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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

上の写真は、ペルグリーノ博士が右手で撮った「3兄弟」と称する写真です。

一番左がペルグリーノ博士、中央が中国上海気功老師の盛鶴延先生、一番右が私です。

この3人は、生まれた国は、イタリア、中国、日本とそれぞれ別々ですが、2000年以来、義兄弟の契りを結んでいます。

3人の中では、ペルグリーノ博士が長男(実際に長男)、盛先生が次男(実際に次男)、私が三男(実際は四男、末子)です。

何だかフィーリングが合うのです。

ペルグリーノ博士の来日の際は、必ず3人で会う機会を設けています。

今回は、11月27日(金)の19:00からの盛先生の気功教室の前に「面接・質問技法」ワークショップを17:00までご担当いただいたペルグリーノ博士に待ってもらって、対面可能になりました。

ペルグリーノ博士のことは、このブログでもたびたびご紹介していますので、今回は、盛先生のことを改めてご紹介します。

「改めて」と書いたのは、以前にも2度ご紹介しているからです。

2008年4月4日のブログ「盛鶴延師先生の『秘伝気功ワークショップ』」
http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080404

2009年3月30日のブログ「盛鶴延師ご指導の『「秘伝気功ワークショップ』」
http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20090330


12月25日(金)には、今年最後気功教室がヒューマン・ギルドで行われます(19:00-21:00)。

終了後は、忘年会を行います。

時間・空間を共有するだけで癒される盛先生の気功教室にお越しください。

◎ヒューマン・ギルドの気功教室のご案内は、次のところをご参照

http://hgld.co.jp/hpgen/HPB/entries/20.html

 

<お目休めコーナー> 冬の屋根




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一流の人は空気を読まない (角川oneテーマ21)
堀 紘一
角川グループパブリッシング

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

久しぶりの本の紹介です。

『一流の人は空気を読まない』(角川oneテーマ21)

著者は、ボストンコンサルティンググループの社長を務め、2000年にベンチャー起業、ドリームインキュベーターを立ち上げ、今はそこの会長である堀紘一氏。

みんな同じでありたいピア・プレッシャー(同調圧力)の強い日本人には、これからの時代を生き抜くのに大事な示唆を与えてくれる本です。

著者がもっとも言いたいことは、次のとおりです。

人と同じであるのを良しとする発想をやめること、そして、失敗を恐れず決断することの大切さである。

目の前の空気を読もうとしているだけでは、その時代から次の時代へ突き抜けていくようなものは生み出せない。時代や地域を超えて通用するものを創っていくことが一流の証明になるのだから、空気を読むことにこだわっている限りはいつまでも二流、三流の域を抜け出せないのは当然である。

「一流を目指すのならば、空気を読むな!」の項では、次のように表現を換えて説いています。

空気を読んで、周りに合わせているだけでは一流になれない。それでなれるのは“一流の空気読み”すなわち“迎合のスペシャリスト”でしかないのである。

人生で「5回の大勝負」をしてきた人だけに説得力がありました。

かなり強いお勧めです。


<お目休めコーナー> 勾当台公園(仙台)で



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

毎年、年末に行う、私のこだわり講座に「勇気づけのワークショップ」があります。

今年は、12月26日(土)、27日(日)に開催します。

参加者が多かろうと、少なかろうと、私は、ふだんとやや違ったゆったりペースで、BGMにこだわりながら、この講座を進めます。

私自身が最も好きな講座だからです。

今年は、最新著の『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)の内容もこのワークショップに織り込んで、たんたんと進めるつもりです。

このワークショップに昨年の夏に参加されたSMILEリーダー、ELM勇気づけリーダー・トレーナーの芦澤千秋さん(会員、山梨)は、

愛ならぬ勇気をささやく神楽坂の夜は更けて

と題して、ヒューマン・ギルドのニュースレターに次のように受講体験記を書いてくれています。 

時にざらざらと傷つけながら自分を磨くこともあるけれど、掘割の夜風のように心地よい風が自分を磨いてくれることもあるのだなぁ。暗さと明るさ、喜びと悲しみ。それぞれが上手に溶け合って、もう忘れ物や失くした物を取り戻す必要がない。今、ここにいる自分がいいと思う。

参加者の年齢層が高かったせいでしょうか???

