岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

下手なゴルフの矯正方法を探して

2012-09-25 12:15:47 | 日々のこと
ゴルフのスコアーが悪くて、自らのプライドが傷つき、仲間からはからかわれ、がっくり肩を落として自宅に帰ると、どっと疲れが出ます。下手なゴルフを上手くなろうと、本を読んでも、体に染みこむこともなく、低調なゴルフが続いていました。

そんな時、以前買っていた本を思い出して、読んでみました。中村寅吉プロの書いた<気のゴルフ>です。ゴルフの本なのに、写真やイラストが一切掲載されていない随筆です。その中よりの抜粋です。

・自動車事故では運転不能になることもあるけれど、ゴルフの事故ではプレー不能になることはない。何かしらの解決策はある。
<今日のお前サンは好調なプレーをつづけているけれど、このケースではどうするかね>
ゴルフの神さまがそう言って試すわけよ。
<ここを乗り切ればホンモノだぞ>
とね。
ショットを試されているんじゃない。気持ちを試されている。トラブルに巻き込まれた時ほど気持ちのリズムが乱れやすい。乱れるのはその日のテーマを見失っちまうからなんだ。

・ゴルフの危機管理はショットがやるんじゃない。何回も言うけど、気持ちである。ゴルフの最大の障害物はバンカーでも池でもラフでもない。プレーヤー本人の気持ちなんだ。


ゴルフスイングは、たかが2秒間の運動です。その間の微妙な筋肉の変化や心の変化によって、スイングが乱れます。ゴルフをすると、本当にトラブルの連続です。そのたびに、頭に血が上って、スイングが乱れて、悪循環の陥るばかりです。何やら平常心を保つためのヒントが掴めた気になりました。

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小説 上杉鷹山を政治家は読むべき

2012-09-17 14:12:33 | 日々のこと
珍しく小説を読みました。竜門冬二氏の小説 上杉鷹山です。

上杉鷹山とは、出羽米沢藩に婿養子に入り、破滅的な藩の財政を立て直し、殖産産業の育成に尽力した経世家として著明です。江戸時代で、それも東北地方の小大名で、武功もありません。華々しい活躍に欠け、歴史に埋没しまねない存在です。私も詳しく知りませんでした。

しかし、J.F.ケネディー大統領が上杉鷹山を尊敬していたと知り、驚きでした。尊敬していた理由が、<心身障害者の妻を限りなくいたわり、その愛情を藩政全般に敷衍していたことを、知ったため>と記してします。

当時の米沢藩は、今の日本と似ていて、財政赤字に苦しみ、商人からの借金も難しくなっていました。通例であれば、増税を手段とし年貢米を増し、一段と農民を苦しまることになります。しかし、彼は生真面目に節約に努め、年貢米を上げることなく、開墾して米の収穫量を上げ、殖産産業を育成し米作以外の産物を奨励し、農民の収入増加を図ります。

改革派の担い手には、能力はありながら左遷されている若いアウトローを抜擢し、改革案を作らせます。一方で、当時としては極めて民主的な方法で、改革の抵抗勢力を政治的に追い詰め、改革派に藩の実権を握らせて、藩政改革を実施していきます。

政治に改革はつきもので、危機的な事態であるほど、問題点を絞った改革案が必要です。どんな改革にも抵抗勢力がいるのは、世の常です。その勢力を駆逐するのは、トップの高い志と実現可能性のある具体的な改革案です。

自民党も民主党も新しいリーダーを選ぶ時期です。どの方にも、日本を取り巻く事態への危機感が不足し、具体的な改革案がないのは、全く残念です。日本のリーダーに政治的な魅力がないのは、何故でしょうか。

マニフェストに書いていないのに消費税を上げて、さらに予算の節約は全くしていません。政治家のみなさんは、この小説 上杉鷹山を読んで、政治家の心意気を学んでほしいと、痛切に思います。

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感じ方の視点の違い

2012-09-07 16:21:27 | 日々のこと
ジョン・C・マクスウェルの本を読んできたら、面白い詩が掲載されていました。物事の感じ方は、視点によって変わる例が列記されています。

人が時間をかけるのは、要領が悪いから。
自分が時間をかけるのは、丹念にやっているから。

人がやらないのは、怠慢だから。
自分がやらないのは、忙しいから。

言われないことを人がやるのは、出しゃばりだから。
言われないことを自分がやるのは、積極的だから。

人がルールを守らないのは、恥知らずだから。
自分がルールを守らないのは、個性的だから。

人が上司に受けがいいのは、おべっか使いだから。
自分が上司に受けがいいのは、協力的だから。

人が出世したのは、運がよかったから。
自分が出世したのは、頑張ったから。

同じ事象でも、自分の感じ方は自己中心的な発想に基づきます。<要領が悪いとか、怠慢だから>などと他人に言ってはいけません。呉々も他人の批判は控えるのが、賢明ですね。

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