儲かっていない会社

優れた人の人格に触れると、思わず目が覚めてしまう感覚があります。自ら反省を促し謙虚に見据え、本来の目指す方向を教えてくれる方こと、私から見て尊敬に値する人物です。私の尊敬する経営者、日本電産社長の永守重信氏が雑誌＜致知＞の10月号で語っています。

＜儲かっていない会社には、いくつか共通点はあるのです。一つは社員の士気が落ちています。・・・それから、会社の士気が落ちていると当然工場は汚いですよ。事務所も汚い。電話の対応はいいかげん。マナーがなっていない。つまり6Ｓができていないのです。整理、整頓、清潔、清掃、作法、躾けの六つのＳのことを我々は6Ｓと呼んでいるのです。

例えば、ダメな会社に限って便所掃除の人を雇っています。私は全員辞めさせて他の仕事に回すのです。社員がやらないとダメです。掃除の人がやってくれると思うから汚す訳です。自分たちが掃除をすれば気をつけて使うでのす。私も自分で使った便所は全部自分で掃除していますし、新入社員に一年間便所掃除をさせます。・・・＞

儲かる会社になるために、この6Ｓを実践していく厳しさが必要ですね。