「勇気づけのセミナー」の第1日目は、失われた青春や思春期をテーマにしたものでした。暗い青春時代を生きた私には、少しばかり気の重くなるテーマです。

ところが、先生が選んだBGMを柱にしてワークが始まると、すっかり夢中になっている自分がいて、こんなはずじゃないのにという思いとは裏腹に、自ら暗い過去を披瀝することに。自分の名前や思春期に大切にしていたもの、あるいは出来ることなら取り戻したいと思う青春時代の忘れ物について。自分が持っている価値基準にも触れ、参加者と共同で絵の制作等。岩井先生のブログ(http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080616)でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、なかなかの力作です。思いがけない発見と喜びが自分をどんどん前に進めてくれる、不思議な充実感。

翌日は、更に深く自分の人生をみつめ、人生の課題を明確にしつつ、あたかもなりたい自分になれたかのようなワーク。いい人に出逢い、いい仕事をして、健やかで充実した日々過ごしている私が、そこに息づいているようで・・・。もう、これ以上は言わないことにします。だって、もったいなくて・・・。

「これまでたくさんのセミナーに参加してきましたが、今回は初めての感覚を覚えました。なんだか、心にまぁるいものができて、あったか~い気持ちです」「初めて、自分を肯定できました。ありがとうございました」

と、参加者の方々の感想をお伝えすれば、充分ですね。

長く暗い青春時代。あれから随分長い時間をかけてここまで来たんだなぁ、と思わず自分が愛しくなってきました。あの頃の自分よりも今の自分のほうがずっといい。「今の自分であの頃を生き直してみたい」と、誰かが言う。私なら、辛い人生に立ち尽くしていた自分に、今の自分で手を差し伸べてやりたい。傷つけた人にも、今ならきっと違う言葉をかけたろうな。

「これまでの自分の人生が愛しく感じる。その時その時、決して間違っていなかったなぁ、と思うし、そのひとつひとつが大切に思えました」と、これも参加者の感想です。

過去から学び、明日に向けて今ここからできることに取り組もうと決心し、出会いと感動と感謝に包まれた幸福な2日間でした。素敵な時間を提供してくださった岩井先生と、大切な時間を共有してくださった参加者の皆様に改めてお礼を申し上げます。

自分の名前が好きになれないのは、自分の中にある相手への感情が影響していると気が付いた私は、帰宅後そのことに触れながら、夫に「明日から、私を名前で呼んでもらえない?」とお願いしました。どうしてそうして欲しいの、と訊かれたので、「あなたに毎日名前を呼んでもらったら、きっと自分の名前が好きになれると思うから」と答えると、夫は快諾してくれました。


 

講座の概要

日 時:12月26日(土)10:00-19:00、27日(日)10:00-17:00

場 所:ヒューマン・ギルド研修室

受講料:会員30,000円、一般35,000円

◎お申し込みは、ヒューマン・ギルドにメール(
info@hgld.co.jp)かインターネット


<お目休めコーナー> 京都 醍醐寺で

 



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

人間関係における「近頃噛み締めていること-多い、少ないの法則」の第3回目です。

心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

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私は、近著の『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)で「老いは、失うプロセスではなく、成長の過程」だという考えを示しました。

老いは、確かに身体能力や短期記憶など、失うものは多いのですが、氣の力、寛容さ、共感力、論理性など、得られるものもそれなりに多いものです。

短期記憶と昔の苦い思い出のバランスに関しても、

歳をとることで、タレントの名前など最近の記憶が薄れますが、

同時に昔の苦い思い出も記憶の引き出しの中から消していき、

楽しい思い出を記念品として残してくれます。

残念な部分もありますが、ありがたいものでもあります。


<お目休めコーナー> 冬の木々②




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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

