岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

国別コロナワクチン接種率に見るリーダーの有能度

2021-04-22 19:02:47 | 感動した書籍
新型コロナウイルスの感染を抑える対策は、ワクチン接種しかありません。国民の60〜70%以上が接種して、自然免疫を獲得するのが、最強の対策です。

ある医師が嘆いていました。「日本はワクチン後進国だ!」情けない数字をご覧になってください。
各国別に「必要回数のワクチン接種を完了した割合です」

2021.4.22現在で検索した数字です。

日本         0.6%
アメリカ合衆国   26.3%
中国大陸       -
イギリス      15.6%
ドイツ        4.3%
フランス       7.0%
イタリア       7.7%
カナダ        2.5%
スペイン       7.4%
イスラエル      55.1%
チリ         29.4%


感染の終息傾向が明らかになっていると報道されている国は、イスラエルとイギリスで、次にアメリカ合衆国が続いています。この3国のリーダーは明らかに有能です。ワクチンは中国製ではありません。ファイザー製をはじめ、抗体ができる率は90%を超えています。

チリは例外で、接種率は高いのですが、いかんせんワクチンが中国製です。中国製ワクチンの効果が低く、抗体ができる率は50%程度です。感染は治まる気配がないそうです。

先進国の中で、一桁違う低レベルの接種率なのが、日本です。
日本政府やリーダー達は、先見性を持って真剣にしっかり働いてほしいと切に願います。

自国製のワクチンもなく、他国製造のワクチンとの契約が遅れ調達がスムーズでなく、おまけにワクチンの国内での承認審査にも時間が掛かり、どうなっているのでしょうか?

このままでは、第4波の流行を押さえるのは、至難です。
営業自粛や休業要請では、特定の業種のみが犠牲になり、倒産が増えます。

東京オリンピック開催もどうなるか、先行きが不透明です。

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年老いた親の面倒をみる「家族力」の低下

2021-04-09 19:54:15 | 感動した書籍
毎週楽しみにしている中国新聞のコラム 春日キスヨ氏の「夕映えあとさき}からのインスパイアです。

病院からいざ退院というとき、頼るべき家族力がなく支援者が老人施設を探すしかない、そんな切羽詰まったケースです。他人任せで施設に入所した場合、どんな事態が生じるか?ある50代の女性の話。

「コロナで弱った80代の母が退院した後、一人暮らしでは無理というので弟がサービス付き高齢者向け住宅に入所させたんです。でも、『こんな施設に捨てられて!あんなにしてやったたのに』と毎日電話が掛かってくるんです。

子供に尽くした分、母親は「息子が何とかしてくれるはず」「自宅で面倒をみてくれるかも」と期待していたのではないか。
だが、息子の妻が見てくれるとは限らない。息子は、自身に世話をする力がなければ、施設以外の選択肢は思い付かないだろう。

核家族化が進み、両親と離れて住む子供が多いです。都会では住む家も小さい。それでは、両親を引き取ることも難しいです。

恋愛結婚であれば、子供が結婚を決めた際に両親が反対したため、親と子との折り合いが悪いこともあり得ます。

共稼ぎも多く、息子も妻も仕事があれば、親の世話をやくことも難しいです。

年老いた親も面倒・世話を見る家族力が低下しているとの指摘は、最もです。
年老いた母親が、現代版「姥捨て山」に捨てられたと訴える悲痛な叫びには考えさせられる、そんな記事でした。

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