日野原重明氏の遺言状と思って「生きていくあなたへ」を読んでしました。この本が出版される前、2017年7月18日のご逝去されています。私として、先生とはもう一生のお別れをしたと思っていました。
先日BS朝日がドキュメンタリーで日野原重明氏の最期の姿を放送していました。ベッドに横たわって、昏睡直前の状態であっても、発する言葉は論理的ですし、感動的です。
放送を聞いた内容ですので、正確ではありませんが、私の心に残っているメッセージがいくつかあります。
先生は小食でした。朝食や昼食は僅かに食べて、夕食にはお肉なだタンパク質を豊富に摂ってしました。そこで、記者が質問します。「先生、そんな小食で、日中お腹が空かないですか?」
「この食事でお腹が空くということを感じるんだったら、集中して仕事をしていないということだよ。」
年を取ることを気にすることはないと、激励した内容が奮っています。
「年を取ると、人の臓器も老化します。ですから、悲しいとか苦しいとか感じるのも減りますよ。」
将に日野原先生が死を目前に迎えているその時なのに、記者が残酷なことを質問します。「先生、死は恐いですか?」
「そりゃ、恐いです。・・・・」
「出会いがあれば、別れもあります。しかし、別れは出会いでもあります。別れは、その出会いの意味を考えて振り返る機会となるからです。ですから、別れは出会いでもあります。」
先生の発言や死を迎える場面に脚本がないはずなのに、先生の最期の姿を撮影して、強いメッセージを我々に発してします。最期の姿を映像に残そうとする先生や遺族の意志に驚きでした。
先日BS朝日がドキュメンタリーで日野原重明氏の最期の姿を放送していました。ベッドに横たわって、昏睡直前の状態であっても、発する言葉は論理的ですし、感動的です。
放送を聞いた内容ですので、正確ではありませんが、私の心に残っているメッセージがいくつかあります。
先生は小食でした。朝食や昼食は僅かに食べて、夕食にはお肉なだタンパク質を豊富に摂ってしました。そこで、記者が質問します。「先生、そんな小食で、日中お腹が空かないですか?」
「この食事でお腹が空くということを感じるんだったら、集中して仕事をしていないということだよ。」
年を取ることを気にすることはないと、激励した内容が奮っています。
「年を取ると、人の臓器も老化します。ですから、悲しいとか苦しいとか感じるのも減りますよ。」
将に日野原先生が死を目前に迎えているその時なのに、記者が残酷なことを質問します。「先生、死は恐いですか?」
「そりゃ、恐いです。・・・・」
「出会いがあれば、別れもあります。しかし、別れは出会いでもあります。別れは、その出会いの意味を考えて振り返る機会となるからです。ですから、別れは出会いでもあります。」
先生の発言や死を迎える場面に脚本がないはずなのに、先生の最期の姿を撮影して、強いメッセージを我々に発してします。最期の姿を映像に残そうとする先生や遺族の意志に驚きでした。