岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

良い第一印象が説得力のあるプレゼンテーションの前提

2020-01-29 16:27:41 | 感動した書籍
ボーク重子氏の「世界最高の子育て」を読書中です。この本のテーマは、子供の非認知能力を鍛えるということですが、この中でプレゼンの説明は大人にも応用できる内容です。

UCLAの研究結果では、第一印象は最初の7秒で決まり、その後のコミュニケーションは第一印象を確かめることにあります。第一印象は言葉を発する以前のコミュニケーションであり、良い第一印象は、その後のコミュニケーションをスムーズに運びます。

つまり、第一印象がいい方がコミュニケーション能力も上がるということです。

さらに、「日本人は親切、礼儀正しい、丁寧、勤勉、正直」という非常に良いイメージが世界中で持たれているので、、世界が相手のコミュニケーション時に、私たち日本人というだけで大きなアドバンテージを持っています。

このアドバンテージを生かしつつ、相手の目を見る、良し姿勢、強い握手、真剣に相手の話を聞く態度、相槌など、ポジティブはボディーランゲージを習慣にすると、なお一層第一印象がアップするのでしょう。

言葉で伝わるコミュニケーションは、たったの7%という調査結果もあります。それ以外の93%のコミュニケーションは、笑顔、ボディーランゲージや服装、声の強弱や調子、マナーなどであるとされています。

好感度、良いイメージ、良い第一印象を重視してプレゼンしなければ、折角良い内容の説明やアピールをしても、全く無駄ということです。

アップル社創業者のスティーブ・ジョブズ氏による新商品のプレゼンを思い出しました。説得力があったなー。

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組織のトップの意識とは「どんなふうに成功を測るのか?」

2020-01-24 12:19:38 | 感動した書籍
米マイクロソフト社副社長平野拓也氏のインタビュー記事が2020年1月6日付け日経ビジネス誌に掲載されていました。組織を見る視点が厳しく、たたき上げで幹部になった人材の片鱗を感じます。

所属する組織での価値観や人材の評価観点を知るための質問で、「How do you mesure success?」「「どんなふうに成功を測るのか?」です。ただ単に売り上げだけで評価されるのではないとの気持ちがあるからの質問です。

本人の出した結論は、「(優れた)戦略を練る」ことでした。それは、ライバルに潰される前に、従業員の居心地のいい場所を一つひとつ壊していく仕事であると、いうことです。

変化に気付く。この変化が自分にとってどういう意味があるのかを認識、自分が変わり、組織が変わる。過去の意識のディストラックション(破壊)しないと、変化できません。

「過去に取り組んだことを見つめ直し、新しいことをしなければならない」という危機感に支えられています。

日本文化、政治、経済に対する痛烈な批判が的を得て射る気がします。

日本は居心地がいい。日本は社会のサービスレベルが高いし、食べ物もおいしい。苦労はたくさんあるけれど、身に迫って感じるのは比較的すくないでしょう。大変なことがあっても、「仕方がない」という諦めがどこかにあって、結局同じことを続けてしまう。

他の国では、大変だとか理不尽だと思うことは続けません。「別のやり方を探そう」となります。

日本は物事に進め方のスピードが遅い。人口減や労働人口の減少という崖が目の前に来ているのに、みんなで列をなして行進しているように見えると指摘しています。

まるで、無能なリーダーに従い、従順な部下が行進して、集団自殺しているのに全く気がついていないと、指摘しているように私は感じます。

組織のトップを筆頭に組織の一人ひとりが成功を目指して働くかの意識が、日本が低いということでしょう。

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シンクロ 井村雅代コーチの檄

2020-01-18 09:41:55 | 感動した書籍
指導力に定評のある井村雅代コーチの書籍「結果を出す力」には、「心のスイッチ」入れる言葉が満載です。厳しい勝負の世界に長年いる方なので、勝負での極限状態で実力の発揮する術を指導しています。

「練習で100回やって99回できても、できなかった1回が出るのが本番」での指摘は、私も共感できます。

オリンピックには魔物なんていません。勝つべき人が勝っています。オリンピックに限らず、本番で結果を出せない人は、奇跡を願っているのです。

練習で100回のうち99回できていても、できなかった1回が本番で出てしまう。それが勝負の世界です。

やることをやらないで、奇跡を望むから緊張するし、練習通りできないのです。

本番では、その場に立つまでにどれだけのことをしてきたかが、自分を支えてくれるのです。それまでに自分はどれだけの時間をかけ、どれだけの知恵を絞り、どれだけの自分の心を注いできたか。それをすることなく、勝利を望んでもそれは無理です。

「練習は試合のように、試合は練習のように」と私はいつも言っています。本番までにやるべきことをやりきった人は、別に緊張することはありませんし、怖いものは何もありません。それが勝負の世界で結果をだすための、唯一の方法です。

今年の東京オリンピックに参加出場する日本選手に贈る言葉です。

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