おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(2月14日)は、天国と地獄を味わった1日でした。
最初は天国話。
10:40~12:10に早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)で「勇気づけの心理学」 の第5回目の講座を行ってから18人の受講者のうちの12人と一緒に早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」に行ってランチ。
とても魅力的な受講者一人ひとりの姿が浮き彫りになりました。
中には、すでに『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)をAmazonで予約されている方もいらっしゃいました。
ランチを終えてから集合写真を撮りました。

ランチを終えてオフィスに行くと、2人の女性スタッフからバレンタインのプレゼントを発見。
と共に凶報により一気に地獄へ。
ジョン・スペリー博士の来日の件で、博士から梶野 真さん経由で届いたメールでは、「やはり来日不可能!」とのこと。
梶野さんとも電話で話したのですが、もはや意思撤回不可能とのこと。
そこでやむなく、ホームページ上での中止連絡と、申し込み者個々人に対して次の文面のメールを送信しました。
ジョン・スペリー博士のワークショップおよび来日記念パーティー中止のお知らせ
とても残念なお知らせです。
2月29日(土)と3月1日(日)に予定していたジョン・スペリー博士のワークショップおよび来日記念パーティーの中止のお知らせです。
新型コロナウイルスの蔓延によりスペリー博士が来日を見送りたい旨の連絡が入りました。
梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事、ワークショップのファシリテーター)は、ぎりぎりの折衝を重ねてくださっていたのですが、ジョン・スペリー博士のご家族、大学関係者から強い懸念が表明され、この決定に至りました。
このメールは、すでにお申し込みの方々にヒューマン・ギルドからとり急ぎご連絡するものです。
つきましては、趣旨ご理解の上、次の措置にご協力のほどお願い申し上げます。
1.すでに講座の代金をお支払いの方は、全額返金処理(振込手数料は当社が負担)を致しますので、下記の情報をご返信下さい。
1)申し込みの講座名
2)振込先銀行
3)支店名(フリガナ)
4)口座番号
5)普通預金かその他か
6)講座名義人名
7)ヒューマン・ギルドに受講料を振込みをした際にかかった振込み手数料(受講料にプラスしてお返しいたします)。
以上7点を明記の上、このメールへの折り返しをお願いします。
2.旅行代理店経由などにより交通機関、ホテルなどのご予約をされている方は、即座にキャンセルのご対応をお願いします。
それにも関わらず代金が発生する場合は、旅行代理名、交通機関、ホテルなどを明記の上、実際にかかった費用をお知らせください。
1.と同様に返金処理を致します。
◆ただし、返金先がたくさんありますので、手続きには時間がかかることをご理解ください。
◆受講料のお支払いがまだ済んでいない方も、お手数おかけしますがこのメールをご覧いただきましたらフルネームと「見ました」だけでいいのでご返信ください。
返信がないと、何度もメールを入れたり、お電話をしたりすることになりますので、ご協力をお願いいたします。
ヒューマン・ギルドとしては、皆様のご期待に沿えないことをお詫びすると共に、まずは迅速な対応を心掛け、今後の方針を明確にするつもりです。
まずは、何よりもご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
2020年2月14日(金) ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲
大打撃です。
何よりも期待してお申し込みの受講者にご迷惑をおかけするのがとても残念です。
このメールで、気づかれた方は、いち早くご対応をお願いします。
会社を16:30に早退して向かった先は新宿。
カミさんと4日ぶりに会いました。
4日ぶりの理由は、カミさんが義母の1カ月半の入院生活を終えて帰宅したことに伴い、月曜日から実家に泊まり込んでいたからです。
カミさんは、旭屋書店アトレヴィ大塚店で私の『人間関係が楽になるアドラーの教え』(だいわ文庫)が平積みになっていたことを教えてくれました。


この本は、私の既刊の本では一番売れ速度が良い本です。
先日も7,000部重版をしたばかりです。
カミさんとの行先は、初台の東京オペラシティ コンサートホール。

CLASSICA JAPAN で「ヴァイオリニストの諏訪内晶子が芸術監督を務める「国際音楽祭 NIPPON 2020」が2020年2月14日より開催!」のスタートの日。
10年以上共演しているニコラ・アンゲリッシュとのデュオ・リサイタルでも、ヴァイオリン・ソナタ「第5番 へ長調 <春>」「第7番 ハ短調」「第9番 イ長調 <クロイツェル>」を演奏。
1990年に20歳にして「チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で全出場者最年少第1位および日本人初全審査員の一致による優勝」という輝かしい経歴の方です。
「世界三大ストラディヴァリウスの一つである『ドルフィン(Dolphin)』(1714年製)を日本音楽財団から長期貸与されている。この楽器はかつてヤッシャ・ハイフェッツが使用していた」と言われる ヴァイオリンの音色は冴えわたっていて、まさに天国の音色。
「第9番 イ長調 <クロイツェル>」は、レコードとCDで3枚持っていますが、それらを上回る印象を持ちました。
ニコラ・アンゲリッシュの演奏するピアノとは「デュオ・リサイタル」― ヴァイオリン・ソナタではない ― にふさわしい歴史的名演でした。
アンコールは、シューマン ヴァイオリン・ソナタ第2番 二単調Op.121より第3楽章。
真ん中の地獄の気分を味わうことがありましたが、社員の結束で対応ができ、天国気分に挟まれた1日となりました。

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<お目休めコーナー>2月の花(13)