人間関係における「近頃噛み締めていること-多い、少ないの法則」の2回目です。


自分がしたこと

自分がしてもらったこと

を天秤にかけると、してもらったことの方が圧倒的に多い。

そう思うと、感謝しても感謝しきれない。

最近までは、したことばかりを思って、うぬぼれていました。


自分が傷つけたこと

自分が傷つけられたこと

を天秤にかけると、自分が傷つけたことの方が間違いなく多い。

そう思うと、詫びても詫びきれない。

最近までは、傷つけられたことばかりを思って、恨んでいました。

傷つけ・傷つけられの物語を相手の立場で再編成してみると、確実に、まるで違った物語になります。


人間関係は思い込みばかり。だけど楽しい。


<お目休めコーナー> 冬の木々①



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

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心の雨の日の過ごし方』の「あとがき」の第1番目にも書いたことですが、この本は私が60歳を過ぎてから書けた本だとつくづく思います。

60歳を過ぎると、人間関係に関しても気づくことがたくさんあります。

たとえば、私は「リレーションづくり」に関して

よい人間関係のスタート

= 共感 + 自己開示

ということを言います。

この共感 + 自己開示も、程よいバランスが必要で、次のことを心得ていなければなりません。

1.相手が自己開示していないのに、こちらが共感のつもりで相手に過剰に質問を繰り返すと、共感のはずが「詮索」になります。

2.相手が共感していないのに、自分が自己開示のつもりで自分のことをたくさん話すと、自己開示のはずが「自己顕示」になります。

人間関係はむずかしい。だけど楽しい。


<お目休めコーナー> 上野公園にて



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(12月5日)から「アドラー心理学ベーシック・コース」を開催するために仙台に来ています。

街路樹や勾頭台公園がきれいでした。

会場は、仙台ビジネスホテル。

参加者は、東北6県のうち秋田を除く5県から、さらには、札幌、東京からお越しの方もいました。

後半の2日間は、大阪からの参加者もいます。

夜は、ホテルの近くの養老の瀧で8名が参加し、懇親会を行いました。

本もよく売れ、『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)は、完売になりました。

今日は、2日目。講師としても楽しみです。

東京では、「ELM勇気づけリーダー・トレーナー養成講座」が順調に進んでいるようで一安心。



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心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
PHP研究所

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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

12月2日(水)は、茨城日立情報サービス㈱の研修の2日目を午前中に終え、水戸に向かい、書店に寄ったら、月刊『第三文明』1月号の「Check it out」の欄で『心の雨の日の過ごし方』が紹介されているのを発見しました。

          ↑(ここ)

今年の7月号で取材を受けたご縁で、薮本副編集長にこの本を贈呈していたからです。ありがたいものです。薮本副編集長に厚くお礼申し上げます。

12月2日(水)の夕方は、水戸医療センターの看護師70人を対象に「職場の人間関係について考える」と題した1時間半の講演を行いました。

1997年からずっと、同センター附属の看護学校の非常勤講師をしているご縁です。

少しお疲れの人たち(特に若い人)がいるのが目立ちました。

12月3日(木)は、朝日新聞社で「自分力アップ~〝勇気づけ〟のすすめ」と題した1日研修を36人の受講生を対象に行いました。

これがすごい! 受講生と共に乗りに乗った研修になりました。

昨年の2回の研修に続く3回目の担当です。


ここで話を戻します。『心の雨の日の過ごし方』が各方面で紹介されている件です。

2人の方がご自身のブログでこの本のご紹介をくださっています。

長谷川淳史さん(TMSジャパン代表) 

11月27日「心に雨が降る日は」

ご自身の人生経験から始まり、著名人を例に挙げて雨の日の過ごし方、活かし方を説いておられる。さすがわが国のアドラー心理学の第一人者、ユートピア・シンドロームではなく、しっかりと地に足のついた楽観主義を学ばせてくれる一冊である。

