おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
12月23日のブログ「“Please trust me.”が招いた異例な事態」で政治ネタを取り上げました。
今朝は、経済ネタ(政治がらみ)です。
政府は25日、一般会計総額で過去最大の92兆2,992億円となる平成22年度予算の政府案を閣議決定しました。
歳入の部
税収 37兆3,960億円
税外収入 10兆6,002億円
国債発行 44兆3,030億円
歳出の部
一般歳出 53兆4,542億円
国債費 20兆6,491億円
地方交付税 17兆4,777億円
その他 7,182億円
国と地方の借金を合わせると、864兆8,226億円になります。
これを家計にたとえてみます。
サラリーマンの伝道勇気さんの家では、年間の支出は、923万円です。不況下で厳しい環境ですが、今までの生活習慣からこのレベルは、落とせないのです。
とうとう過去最大になってしまいます。
通常の支出で535万円が出て行き、借金返済が206万円もかかります。
実家への仕送りが175万円
さて、不況下で会社の業績もよくなく、年収が374万円に落ちます。前の年の19%ダウンです。伝道家の年間支出の40%でしかありません。
妻のパート代とへそくりで106万円をやっと捻出しますが、新たに443万円(年収の1.2倍)を借金しないと、生活が成り立ちません。
新たな借金をしても、2倍以上の借金返済に追われ続けています。
借金額はとうとう8,648万円に達し、年収の23倍に相当。返済は次世代持ち越し。
破綻寸前です。
どう思いますか?
このブログをご覧になった方で、ご自身のブログをお持ちの方は、このたとえを許可なくお使いください。