岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

先行き不透明な時の対処法

2022-01-26 17:49:32 | 感動した書籍
慶應義塾大学医学部精神科 元教授 大野裕先生のコラムが毎週日経新聞に掲載されています。私は楽しみに読んでいます。
今週は「できることの積み重ね」という題です。

コロナ禍での過ごし方を示唆する内容です。感染防止、事業継続のための対処法は、みんながまさに暗中模索です

大野裕先生が大学受験で浪人した時の体験を回想しています。

「私も、大学受験浪人時代はつらかったと言いながら、それを許してもらえる環境があった。精神的に支えてくれる家族もいた。誰もがそれぞれに楽しい時間、厳しい時間も体験している。

そうしたなかで、その時その時に自分ができることを辛抱強く積み重ねていけるかどうかで自分らしい生き方ができるようになる。

これから先もそうした生き方をしたいと改めて思った。」

理想を言えば、「晴れた日に、屋根を直せ」という姿勢が必要です。具体的な危機を予測して、事前に対策を準備しろという警鐘です。
雨の対策なら、、屋根の修理もできます。

しかし、新型コロナウイルスは無力な我々には雨ではなく、台風や竜巻でもありえるし、はたまた爆弾やもしれません。
結局のところは、今できることを考えて、地道に積み重ねて、オミクロン株の暴風に対処しましょう。

オミクロン株蔓延のピークも、恐らく来月2月の中旬には来るでしょうから。

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危機に際し経営者が求められる姿勢

2022-01-20 19:52:03 | 感動した書籍
2022年1月17日付け日経ビジネス誌に掲載された、ビイジョナリー・カンパニーで著明ジム・コリン氏のインタビュー記事です。

コロナ禍という経営危機に際し、経営者に必要なには建設的パラノイア(極度の心配性)の実践です。事業環境が突然、劇的に変化し得ることを想定し「こんなことが起きたら?」、「あんなことが起きたら?」と問い続ける姿勢が必要です。

あらゆる企業に衰退のリスクがあり、実際多くの企業がいずれも衰退します。偉大な社会を築く起業家は、良い時期も悪い時期もとことん警戒を怠りません。

永続する組織をつくる最初のステップは「死なないこと」です。常に十分な資金的バッファーを持つことが重要です。リスクを抑え、経営の規律を高めることで、破壊的変化が起きたときに強く柔軟な状態で対処できます。

危機の歴史をひもとくと、危機の前から規律ある経営で強靱であった企業と、規律に欠け、脆弱だった企業との差が大きく広がることがわかります。

適度な心配性に基づき、準備を怠らずに経営するのが肝心ですね。特に、資金繰りが必須ですね。

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