本郷ひろなかさん(こころ相談室主宰)

11月30日「心の雨の日の過ごし方」

ホテルや移動中に読んでいたのですが、読み出したら 止まらなくなって。最後は感動と涙で鼻水グスグスになりなが読みました。
ぜったい、お薦めです。読んだら 「ああ ホンモノだ!」って絶対感じます。
皆さんも 岩井先生の暖かい愛に包まれてください。

お2人に心からお礼申し上げます。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

『週刊 ポスト』(12月11日号)の「茂木健一郎『脳のトリセツ』」第21回に「勇気づけ」に関するちょっといい話が載っていましたので、ご紹介します。

テレビに著作に大活躍の茂木健一郎氏は、小学生の頃、勉強はとてもよくできたのですが、体育は苦手だったようです。

どんなに努力しても、素質のいい子には叶わない。

そんな茂木少年に小学校5、6年の担任だった小林忠盛先生は、水泳の自由形の指導をしました。

毎日練習を続ける茂木少年、次第に疲労が蓄積し、手足が鉛のように重く、泳ぎもさえない。

そんな茂木少年に小林先生がかけたひと言。

「茂木君は今はだいぶ疲れてきているでしょ。だいたい、練習を始めて2週間ぐらいで、疲労はピークに達するんだよ」

神妙に聞いている茂木君に小林先生は続けました。

「でもね、それでも我慢して練習を続けていると、ある時ふっと身体が軽くなる。自由に手足が動くようになって、記録がぐんと伸びるんだ。ウソだと思ったら、騙されたと思って、もう少し続けてごらん」

素直に練習を続けた茂木少年に2、3日後に変化が起こりました。

どうしてもうまくいかなかったバタ足が、足が伸びてスッとできるようになり、それと同時に、身体がふっと軽くなり、あまり苦労、水の中を進めるようになったのです。

そこで叫んだ小林先生。

「今のだよ! わかったろう。フォームがぜんぜん違っていたぞ」

「以来、小林先生の教えが、どれほど自分の糧になってきたかわからない」と書いた茂木氏、「子どもを『進化させる』教育」を次のように結びます。

小林先生のことを考えると、教育の理想とは結局「私塾」のようなものだと思えてくる。学校の名前や、偏差値ではなく、教師の人柄の魅力こそが、子どもをぐんぐん伸ばしてくれるのだ。

私が通ったのは、ごく普通の公立小学校だったが、そこには素晴らしい「小林塾」があった。



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

ペルグリーノ博士のプロジェクトを終え、久しぶりに平常モードに。

茨城県日立市のホテルで日記を書いています。今日から2日間、茨城日立情報サービスの新任上級技師・主任研修です。

私は、この会社の研修を20年近く担当しています。


さて、今日から師走。周辺でも12月らしさが漂っています。

12月といえば忘年会。

ヒューマン・ギルドでも会場借りきりの忘年会を行います。

会場は、ヒューマン・ギルドから徒歩5分ほどのパブ・レストラン「加留亜(かるあ)」

東京都新宿区山吹町130 03-3267-8157

日時は、12月13日(日)17:30からです。

予算は、飲み放題で3,000円(当日集金)


参加を希望される方は、電話かメールで必ずご予約ください。
(電話03-3235-6741 FAX03-3235-6625 メール
info@hgld.co.jp


※場所がわからない方は、ヒューマン・ギルドに17:00に集合し、一緒に歩いて行きましょう。

ベーシック・コースやカウンセラー養成講座のなどのOB会の目的にもお使いください。

「美人の亜紀子です」と自称する加留亜のママ上條亜紀子さんは、ヒューマン・ギルドの設立当時からの会員で、今回もヒューマン・ギルドの懇親会のためだけにお店を開けてくれます。

自分を他者を「勇気づける」人たちの忘年会です。

<お目休めコーナー> つま恋にて③

 



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