米国オバマ大統領は、「国交正常化したいと」という北朝鮮の切なる願望を理解し始めた

2013年02月14日 01時50分16秒 | 政治
◆米国オバマ大統領が2月12日、今年の米国の政策について方向性を示した「一般教書演説」を行った。このなかで、北朝鮮が国際社会の大反対の声に反して「地下核実験」を強行したことを厳しく批判し、「断固たる制裁措置を取る」と力説した。
 しかし、米国は、北朝鮮の熱烈願望の叫びに対して、一貫して無視してきた。北朝鮮は米国と本気になって「国交」を結びたいのである。反対に、中国共産党1党独裁の北京政府から離れたくて仕方がない。中国北京政府は、北朝鮮との軍事同盟により表向きは、「北朝鮮の味方」をしているフリを続け、その陰で、北朝鮮が大日本帝国に併合されていた時代からの「膨大な権益」を横取りしたばかりでなく、その権益を手放さず、なおかつ、ウランやレアメタルなど豊かな地下資源に対しても、権益を押さえて、北朝鮮の経済的繁栄を阻害している。
 この現実を北朝鮮の指導部は心底から悔やみ、中国北京政府を恨み続けている。北朝鮮が米国との国交正常化を熱望していることは、中国北京政府は百も承知で、陰に陽に足を引っ張って実現させなくしているのだ。それは数々の「権益」を手離したくないからである。
 この苦難の現実を維持し、永続させようとしてきたのが、何を隠そう「6カ国協議」であった。
◆いまの北朝鮮の熱烈願望に対して、鈍感、無視している米国は、インドシナ半島のベトナムで犯した過ちと同じような過ちを繰り返してきている。
 ベトナムは、北は中国から侵略され続けた国であった。それがフランスに侵略されて植民地にされた。第2次世界大戦後、ペトナムは、ディエンベンフーの戦いで、フランス軍を苦しめた。だが、フランス軍に代わって米軍が入ってきて、戦いが続行された。北ベトナムのホーチミン国家主席ら首脳部は、米国との国交を結ぼうと考えていたが、米国は、北ベトナムが中国の影響を受けた「共産主義国」と決め付けて、その打倒に力を注いだ。北ベトナムが目指したのは、「民族の独立」であり、民族解放戦線を組織し、展開した。
 北ベトナムのグエン・ザップ将軍のジャングル戦など巧妙な戦術が功を奏して、遂に米軍は大敗して、命からがら撤退して行ったのである。ベトナム戦争終結後、10年後を経てベトナムを訪問したマクナマラ国防長官(ベトナム戦争時、ドミノ戦略を指揮した国防長官)は、平和になり、米国とも友好国となったベトナムの現状に触れて、「米国の戦いは間違いだった」と認めて、深く謝罪していた。つまり、米国の対ベトナム戦争が根本的に誤りだったと反省したのである。
 ベトナムのカムラン湾にはいま、米海軍も寄港するほどの関係になっており、中国を軍事的に牽制する存在感を示している。
◆米国は、北朝鮮と中国との真の関係にようやく気づいてきた。というよりは、ベトナムの教訓に従い、北朝鮮の中国に対する恨みの歴史に理解を示し始めている。しかし、北朝鮮を中国離れさせることとは、簡単ではない。
 中国北京政府がアッサリと認めるとは考えられないからである。それには、中国北京政府に「北朝鮮はもう手に負えない」と思わせる必要がある。
 北朝鮮が国際社会の非難に反して「地下核実験」を強行すれば、中国ももはやどうにもならないとあきらめるハズである。
 この考えに従って、北朝鮮は「地下核実験」を本当に断行したのである。と同時に米国オバマ大統領は、北朝鮮を強烈に非難してみせたが、よく聞くと、これは北朝鮮に対する援護というふうに聞こえなくもないのである。今回の北朝鮮による「地下核実験」を宣言する歓喜の絶叫として世界中に轟いていた。

※Yahoo!ニュース個人


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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
朝鮮の「タングステン水爆」による地下核実験の背後に、イスラエル、ロシア、それに米国がいた。何の目的で?

◆〔特別情報①〕
 北朝鮮は、国際社会から非難轟々のなか、どうして地下核実験の強行に踏み切ったのであろうか。フリーメーソン・イルミナティ筋(ニューヨーク・マンハッタン島発)によると、最大の狙いは「中国」=「中国共産党1党独裁北京政府」にあるという。要するに、北朝鮮の「主な敵」は米国ではなく、「中国」ということだ。一体、どういう意味なのか?

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