おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
人間関係における「近頃噛み締めていること-多い、少ないの法則」の第3回目です。
私は、近著の『心の雨の日の過ごし方』(PHP研究所)で「老いは、失うプロセスではなく、成長の過程」だという考えを示しました。
老いは、確かに身体能力や短期記憶など、失うものは多いのですが、氣の力、寛容さ、共感力、論理性など、得られるものもそれなりに多いものです。
短期記憶と昔の苦い思い出のバランスに関しても、
歳をとることで、タレントの名前など最近の記憶が薄れますが、
同時に昔の苦い思い出も記憶の引き出しの中から消していき、
楽しい思い出を記念品として残してくれます。
残念な部分もありますが、ありがたいものでもあります。
<お目休めコーナー> 冬の木々②
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