記憶するノウハウが凝縮しています。

この本の後半の第5章<記憶力が人生を変える>の冒頭に、興味深い指摘があります。

ー 人は、過去のさまざまな記憶の集積物として生きている。そこから何を学び取るかでその人の現在および未来は決定されるといっていい。
過去の記憶からマイナスの要素しかアウトプットできない人は、いまもマイナスの生き方をしているだろう。反対に過去の嫌な記憶をプラスに変換して、学びに変えれば、前向きにプラスに生きられる。
過去に起きたことは変えられないが、過去の意味は変えられる。
マイナスの記憶はプラスに変え、自分に意味のない記憶はデリート(消去)することで、人はどんな過去があっても、プラスに生きられるのだと私は思っている。 ー

得てして、人生とは失敗の連続です。過去を引きずって、心の傷にしやすいです。しかし、敢然して、過去の失敗を教訓とするプラス思考が必要です。ですから、過去の意味を変える必要があるのですね。

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