岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

今こそ、頑張れカープ

2012-05-27 10:18:26 | 日々のこと
昨日も広島カープは負けました。これで、5連敗で、借金が10。悲惨な状態になってきました。

中国新聞での記事では、監督の采配ミスを指摘したり、先発投手の嘆きを大きく扱っていました。チームワークの力で、闘争心を盛り立てる雰囲気が欠けている様子を感じます。悪く言えば、負けた原因を他者に押しつけてしまう、まるで内紛に近い状態のようです。

個人的にも、カープの試合を見るとストレスが貯まりそうで、避けています。弱小のDeNAですが、監督の性格が明るくて、下から追い上げて来ています。

しかし、今こそ頑張れカープです。弱い時こそ、苦しい時こそ、ファンの熱き応援を送り、チームの奮起を促す必要があります。

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信頼できる医師とは

2012-05-18 16:58:14 | 日々のこと
関西医科大学の西垣悦代教授のご専門は心理学です。西垣教授が、月刊保団連5月号で<医師に対する信頼とは>という論文を掲載しています。治療継続中の慢性疾患患者から聞き出した調査から、分析した内容です。

患者の医師に対する信頼は、次の3つの要因に分類されています。
①医師の医学的能力
②医師の態度・言動
③医師患者の感情・コミュニケーション

①に関して。患者は医療者の臨床能力を客観的に判断する術を持っていない。そこで、医師の評判・伝聞、医師の個人的・社会的特性(いわゆるブランド)、適切な処置や治療が行われているように患者自身が感じるか、といったことが医師の医学的な能力を見極める手がかりにしている。

②に関して。医師が患者に最善を尽くす意図をもってやっているかどうかは、診療態度や接遇、丁寧な説明、患者の利益の優先、配慮や共感、意思疎通性、感情の受容などを通じて、患者は判断している。

③について。表面に出ている言動から、背後にその医師が患者を一人の人間として尊重し、真摯に向かい合おうとする姿勢があるか読み取ろうとしている。医師は、患者の最善のために尽くすという<よき意図>を持っているだけでなく、それが患者によく伝わるような十分なコミュニケーション能力を持つことが重要であろう。

この要因のうち、どれを重視するかは、患者によって違うとも、述べています。

医師が患者さんからの信頼を得るためのヒントが満載です。

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天野篤教授の<一途に一心に>

2012-05-15 12:31:38 | 日々のこと
順天堂大学医学部心臓血管外科の天野篤教授を、2012年5月15日のNHKのプロフェッショナルで特集していました。今上天皇の冠動脈バイパス手術を担当したことで、著明な医師です。当然のことながら、名医と評判の方です。

自分自身が担当した手術で、実父を亡くすという痛ましい事件を経験したことが、修行時代にあったと知り、驚愕でした。この原体験が、天野先生の超人的な頑張りの源です。

手術の失敗は、即死亡になるという、過酷な試練の連続です。その手術を年間で500回行い、平日は全て大学病院に泊まり込む日々。尋常な体力、気力の持ち主ではありません。天野先生の発する一言一言が、手術に対する妥協を許さない厳しい姿勢を伺せます。

・一途に一心に。愚直に、真面目に、コツコツと手術をする。

・もれがあると、手術は負けだ。

・手術がうまくいく必然性を作らないといけない。

・患者さんの生きる喜びを目指す。

・手術で、妥協をすることはできない。

天野先生の迫力に圧倒され続けた番組でした。先生の手術への取り組み姿勢に感動しました。手術場という戦場で、自らの英知と腕を頼りに必死に闘う心臓外科医を見た感じです。亡き実父の御霊を弔うために。

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夢を持つと、長生きする

2012-05-14 14:49:21 | 日々のこと
武蔵野学院大学の澤口俊之教授の専門は認知脳科学です。澤口教授が、2012.5.24付けの雑誌<女性セブン>での連載コラム<脳学堂>で、面白いコメントを述べていました。

・<未来記憶>とは、将来の目的や計画、状態に関する記憶です。例えば、子供が<未来記憶>を持ち始めると、夢を持ち始め、<将来に成りたい職業>をしっかり考えたりします。日常生活では、食事のメニューを考えて、材料を買い、調理の段取りを付けるには、目的や計画、つまり未来記憶が不可欠になります。

・子供が<子供>といえるのは、将来に向けて成長する過程にあるからです。・・・子供たちがそれぞれに<職業>を夢見ることは、<家族を形成する>ことという本質的な夢につながるものとして、とても大切なことです。

・成長期の真ん中にある小学生やそれに続く思春期の若者が夢を持つこと。そして、それに向かって努力することは、大人になる上でとても大事なことです。

・<成長したい>という意欲を持ちさえすれば、中年以降も、場合によっては70~90歳になってからでさえ、夢を持つことはできるのです。

・(夢を叶える方法も紹介されています)夢が叶った時の喜びを強くイメージしてください。これは、やる気につながり、努力に結びつきます。

・自分の夢を何かに書き留めておくといいでしょう。夢を失いかけたり、忘れた時に役立ちます。

・中高齢で夢を持つと平均余命が7年も長くなることがわかっていますから、是非夢を持つようにしましょう。

私にとって、記憶という概念の外に<未来記憶>という概念があり、<未来記憶>=夢と考えることは、とっても新鮮でした。夢は、人生の羅針盤で目的地を示します。夢を持つことで、夢を達成するための計画を練り、実行しようと思います。一生、夢を持ち、達成するための努力を続けなくていけません。さらに、夢を持つと長生きでするので、一石二鳥です。

夢を持ち、努力し、実現する。さらに、別の新しい夢を持って、努力して、実現する。この良い循環を維持すれば、人生が豊かになるのでしょう。残念ながら、<未来記憶>は、とかく忘れがちになります。しつこさ、執念深さ、ハングリー精神といったものが不可欠のような気がします。

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今年の香川選手が苦闘していたとは?

2012-05-11 16:49:53 | 日々のこと
本日の日経新聞に、ドルトムントの香川真司選手のインタビュー記事が出ていました。ドイツリーグで大活躍し、チームの優勝に大きく貢献しました。私も、彼の得点シーンを何度もニュースで見ました。去年には怪我はしましたが、2年連続での大活躍です。海外チームに所属している日本人選手の中で、もっとも活躍しているのが、香川選手です。

しかし、インタビューの中では、香川選手が今年は苦闘していたと告白していたのは、意外でした。攻撃の要のチームメートが移籍したり、故障したりして、プレーの連携がうまくできなく、香川選手が思うように得点できなかった前半を語っています。

・<チームとしても個人としてもうまくいかず、モチベーションを高く保つのが難しい時期があった。>

・<必ずうまくいく時が来ると信じていた。>

・<チームとは生き物だ> 状態は日々変わる。時間が経過すれば、歯車が円滑に回るようになる。問題は、そこまで各自が不満を爆発させず、我慢できるかどうかだろう。・・・

<苦闘を経て、いわばチームをつくり直しての栄光ゆえ、味わいがある。>と、記事は結論づけています。

世間的にも香川選手の評価は高く、イングランドのプレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドが獲得を希望しているとの憶測記事も見受けます。今後の移籍の動向が注目されています。

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