「友愛民主党」の生みの親・鳩山安子さんが死去、民主党は完全に「魂を失った抜け殻」となった

2013年02月13日 02時45分20秒 | 政治
◆「友愛民主党」創立の最大のスポンサーで「生みの親」の鳩山安子さんが2月11日死去した。享年90歳だった。鳩山由紀夫元首相、鳩山邦夫元総務相の母、鳩山威一郎元外相の妻、ブリヂストン創業者、石橋正二郎の長女である。
 長男・鳩山由紀夫元首相が1996年9月29日に民主党を57人で設立した際、数10億円をポーンと提供したことで知られている。
 鳩山安子さんは、義父である鳩山一郎首相が提唱し、全国運動を行っていた「友愛青年同盟」の責任者も務めており、鳩山由紀夫、邦夫兄弟にとって文字通り、「ゴッドマザー」であった。
 鳩山由紀夫元首相は、先の総選挙には立候補せず、政界引退の身であり、後援会も解散している。このため、鳩山安子さんの死去は、民主党の精神的支柱が完全に消滅したことを意味し、いまの海江田万里代表の民主党は、「友愛主義」という理想、理念が全く失せた「もぬけのカラ」同然となった。言い換えれば、単なる「烏合の衆」の集まりにすぎなくなっているとも言える。
◆民主党は、「再生の展望」を開けないまま、浮遊している。7月21日に予定されている参院議員選挙については、勝算は全く立っていない。
 その最大の元凶は、野田佳彦前首相はじめ、前原誠司前戦略担当相、安住淳前財務省、長島昭久前首相補佐官、玄葉光一郎前首相ら主だったメンバーが、「心ここに有らず」で自民党との合流願望者だったからである。
 総選挙の結果、あわよくば、自民党と合流したかったが、自民党が圧勝したため、相手にされなくなった。自民党が一番欲しいのは、民主党参院議員である。だが、民主党は輿石東幹事長(参院議員会長)が実権を握っているので、思い通りにはいかない。自民党には、下村博文文科相や高市早苗政調会長ら、日教組嫌いの政治家が多く、いまや「日教組のドン」としても知られている輿石東前幹事長に協力を申し込むなどとてもできない。
 従って、参院で過半数を確保するには、どうにも次期参院選で一戦を交えて、1人でも多く当選者を増やすしか道はない。
◆片や民主党の海江田万里代表の方は、参院第1党の立場を何としても死守したい。だが、国政選挙を総指揮した経験がなく、未だに「必勝戦略」を描けてないでいる。本心では、輿石東幹事長が「いまでも同志」と言って信頼している生活の党の小沢一郎代表の協力を得て、参院選挙を戦いたい。そこで、ようやく小沢一郎代表に秋波を送り始めている。
 時事通信は 2月11日午後5時56分、「生活は参院岩手で協力を=海江田民主代表」見出しをつけて、以下のように配信した。
 「民主党の海江田万里代表は11日、同党現職の平野達男前復興相が3選を目指す夏の参院選岩手選挙区で、生活の党が候補擁立を見送る形での選挙協力の実現に期待を示した。盛岡市内で記者団に『(平野氏の)当選に向けて、お力添えをお願いしたい」』
と語った。岩手は改選数1の1人区で、生活の小沢一郎代表の地元。小沢氏は岩手で独自候補を擁立する方針を示している」 
 海江田万里代表が小沢一郎代表の料力を得るには、野田佳彦前首相ら「純化路線派」が民主党を出て行くように仕向けるか、あるいは、思い切って切り捨てるかの大きな決断を迫られることになる。

※Yahoo!ニュース個人


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後藤田正晴に嫌われて


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 「小沢君が自民党を出たのは、竹下派の跡目争いが原因だ」
 と核心を突いた解説をした。小沢は、自民党を出るとき、後藤田に挨拶に行かなかった。このことを後藤田は、
 「武村君は相談にきたのに、小沢君は挨拶にも来なかった」
 といい、いまでも根に持っているようである。

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