岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

ロハスではなく、Lohasなのだ

2013-10-27 10:11:26 | 日々のこと
日本語は日本人にも難解です。聞いたことないカタカナ語を使うのが、突如流行します。専門用語であれば、辞書で調べたりできますし、理解可能です。巷では理解不能な新語が氾濫していますし、怪しいカタカナ語が目立ちます。

流行に敏感と思われる、少し気取った有名人が、<ロハス>を連発してしても、私は何のことか分かりませんでした。あるホテルの創業者の記事を読んで、<ロハス>の由来を知りました。<ロハス>とは、Lifestyle of Health and Sustainabiliy の省略形で、これをLohasと呼んでいるらしいのです。

私なりに翻訳すれば、健康で持続可能な生活様式となります。何と英語は分かりやすいですね。わざわざ気取って言うこともないのにね。自然豊かな日本の田舎の食生活や住生活などをすることとほぼ同義語に感じます。人工的に人為的に意図的に理想的になど、どう表現するのが適切か不明ですが、この生活様式を都会で作り出そうとしているのが、Lohasのようです。

旬の野菜、有機野菜、新鮮な野菜。鶏なら、地鶏ですかね。牛なら、脂肪の少ないお肉。エネルギーなら、枯渇しそうな炭素エネルギーではなく、太陽光エネルギーや水素エネルギーなどの循環型エネルギー。

このように、いろんなこだわりを持って、生活を送ることを、目指しているのでしょうか。それ以外にも、住生活、衣服、医療環境などの今後の有るべき姿を考える視点になりそうです。私の発想へも示唆を与える考える方です。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 美容ブログ 歯列矯正へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<オレたちバブル入行組>を読んで

2013-10-23 16:35:14 | 日々のこと
ドラマ<半沢直樹>についてマスコミの評判を聞いても、テレビドラマを見る気もないので、原作を読みました。劇画タッチの主人公、推理小説的なストーリー、逆転に継ぐ逆転。理不尽な上司を逆襲する痛快さ。確かに面白い小説でした。展開の楽しさばかりが先行します。喧嘩腰ばかりで苦悩しない主人公とは、やはり非現実的な設定です。

銀行の内部を暴露的に描いているのは、新鮮です。銀行の企業文化を説明している記述も、納得できます。

・手柄は自分のもの、ミスは部下のもの
・担保がなければ見殺しにするのが銀行

・晴天に傘を差しだし、雨天に取り上げる。融資の要諦は回収にあり。カネは裕福な者に貸し、貧乏なものに貸さないのが鉄則。
これこそが銀行の融資の根幹だ。

・銀行という組織は、全てがバッテン主義だ。業績を上げた手柄は次ぎの転勤で消えるが、バッテンは永遠に消えない。

そんな銀行組織に中で、上司に楯を突く半沢の台詞が愉快です。
<やられたらやり返す。泣き寝入りはしない。十倍返しだ。そして ー 潰す>

まさにサラリーマンとしてはあり得ない主人公です。日本のサラリーマンは、もう少し温和しい社畜だと思いますが。夢の中でしか存在しないサラリーマン半沢直樹だからこそ、庶民から人気が出るのだと、感じました。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 美容ブログ 歯列矯正へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名門企業の林原倒産劇を描いた<破綻>

2013-10-19 10:19:25 | 日々のこと
岡山の林原と言えば、インターフェロンの量産化したり、人工甘味料として有名なトレハロースを開発した有名企業でした。突然再建劇で新聞を賑わした時は、私も驚いたものです。林原で財務担当であった林原靖氏が、一連の倒産劇を書いたのが<破綻>です。林原靖氏は社長の弟で、同族経営の一翼を担っていました。

読んだ後の率直な感想として、商品は一流だったけど、財務や経営は中小企業のままだったということです。林原靖氏個人としては、連帯保証していたので、ほとんど無一文になったようです。銀行への、恨み、辛み、憤りを書いています。

林原の粉飾決算では、売上げを過大計上し、借入金額を不正申告していて、呆れました。それを見抜かずに、長年高額な融資をしていた銀行が地元銀行と大手銀行がいました。この2銀行が粉飾決算に気がついた途端に自行の債権保全に必死になり、林原は倒産に追い込まれた訳です。

銀行とは、取引先を<正常先>、<要注意先>、<要管理先>、<破綻懸念先>に分類します。<正常先>から業績が悪化すると、銀行の態度は豹変します。債権回収、債権保全に躍起になります。銀行が債権保全する過程や法的処理をする弁護士の冷酷な実態を、被害者という言葉は不適切かもしれませんが、林原靖氏は被害者の立場で克明に描いています。

読んだ後に不思議に思ったのは、粉飾決算を認めていたと思われる顧問税理士が本の中には出てきません。経営が苦しいのに、会社が美術品へ多額の投資したり、名経営者として何度もマスコミに登場した社長。会社の対応のちぐはぐさは、拭えません。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 美容ブログ 歯列矯正へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

携帯電話を紛失した体験

2013-10-16 12:57:09 | 日々のこと
学会の移動中、名古屋駅で途中下車して食事し、中央線のしなの号に乗った時です。上着の内ポケットにあるはずの携帯電話がありません。青ざめましたが、電車の中です。ショックでしたが、手の打ちようもないので、一寝入りです。

松本のホテルに到着して、公衆電話から自分の電話に掛けてみると、マナーモードです。アンラッキーと諦めました。食事したお店にも、乗ったタクシーにも私の携帯電話の忘れ物はありません。

松本市で急遽携帯電話の販売店に行き、新規の携帯電話を求め、落とした電話での通話を止め、要した時間は2時間。虚しい疲労感を感じていたところです。自宅から電話があり、docomoより連絡を受け、紛失した電話を警察が保管しているとの内容です。喜んで、docomoの電話サービスに電話して、製造番号、受理番号などを聞き、早速名古屋の警察署に連絡しました。

松本よりの帰路、警察署会計課で3日ぶりに携帯電話に再会です。記録している電話番号も、元のままです。一安心でした。

そこで聞いたところでは、名古屋駅の交番の前で私は携帯電話を落とし、拾った方が直ぐに交番に届けてくれ、名前も言わず去ったようです。警察が携帯電話の製造番号をdocomoに問い合わせて、docomoから自宅に連絡があったという顛末です。

親切な人の拾ってもらい、警察官が真面目に仕事し、docomoが手早く手配してくれて、私は感謝感激です。日本人の品格の高さに触れた、貴重な体験でした。

友人から教えてもらったのは、携帯電話の内容をiClowdで保存できるサービスがあるということです。最新の携帯電話を無料で仕入れ、最新のサービスを知り有効活用できるようになりました。

携帯電話を紛失しましたが、何やら得た物の方が沢山あったような気分です。

 広島ブログ
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 岩国情報へ
にほんブログ村 美容ブログ 歯列矯正へ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする