◆「腑に落ちない」とい憂鬱な気分が、一夜明けて、一日経ても晴れない。小沢一郎元代表元秘書3人(石川知裕元秘書=衆院議員、大久保隆規元秘書、池田光智元秘書)が、執行猶予付の禁固刑という有罪判決を受けたからではない。仮に政治資金規正法違反(虚偽記載)という犯罪があったとしても「判決理由」が、「腑に落ちない」のである。それは、この裁判が刑事裁判であるからだ。
①いわゆる「4億円」は、一体、どこへ消えたのか。依然として不明である。
②水谷建設の元常務、元専務が石川知裕元秘書、大久保隆規元秘書にそれぞれ5000万円計1億円は、これも一体、どこへ消えたのか。依然として不明である。
この2人が、小沢一郎元代表に報告をしないで、「ネコババ」した可能性について、東京地裁(登石郁朗裁判長)は、よく調べたのであろうか。政界では、秘書が自分のものにしてしまうことは、よくあることであるのに、調べが不十分ではないか。そればかりではない。資金を手渡した元社長用意した元常務、運んだ元専務が、こちらも「ネコババ」した可能性について、東京地裁は、よく調べたのであろうか。
朝日新聞は9月27日付け朝刊「社会面」(39面)で、「水谷元会長『驚いた』」という見出しをつけて、実に「驚くべき談話」などを含めて関係者の反応を、以下のように掲載している。
「『驚いた。会社から裏金が出たことは事実だが、石川議員らに渡したところは私は見ていない』。水谷建設の水谷功・元会長は判決内容を聞いて、そう語った。裁判の最大の焦点となっていた小沢事務所側への裏金提供の有無。石川議員に5千万円、大久保元秘書に5千万円を手渡したとする場面を川村尚・元社長が法廷で詳しく語り、資金を用意した元常務、運んだ元専務、授受に同席した別の建設会社長らが次々に検察側の主張に沿う証言をしたことが、判決が『事実』と認定する決め手となった。当時の実質的トップだった水谷元会長だけが弁護側の証人として『(提供した)その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない』と証言していた。石川議員らの有罪判決を受けて、水谷元会長は「検察側が裏金の有無を争点にしたことに『おかしなことだ』と不満を漏らし、『石川議員が気の毒だ』と話した」
このなかで、とくに川村尚・元社長が法廷で石川議員に5千万円、大久保元秘書に5千万円を手渡したとする場面を詳しく語り、「資金を用意した元常務、運んだ元専務、授受に同席した別の建設会社長らが次々に検察側の主張に沿う証言をした」という行は、かなりウソ証言っぽい。というのは、現金を授受する場所に、「別の建設会社長ら」が同席していたということは、常識ではあり得ないからである。
かなり以前の話だが、不動産業界団体の幹部2人が、小沢一郎元代表に政党役員室で面会して、現金3000万円の入った紙袋を直接手渡そうとしたところ、小沢一郎元代表は、周りにいた秘書や事務職員らを全員、部屋から出してから、紙袋を受け取り、片手を上げて、ただ一言「おうっ」と言っただけだった。渡した2人は、何かお礼の言葉の1つでもかけてもらえるかと期待していたのに、余りにもそっけない態度だったので、気が抜けたと、不満をぼやいていた。だが、よく考えてみると、これは小沢一郎元代表一流の金銭授受の仕方だったとも言える。そこでお礼めいた言葉を何かしゃべれば、後に、証拠とされる危険がある。だから、迂闊な言葉を吐いたりはしない、極めて用心深いのである。
小沢一郎元代表は、秘書たちにも、日ごろから金銭授受の仕方について、自分と同様に、余人を交えないように注意し、訓練していたはずである。だから、「別の建設会社長らが同席していた」というのは、「本当かな」と疑問を持たなければならない。登石郁朗裁判長はじめ裁判官が、検察側が仕立てた証人に騙された可能性は、十分にある。検察側による「証人」版の改竄である。海千山千の建設業者が、世間に疎い裁判官を騙すのは、ちょろいものである。逆に、司法試験合格というペーパー秀才に世の中の酸いも甘いも含めて、実社会の裏表、いわんや真実を基礎から教えるのも極めて難しい。ペーパー秀才は、先入観、思い込みで被告人を判定してしまうから恐ろしい。冤罪は、法廷でも仕立てられるのだ。
③石川知裕元秘書から事務を引き継いだだけで、「虚偽記載」と言われるものに直接関与したとは思えない池田光智元秘書まで、なぜ有罪判決が下されたのか。
小沢一郎元代表は、判決を聞いた直後、「池田くんは、気の毒だったな」とポツリと語ったという。事件に巻き込んでしまったという思いからであろう。それにしても、小沢一郎元代表は、登石郁朗裁判長らが世間知らずの「ペーパー秀才」であることに気づかず、大誤算を犯してしまった。
というように、疑問だらけの判決である。まるでテレビ・ドラマの「火曜サスペンス」「土曜サスペンス」さながらである。3人の元秘書は、判決を不服として控訴、戦いの舞台は、東京高裁に移り、改めて真実の解明が行われる。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
みずほ銀行が、三菱東京UFJ銀行に吸収合併、米国救済の生け贄にされる
◆〔特別情報①〕
財務省・日本銀行の奥の院に通じた筋の情報によると、「みずほ銀行を三菱東京UFJ銀行に吸収合併させる計画が着々と進んでいる」と言い、これは「オバマ大統領の米連邦政府の財政ピンチから米国債が再びデフォルト(債務不履行)寸前に陥っているので、これを救うのが目的」だという。一体、どういう意味なのか。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
もくじ
第4章 自・社連合のキーマン・武村正義の危ない政治感覚
― ムーミン・パパのダーティ臭―
クリーンイメージの武村正義蔵相がする、大胆な資金づくり
村山連合政権樹立の立役者・武村正義蔵相は、マキャベリズムを地で行くような権力主義者の側面が強く、三木武夫流にバルカン政治家として手腕を発揮したばかりでなく、政治資金づくりの名手である。そのクリーンさとは裏腹に、企業との関係がしばしば取り沙汰される。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.131
第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
英國螢働党及英國トレードユニオン組合は英國政府が各聯合國及中立國に或る圧力を加へて、各國がユダヤ人に政治的、民族的、市民権を與へ且つユダヤ人と同様に圧迫されてゐる他の少藪民族にも之を及ぼす様尽力すべく要請した。
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新刊本が増刷(4刷)となりました。全国一般書店にて好評発売中!
