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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月13日)の11:18に 株式会社 致知出版社 書籍編集部 課長の 小森俊司さん から「Amazonで大反響です」のタイトルのメールが入りました。

本日の『経営者を育てるアドラーの教え』のAmazonランキングですが、
岩井先生が事前告知のご協力をしてくださったり、
配信時刻を合わさってくださったこともあり、
激戦区の「ビジネス交渉・心理学」カテゴリで第1位、
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/
505384/ref=pd_zg_hrsr_books

さらに「総合」でも17位で、
この時間帯では異例の上位ランクインでございます。
発売前のこの大反響に編集部員も驚いております。

本日12持30分過ぎのランキングでは、
総合でトップ10入りするのは、
おそらく間違いありません。
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/
ref=pd_zg_ts_books

私が午後に見た段階では13位でした。

発売前からものすごい反響です。

「ビジネス交渉・心理学」カテゴリで第1位というのはすごい!

これもひとえに 株式会社 致知出版社 の総合力とこのブログの読者のお陰と、改めて感謝申し上げます。


さて、昨日のブログで2月12日に一橋講堂で 公益財団法人 東京都医学総合研究所 主催の 第8回 都医学研都民講座「思春期の心の発達を理解する―生きる力を引き出すために」参加していたことをお伝えしていました。

講演内容は、抜群に面白かったです。

内容と講師は、下記のとおりでした。

○思春期の経験と環境がその後の人生に与える影響(東京都医学総合研究所 心の健康プロジェクトリーダー 西田 淳志氏)

○思春期:どう生きるかをなやみ、ためす時期(東京大学医学部附属病院精神神経科 教授 笠井 清登氏)

どちらの講師の話かを無視して、私の印象に残ったことをメモとして残しておきます。

・思春期は、以前は10歳から19歳くらいまで、と言われていたが、近年では10歳から24歳までと考えられるようになった。

・この年齢層で死因の第1位は自殺である。

・思春期は、垂直的な親子関係から、水平的な仲間・社会関係への移行(トランジション)を通じて価値を形成する時期である。

・長期的人生から振り返った際の記憶は、思春期のことが圧倒的に多く、この時期を「記憶のコブ」と呼ばれる。

・思春期の様々な失敗・成功体験がその後の人生を生き抜く糧となる。

・43歳時点で思春期の記憶を想起したとき、思春期に父親が養育によく関与してくれたという記憶は、高齢期に至るまでの幸福感を一貫して支えている。

・(1)しつけとして体罰を行っていた家庭と(2)温かい養育の家庭と子どものいじめの因果関係を探ると、(イ)被害群、(ロ)加害群、(ハ)加害被害重複軍(いじめる側、いじめられる側の両方にまたがるグループ)になる可能性は、(2)の温かい養育の家庭では、いじめとの関連に影響がなかったのに対して、時折体罰を加えていた(1)の子どもは、(ロ)の加害群で1.9倍、(ハ)の重複軍で1.5倍に達する。

・子ども本人のみならず、親を含む大人が、人に助けを求めたり、人を助けることによって、子どもたちの精神的な豊かさ(幸福感)は支えられる可能性がある。

東京大学医学部附属病院精神神経科 教授 笠井 清登氏が講演の最初と最後に作家の浅田次郎さんの次の言葉を使っていたのがとても印象に残りました。

「どうか思春期の子供らに、豊かな物語を食べさせてあげてください」
東京ティーンコホート〔TTC〕応援メッセージより

思春期について学び直す最高の機会でした。

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