秋元康の仕事学

秋元康氏は、放送作家、作詞家、AKB47の総合プロデューサーとして活躍しています。流行を作る企画力を惜しげもなく公開しているのが、＜秋元康の仕事学＞です。好評だったNHKの番組の内容を本にまとめたものです。

・＜次ぎにヒットするものは何ですか？＞と訊かれたら、僕は迷わず＜まだ見たことのないもの＞と答えます。

・人の興味を持ってもらうには、どこまでも意外性が持続するのが肝心です。つまり、予定調和を壊すことです。

・予定調和を壊すことは、新しいことに挑戦するということなのです。

・新しいことをやろうとするときは、必ず反対意見が出るものです。多少嫌われてしまうのは、しょうがないんですね。つまり、嫌われる勇気を持たないと、優れた企画は生まれないんです。

・＜成功は、98％の運と1％の汗と1％の才能だ＞と思います。だから、自分は運が強いと思い込むことです。

・＜絶対に夢は叶う＞と根拠もなく思い続けることです。

・くじに当たらなくても、＜よかった！運、使わないで＞と思う。で、当たったら当たったで、＜いや！おれやっぱり強いな！＞と思う。何でもかんでも運がいいと思う。そうすると、多少のことはへこたれないですよ。

＜超楽観主義で、超積極的思考で、生きていけ＞という強力な声援をみんなに、そして私に送っているような気がします。