「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
①いわゆる「4億円」は、一体、どこへ消えたのか。依然として不明である。
②水谷建設の元常務、元専務が石川知裕元秘書、大久保隆規元秘書にそれぞれ5000万円計1億円は、これも一体、どこへ消えたのか。依然として不明である。
この2人が、小沢一郎元代表に報告をしないで、「ネコババ」した可能性について、東京地裁(登石郁朗裁判長)は、よく調べたのであろうか。政界では、秘書が自分のものにしてしまうことは、よくあることであるのに、調べが不十分ではないか。そればかりではない。資金を手渡した元社長用意した元常務、運んだ元専務が、こちらも「ネコババ」した可能性について、東京地裁は、よく調べたのであろうか。
朝日新聞は9月27日付け朝刊「社会面」(39面)で、「水谷元会長『驚いた』」という見出しをつけて、実に「驚くべき談話」などを含めて関係者の反応を、以下のように掲載している。
「『驚いた。会社から裏金が出たことは事実だが、石川議員らに渡したところは私は見ていない』。水谷建設の水谷功・元会長は判決内容を聞いて、そう語った。裁判の最大の焦点となっていた小沢事務所側への裏金提供の有無。石川議員に5千万円、大久保元秘書に5千万円を手渡したとする場面を川村尚・元社長が法廷で詳しく語り、資金を用意した元常務、運んだ元専務、授受に同席した別の建設会社長らが次々に検察側の主張に沿う証言をしたことが、判決が『事実』と認定する決め手となった。当時の実質的トップだった水谷元会長だけが弁護側の証人として『(提供した)その場に立ち会っておらず、本当に金が届いたか分からない』と証言していた。石川議員らの有罪判決を受けて、水谷元会長は「検察側が裏金の有無を争点にしたことに『おかしなことだ』と不満を漏らし、『石川議員が気の毒だ』と話した」
このなかで、とくに川村尚・元社長が法廷で石川議員に5千万円、大久保元秘書に5千万円を手渡したとする場面を詳しく語り、「資金を用意した元常務、運んだ元専務、授受に同席した別の建設会社長らが次々に検察側の主張に沿う証言をした」という行は、かなりウソ証言っぽい。というのは、現金を授受する場所に、「別の建設会社長ら」が同席していたということは、常識ではあり得ないからである。
かなり以前の話だが、不動産業界団体の幹部2人が、小沢一郎元代表に政党役員室で面会して、現金3000万円の入った紙袋を直接手渡そうとしたところ、小沢一郎元代表は、周りにいた秘書や事務職員らを全員、部屋から出してから、紙袋を受け取り、片手を上げて、ただ一言「おうっ」と言っただけだった。渡した2人は、何かお礼の言葉の1つでもかけてもらえるかと期待していたのに、余りにもそっけない態度だったので、気が抜けたと、不満をぼやいていた。だが、よく考えてみると、これは小沢一郎元代表一流の金銭授受の仕方だったとも言える。そこでお礼めいた言葉を何かしゃべれば、後に、証拠とされる危険がある。だから、迂闊な言葉を吐いたりはしない、極めて用心深いのである。
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第4章 自・社連合のキーマン・武村正義の危ない政治感覚
― ムーミン・パパのダーティ臭―
クリーンイメージの武村正義蔵相がする、大胆な資金づくり
村山連合政権樹立の立役者・武村正義蔵相は、マキャベリズムを地で行くような権力主義者の側面が強く、三木武夫流にバルカン政治家として手腕を発揮したばかりでなく、政治資金づくりの名手である。そのクリーンさとは裏腹に、企業との関係がしばしば取り沙汰される。
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第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
英國螢働党及英國トレードユニオン組合は英國政府が各聯合國及中立國に或る圧力を加へて、各國がユダヤ人に政治的、民族的、市民権を與へ且つユダヤ人と同様に圧迫されてゐる他の少藪民族にも之を及ぼす様尽力すべく要請した。
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http://sankei.jp.msn.com/region/news/110928/fks11092813470002-n1.htm
原爆に遭われて、尚も後世の子供達の為に地域再生に立ち上がる人々の思いを日本民族の
総力を結集して応援して行こう。
【東日本関東大震災の真相は!の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj13.cgi
証拠記事を集めた簡約版はこちらをカッチとね