8月24日に、NHKの「ダーウィンが来た」を見ました。ニューギニアの小鳥の特集でした。種保存の本能を凝縮した姿で見て、思わず苦笑しました。
オスの小鳥が一所懸命モノマネの練習をしています。モノマネのネタの多さと旨さを鍛えています。声の大きなとモノマネの旨さとそのレパートリーの多さが自慢です。実は、これはオスの小鳥が遠方のメスに聞こえるように誘き寄せるためのアナウンスです。
一方で、オスの小鳥は枯葉で子屋を作り、その入口に集めた果実などの餌が多種類で多量であると見せつけるように配置して、メスを誘き寄せています。オスとしては、餌の多い場所を支配し、狩猟能力が高いこと示威しています。オスの餌を取る能力とは、オスを評価し選択する上で、メスから見て子育ての上では最重要の能力です。
オスのさえずりと餌が気に行ったメスは、小屋に入ります。その様子をオスは小屋奥の苔の陰に隠れて、射程距離内までメスが奥深く入り込むまで姿を隠しています。メスが引き返す事が出来なくなったら、オスは羽を拡げて大きく見せて、メスを驚かせて、一気に襲い掛かり、交尾します。
その後、画面は一気に子育ての様子に変わります。出会った小屋以外の巣で、雛をメスが甲斐甲斐しく育てています。何と、メスだけが餌を取って来て子育てしていて、オスは巣には寄り付きません。育児放棄です。
あくまで小鳥のオスとメスのドキュメンタリーです。ヒトの話ではありませんが、オスの本能とメスの本能とを凝縮した姿で描いていると、感心しました。ヒトの本能も小鳥に近いなと感じ、思わず苦笑しました。
オスの小鳥が一所懸命モノマネの練習をしています。モノマネのネタの多さと旨さを鍛えています。声の大きなとモノマネの旨さとそのレパートリーの多さが自慢です。実は、これはオスの小鳥が遠方のメスに聞こえるように誘き寄せるためのアナウンスです。
一方で、オスの小鳥は枯葉で子屋を作り、その入口に集めた果実などの餌が多種類で多量であると見せつけるように配置して、メスを誘き寄せています。オスとしては、餌の多い場所を支配し、狩猟能力が高いこと示威しています。オスの餌を取る能力とは、オスを評価し選択する上で、メスから見て子育ての上では最重要の能力です。
オスのさえずりと餌が気に行ったメスは、小屋に入ります。その様子をオスは小屋奥の苔の陰に隠れて、射程距離内までメスが奥深く入り込むまで姿を隠しています。メスが引き返す事が出来なくなったら、オスは羽を拡げて大きく見せて、メスを驚かせて、一気に襲い掛かり、交尾します。
その後、画面は一気に子育ての様子に変わります。出会った小屋以外の巣で、雛をメスが甲斐甲斐しく育てています。何と、メスだけが餌を取って来て子育てしていて、オスは巣には寄り付きません。育児放棄です。
あくまで小鳥のオスとメスのドキュメンタリーです。ヒトの話ではありませんが、オスの本能とメスの本能とを凝縮した姿で描いていると、感心しました。ヒトの本能も小鳥に近いなと感じ、思わず苦笑しました。