8月、夏休み。忙しくばたばたとしながら診療中。
いつものように患者さんが診療チェアーへ横になって、私が診療を開始しようとした瞬間。
17歳の男子高校生が前触れもなく、笑顔で、発声した言葉を聞き、私の手が止まりました。
「先生、誕生日おめでとう!」
「なんで、私の誕生日をしっているん?開業以来、患者さんから誕生日当日におめでとうて言われたのが、初めてだよ。」と私はびっくり。
「だって、先生の誕生日と俺の誕生日が一緒なんだもん。今日が先生の誕生日だって覚えていたんだ。」
私はカルテを見て、彼の誕生日を確認したら、確かに私の誕生日と同じ。
「そうか、そうだったんだ。君も誕生日おめでとう。今日、17歳だね」
「有り難う」と彼は笑顔。
「17歳になって、何か抱負があるかい?」
「んー。そうだね。しっかり勉強して、卒業することだね。」と茶髪の彼がはっきりと強い口調で。
「堅実だね。」
急がしさの最中で、心が和んだ一時でした。
いつものように患者さんが診療チェアーへ横になって、私が診療を開始しようとした瞬間。
17歳の男子高校生が前触れもなく、笑顔で、発声した言葉を聞き、私の手が止まりました。
「先生、誕生日おめでとう!」
「なんで、私の誕生日をしっているん?開業以来、患者さんから誕生日当日におめでとうて言われたのが、初めてだよ。」と私はびっくり。
「だって、先生の誕生日と俺の誕生日が一緒なんだもん。今日が先生の誕生日だって覚えていたんだ。」
私はカルテを見て、彼の誕生日を確認したら、確かに私の誕生日と同じ。
「そうか、そうだったんだ。君も誕生日おめでとう。今日、17歳だね」
「有り難う」と彼は笑顔。
「17歳になって、何か抱負があるかい?」
「んー。そうだね。しっかり勉強して、卒業することだね。」と茶髪の彼がはっきりと強い口調で。
「堅実だね。」
急がしさの最中で、心が和んだ一時でした。