岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

熱帯夜性睡眠障害症になったよ?!

2015-07-30 14:24:51 | 感動した書籍
熱帯夜性睡眠障害症という疾患名とは、私が命名した疾患名です。医学的に存在しない疾患名です。

熱帯夜とは、夜間(夕方から翌朝まで)の最低気温が摂氏25°以上のことです。私の寝ている部屋の夜間の温度は、連日で30°以上です。私は、熱帯夜性睡眠障害症になってしまいました。

夜間寝付けない日が続き、体調不良です。扇風機の設定した時間が終えた途端、暑さのせいで、何度も目が覚めます。寝れない苦しさ、汗をかいてべたつく皮膚。まるで、熱病にでも罹った感覚です。

翌日の体調も不良で、気分もすぐれず、集中力に欠け、仕事の能率も悪くなってしまいます。

冷房を入れている部屋の長時間居ると、体温調節機構が鈍るのを知っていましたので、クーラーの使用を極力控えていました。さすがに今年の熱帯夜の暑さは、耐えられません。

昔住んでいた木造の家では、深夜窓を開けると、夏でも心地よい涼しい風が通り抜けて、クーラーも必要がなくても、快適に過ごせました。

建物の設計の変化で、風が通り抜けること難しくなっていますし、木造でない家では昼間の熱を夜間まで蓄積しやすいようです。

実感として、確実に地球環境は狂ってきています。日中室内にいても、熱中症になるとは、異常です。

熱帯夜性睡眠障害症からわが身を守るために、クーラーを利用しましょう。但し、体温調節機構が鈍るのを防ぐために、クーラーの設定温度は、29°です。

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やる気にさせる訓話:ペップトークとは

2015-07-13 16:00:00 | 感動した書籍
岩崎由純氏の<ペップトーク>を読みました。

<ペップトーク>とは、スポーツの現場において監督や指導者が競技前に選手を励まそうとして行う<短い激励メッセージ>です。

例が出ています。ピアノの発表会前の先生が語る、教え子へのペップトークです。

あなた手が震えているのね!
でも、大丈夫。先生もそうなったことがあるのよ。
それはね、あなたが本気の証拠なの。
今日まで一所懸命に練習してきた最高の演奏ができる証拠なの。
本気になれば、何でもできるっていつも言っているよね。
さあ、ボチボチ出番よ!
あなた自身の本気を信じて。
さあ、行ってらっしゃい。

この構成は計算尽くされています。

序章:   今置かれている状況の説明
事例:   例え話(結論へ導く事例)
予告・暗示:実現するポジティブなイメージ(キーワードの埋め込み)
教訓:   例え話から得られた、自分の現在置かれている環境への対応策
行動指針: 上記教訓に基づく実行プラン
先導:   現在の状況を容認した上で、勇気を与え全員を導く決意を促す
送り出し: キーワードを行動につねげるための決めぜりふの<送り出し言葉>

出番直前に、成功するための要領やコツを教えるということです。

分かり易く系統立てて書いてある本でした。大いに参考になります。

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うつ状態からの脱出法

2015-07-11 15:12:37 | 感動した書籍
筑波大学の宗像恒次教授の<見通しが立たない状況下で生き残る法>は、ストレスに満ちた社会でありがちな絶望的な状況から脱出するヒントに満ちています。

自己の遺伝子を残す行為(食事、セックス、愛される、自分を愛する、人を愛する)をすると、快感物質ドーパミンによって幸福感を得られるように生物学的に設計されています。

他者からドーパミンを得る資源(評価、賞賛、報酬など)によって報酬を追求する生き方は、偽りの自己(社会的自己)です。会社や組織において愛されたいと思うと、他者の評価や評判を気にして、自分を殺してそれに合わせようとします。無理やりそうするからストレスが発生し、溜まりやすいことになります。

自己からドーパミンを得る資源(自己満足、楽しさ、感謝、自信、愛おしさ、使命感など)によって報酬を追求する生き方は、本当の自己(本来的な自己)です。

プレッシャーというストレスとの戦いは、自己変革の試練という側面があり、自分を苦しめている偽りの自己(社会的自己)を本当の自己である(本来的な自己)へと成長させる大きな力として作用する好機です。

愛されたいという他者報酬追求型中心の生き方から、自分を愛し人を愛する自己報酬追求型中心の生き方へ変えることで、見通しが立たない状況から脱け出すことができます。

心の欲求の階層面から見ると、人から愛されたい欲求(慈愛願望欲求)、自分を愛したい欲求(自己信頼欲求)、人を愛したい(慈愛欲求)があります。

<人に愛され、自分を愛し、人を愛する>ことで、見通しが立たない状況を脱出し、自分を取り戻すことができます。

過去に果たせなかったことがあると、それを思い出し<今度もダメだろうと>思ってストレスを感じてしまいます。過去は過去のことであって、未来のことはどうなるか何も分からないのに、その未来が過去と同じようになると考えてしまう、脳の<思いぐせ>があります。この思いぐせが、私たちに不幸を招きます。

現実を捉えて知覚しているイメージは、実は脳が作り出した心象に過ぎません。そのイメージの意味さえ変えれば、現実認知が変わり、物事をポジティブに捉えてことができます。

雨が降ってきて、<傘がないから、どうしょう>と感じるのと、<これもまた風情があって情緒的だね>と感じるというこの差を知ると、脳の作り出すネガティブなイメージとポジティブなイメージとの例になると思います。

辛い時も、笑って、これも自己変革の試練だと思えば、心が軽くなります。

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