茨城県警だけがトンマなのではない、凶悪事件多発の原因は、格好悪い制服と屁っぴり腰にある!

2008年03月24日 20時09分31秒 | 社会
◆とにかく、最近の警察官の制服は、どこかの工場のブルーカラーの作業服と見間違うようで、「威厳」や「威圧力」がちっとも感じられない。民間ガードマンの制服の方が、よほど格好いい。市民に対して「犯罪抑圧効果」を期待されているのは、罪刑法定主義の原則の下における「刑罰の重さ」である。その極め付けが「極刑と言われる「死刑」である。もう一つは、警察官の制服にも、「犯罪抑圧効果」が期待されている。
 ところが、日本においては、このいずれも、期待されている効果を発揮していない。死刑は、非公開で極秘に執行されている。いつ、どこで、だれが処刑されているかを国民は、知ることはできない。法務省は、依然として「知らしむべからず、依らしむべし」の秘密行政を続けている。国民が察知できるのは、死刑囚の弁護士か、関係者が「処刑の気配」を察知してのかすかな情報でしかない。この点は、江戸時代の方がまだましである。罪刑を示す高札が立てられ、刑場で処刑の様子を見守ることができたからである。
◆官憲が着用する制服には、「権力と権威」を象徴する「威厳と威圧」がなくてはならない。日本警察の以前の制服には、いかにも警察官のそれらしい「威厳と威圧」があった。それに体革で吊るしたピストルと腰にぶら下げた警棒は、格好良かった。
ヒトラーのドイツ時代のゲシュタポや軍服にも似たソ連の警察官の制服は、見るだけで恐怖感を抱かせただろう。そこまでは求めないまでも、この際、日本警察は、制服を以前のものに戻すとか、警察官を見るだけで恐さを感じるような制服につくり直すべきである。少なくともいまの制服では、着用している現職の警察官ですら、格好よさも、ましてや誇りさえも感じられないだろう。間抜けな警察官の姿に見えるからである。
◆それでなくても、最近の警察官は、屁っぴり腰である。「相手が殺人を何とも思わない凶悪犯人だから、しっかり見つけて、蛮勇を奮って飛びかかり、逮捕せよ」といかに上官から命令されようとも、恐くて立ち向かえないに決まっている。
以前、埼玉県の草加市駅前交番の警察官が、目前で暴行を受けている被害者を助けにいくこともできず、ブルブル震えていたという事件があった。犯人にとって警察官は、恐くないのである。
◆今回の茨城県土浦市荒川沖東のJR常磐線荒川沖駅構内と駅前で、殺人容疑の金川真大容疑者が、3月23日の白昼、通行人ら8人を無差別に切りつけ、殺傷させた事件は、単に茨城県警の大失態というばかりでなく、「威厳と威圧感」のない警察官の制服と警察官自身の臆病さが、大惨事を招いた一因であると見なくてはならない。私服の警察官数人が、駅周辺に配置されていたというが、その一人が切りつけられてケガをしている。私服では犯行を抑制できなかった。いまの警察官は、多少の例外を除いて、市民の生命・身体の安全よりも、ペ―パー試験に合格して出世することと、給料を保証させることと、年金をもらえる日がくるのをひたすら楽しみにして恙無く、勤務することに尽きるようである。身内に警視庁の警察官がいるので、実態がよくわかる。
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