岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

ほめ方にも工夫が必要とは

2015-08-26 18:19:21 | 感動した書籍
篠原菊紀先生の講演会は素晴らしい内容でした。その中で、ほめ方のコメントには、感激しました。

良いほめ方と悪いほめ方があるとは、知りませんでした。

悪いほめ方とは、賢さをほめるということです。

そうすると、ほめられたいがために、次ぎの試練で間違えることを避けるようになり、確実に成功する方を選択して、自尊心を守る姿勢になるというのです。

できそうもない難しい問題には、早くあきらめる。ついには、問題を解決するモチベーションが下がり、20%成績も下がってしまう結果になるというのです。

良いほめ方とは、努力をほめることです。

そうすると、間違いから学ぶ姿勢を学習していく。失敗しても、同じ問題には二度と間違えなくなります。良い循環となり、成績も上がっていくというのです。

この間違いから学ぶ姿勢とは、社会的地位と相関性があるとも言っていました。

教育では、<叱るのではなく、ほめろ>と言われます。

しかし、ほめるにも、結果をほめるのではなく、努力という過程をほめるべきなのですね。今までの私の姿勢には、大いに反省すべき点がありました。

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藤原正彦氏と池上彰氏とに学ぶ戦後史

2015-08-21 10:13:06 | 感動した書籍
第二次大戦に日本が敗北して70年目を迎えて、記念行事に際してにマスコミや海外政府が言葉で日本を攻撃してきます。総理談話に、<侵略、植民地支配、心からのお詫び、痛切な反省>の言葉を入れるように。

藤原正彦氏の<日本人の誇り>、池上彰氏の<おとなの教養>を読みました。現代史の知識が不足している私を覚醒させてくれました。

歴史は政治的な意図をもって勝者が書くもののようです。歴史には捏造もあり、政治的な勢力が代われば、書き換えられるもののようです。

アメリカは、日本はまだ大戦の敗戦国として扱っています。一方で、日本と中国とは親しくならないようにさせています。アジアの2大国が連帯してアメリカに対抗する勢力になることを阻止する政策を、アメリカは採用しています。

アメリカは大戦の30年も前から対日戦争計画<オレンジ計画>を立て、占領時には戦争についての罪の意識を日本人に植え付ける宣伝計画<罪意識扶植計画>を立て、<国家自己崩壊システム>を日本で機能させていると、藤原正彦氏は警告しています。

韓国も反日姿勢です。戦前の日本傀儡政権の李承晩大統領が、戦中にアメリカと手を結び、戦後再度李承晩大統領になった経緯があります。日本と戦争をして勝って、独力で国ができた訳ではありません。

形式的には中国は日本に勝ちました。その時の政府は国民党政権です。共産党政権政権ではありません。また選挙で共産党政権になった訳ではりません。政治的な正当性もありません。

共産党は、日本軍の侵略に勝ち、中国人を圧政から救ったというストーリーを作り上げ、民衆に教え込んでいます。

形の上では、大戦の勝者アメリカが政治的な意図の下戦後史のストーリーを作り、韓国も中国も正当性をアピールするために反日活動して、<侵略、植民地支配、心からのお詫び、痛切な反省>の言葉を毎年日本の首相に言わせようと、圧力を掛けているようです。マスコミも、海外勢力の手先になることを、喜んで、ヒステリックに声を出しています。

こう考えると、現在においても日本はやはり敗戦国として扱われていることが歴然としています。しかしながら、<日本人の誇り>を持ち、もはや<戦後は終わった>と宣言し自覚できるためには、何が必要なのでしょうか?

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なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのかー新言霊論

2015-08-03 13:29:04 | 感動した書籍
<なぜ日本人は、最悪の事態を想定できないのかー新言霊論>とは、井沢元彦氏の著書名です。日本人の思考回路や行動原理を上手に説明しています。

言霊(ことだま)とは、<言ったことが実現する>ということです。ですので、<起きてほしくないことは言うべきでない>とにとなり、起きてほしくないことを語ることがタブーになります。

結婚式で、<切れる、離れる、別れる、割れる、去る>などという言葉を使ってはいけないとされ、受験生には<落ちる、滑る>という言葉も避けられます。このことからも、妙に私も納得できます。

東日本大震災での原発事故の20年も前から、<津波が来たら、一発で炉心溶融する>ことを指摘していた東電社員がいました。上司は安全審査で津波まで想定するのはタブー視されてると、言い逃れをしています。

原発事故が起きる可能性を言うと、日本では<無責任>などと言われます。理由は、事故が起きると言うと事故が起きるからです。結局、<この人は事故が起こることを望んでいる>と解釈されてしまいます。

事故発生を想定した準備はしてはいけないのです。準備すると、事故の可能性を自ら認めることになってしまうから、準備してはいけないのです。準備をしていない原発は、津波によって被害を受け、近隣地区を核汚染させる悲劇になる訳です。

原発安全神話を説明しながらも、日本軍不敗神話はじめ歴史上の出来事を、言霊論で説明していきます。日本では、結果がマイナスになる予測を発表できないのです。日本人の良心に反することなのです。

日本の報道機関も、言霊が邪魔をして、真実を述べられないと結論づけています。<日本人は言霊の迷信を克服しなければ、悲劇は繰り返されると>と井沢氏は警鐘を鳴らしています。

昨今の安保法制の議論に関しても、日本の最悪の事態を想定した議論が求められると、私は痛切に感じます。

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