岩国矯正歯科クリニック(山口県)院長の矯正日記

院長が、健康・矯正に関すること、日々の出来事などを綴っています。

小山薫堂氏の「50代の働き方改革」

2019-04-08 19:44:54 | 感動した書籍
映画「おくりびと」の脚本家、「くまモン」のプロデューサーとして著名な小山薫堂氏のコラムが、2019年4月1日付けの日経ビジネス誌の特別号に掲載されてました。

小山氏の仕事を受けるのは、「新しいか」「楽しいか」「誰を幸せするか」かのどれかに当てはまればいいという基準です。こうしてみると、30代後半から好奇心を持ち続けて、幸せかなと思っています。

基本的には人生という川があるとしたら、流されていけばいい。川が二手に別れるとしたら、一生懸命泳いで「誰を幸せするか」という基準でどっちかを選ぶ。「あの人をビックリさせたい、驚く顔が見たい」という思いがモチベーションになっています。

50代になって、人生の後半を豊かに過ごすにはどう生きるかを考えようと。熊野古道を歩くなどしました。その後、誰かに仕事を任せたり、俯瞰して見る余裕がでたり、自分がやっていることを誰かに継承しないといけないという気になってきました。

最近は(彼は55歳です)、自分が歴史にどんな足跡を残せるか考えます。完璧な作品でなく不完全なものでいい。後世に、あれが源流だったと言われるような「初めての物語」の種を残したい。

50歳を過ぎて日本に生きる幸せを感じ、この国の魅力を伝えたいと考えるようになりました。

80歳の自分より、今の方がいろんなことができます。

80歳の視点で今の自分を振り返ると、今からでも何でもできる勇気が出ます。

これからは上質な無駄遣いをしたい。パトロンとして、若い人の人生に投資したいと思っています。

小山氏の意見に共感します。
若い人を幸せにしようという視点で行動すれば、それが自ら仕事の継承に通じ、それが幸せな50代になるということなのでしょう。

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実演販売の極意:今だけ、ここだけ、あなただけ

2019-04-04 15:48:53 | 日々のこと
実演販売の名人が、販売の極意を分かりやすく話しているのを聞いて驚きました。通りすがりの流れ客のハートをつかむための営業のポイントがユニークです。

包丁の販売のケースです。遠巻きに見ている見込み客に、「もう少し前に来て見てください」と近くに来るように言います。

卓越した口上をしゃべりながら、良く切れるように見せるため「効果音」をたてます。まな板の上にキュウリを置き、手際よく甲高い音を立てて包丁をまな板に当てながら切ります。

「御覧のお客さんだけ限って特別に別の包丁をつけて、さらに大幅に値引きして格安に価格を提示します。」とお得感をアピールします。

つまり、距離感と効果音と限定が大切と力説しています。


テレビ・ショッピングでお馴染みの名物社長も同じようなことを書いています。

「今日御覧のみなさんに、ご案内します。この番組を御覧になっている方には、通常価格を特別に値引きします。さらに、特別にお得な付属品を付けます。さらに、あなただけにもう一点品物を付けます。この番組後、1時間以内にお電話ください。お待ちしております。」

「今だけ、ここだけ、あなただけ」です。

この瞬間だけ、この機会だけ、選別された人だけに特別に優遇して、特別にお得な価格で、貴重な品物が手に入ると、効果的にアピールするのです。

購買意欲を焚きたてる話法のヒントを教えているように思います。

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