◆カトリックの総本山バチカン(ローマ法王庁)の「正義と平和協議会」が、欧州EU発の金融危機に直面して「倫理的アプローチ」による金融通貨システムの再編を提言しているという。バチカン自体も「財テク」に励んできていただけに、強欲資本主義に対する自戒を込めた提言でありそれだけ現在の金融危機の深刻さを証明している。朝日新聞asahi.comが10月25日午後11時6分、「「利己心越えた仕組みを」バチカン、国際金融の再編提言」という見出しをつけて配信している。(本文は、文末に引用掲載)
私は、いまから12年前に上梓した拙著「国際金融資本の罠に嵌った日本―悪魔の経済ーグローバリズムの正体」のなかで、「日本人の資産と魂が食い物にされている!」「子君世紀最後で最大の国際金融資本による日本総攻撃が始まった」などと警告した。この警告通りの結末が、いままさに現実化して、世界を苦しめている。このことに、バチカンの聖職者たちが、ようやく気づいて、弱肉強食の最たるものである国際金融に関係している財閥、企業、ファンドマネージャー、ヘッジファンド、そして世界経済をガタガタにしているすべての国家指導者、政治家、官僚たちに向けて、「倫理」を説き始めたのである。何とも皮肉なことだ。
◆私は、「国際金融資本の罠に嵌った日本ー悪魔の経済―グローバリズムの正体」の「第9章 ユダヤのデリバティブに勝つ方法」のなかで、「『勤倹貯蓄の美風』の伝統を守れ」という1節を設けて、「二宮尊徳」(報徳訓を説く)と「渋沢栄一」(道徳経済合一説=論語算盤説を説く)を念頭におきながら、以下のように力説しておいた。
「国際金融資本は日本に対して今世紀最後最大の総攻撃を続け、日本国民の大事な虎の子の『個人金融資産千二百兆円』を横取りしようと懸命である。そのために日本民族の美徳の一つである『勤倹貯蓄の美風』を強引に打ち破ろうとしている。日本人の脳髄に滲みつき、DNAに組み込まれている『勤倹貯蓄』の習性の組み換えを迫っているのである。
アングロサクソン的経済観とこれを迎え撃つ日本的経済観との戦いは、ますます熾烈さを増してきている。
アングロサクソン的経済観の特性は、『狩猟・移動、冒険・リスキー、チャンス・賭け、博打・ヤクザ』などのキーワードで象徴される。
日本文化の特性は、『農耕・定住、安全・安定、循環・堅実、地道・堅気』のそれがよく示している。日本民族は、歴史と伝統、文化、醇風美俗、天皇制、共生の思想、民族精神、国民精神に誇りを持たなくてはならない。
「菊と刀」に象徴される民族精神である。日本人はいまこそ、一人ひとりがモラルの堅持に努め、一致団結する必要がある。日本民族を守るための基本的条件の第一は、日本民族の特性を活かすことにある。異文化との共生を図り、受容し消化して日本化してしまう。
プラグマティズム(実用主義、実際主義、能率・効率主義)を克服し、日本人としての自信と誇りを持ち、ビジョンと行動計画を立てるのである。主体性、自主性、独立精神、主導権を確保し、優勢な立場に立たなくてはならない。
第二に、民族精神を守る。それは勤倹貯蓄、質実剛健、質素倹約の美風を堅持することである。民族精神の原点に立って行動することが大切である。
第三に、先人の知恵や教訓に学ぶ必要がある。私たち日本人には、二宮尊徳は忘れてはならない先人の一人である。小学校の校門を入ったところにひっそりといまでも立っているあの『二宮金次郎』であり、『二宮尊徳』ともいう。また二宮尊徳の影響を受けた渋沢栄一の思想と行動を見習うべきである。埼玉県が生んだ偉人である渋沢栄一は回本経済の基礎を築いた」
二宮尊徳は、「至誠・勤労・分度・推譲」を示し、分度と推譲を中心とする経済思想とともに、実践としての報徳の教えを広めた。煎じ詰めれば、「自分の分を弁え『勤労』に励み、『勤倹貯蓄』の精神を持って地道に生活することに努めることが何より肝要である」ということだ。
渋沢栄一は、「企業を発展させ国を豊かにするためには、論語を拠り所に道徳と経済の一致を常に心がけねばならない」と力説し自らも実践した。そして、自ら「万屋」と渾名して、株式会社約500社の設立にかかわりながら、財閥になることを嫌った。
◆朝日新聞asahi.comが配信した記事は、次の通りであった。
「『利己心を越え、国のレベルでは守れない公共の利益を守る仕組みづくりが我々の世代の責務だ』。世界経済を揺らす債務(借金)危機に対して、カトリックの総本山バチカン(ローマ法王庁)の『正義と平和協議会』が24日、『国際的な金融通貨システムの再編に向けて」とする書簡で提言を発表した。具体的には、国際通貨基金(IMF)などに新興国の関与を強め、より効果的な調整や監督ができるようにすべきだとした。欧州中央銀行(ECB)をさらに強化したような『世界中央銀行』の設立も求められている、とも言及した。
また、「倫理的アプローチ」として、(1)金融取引への課税(2)実体経済の発展に向けた、銀行への資本増強(3)通常の融資と投資の区別なども列挙している。この協議会は、キリスト教の教義にあわせて社会問題の改善をはかる目的の組織。経済の分野で踏み込んだ提言をするのは異例だ。グローバル化について 『人々をより結びつけており、国を越えたレベルでの法治が求められている』と指摘し、『国同士が争う時代から、より団結した国際社会を生み出す移行期だ』と呼びかけた。(ローマ=石田博士)」
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
天皇家から預かる金塊を運用するバチカンが、突然、国際金融世界に「倫理」を言い出したのはなぜか?
◆〔特別情報①〕
バチカンは、正式には「バチカン市国」(首都・バチカン)という。面積総計 0.44km²(195位)=水面積率は、極僅か、人口総計(2008年)791人(194位)、人口密度1865人/km²。通貨 ユーロ (€)(EUR)。ベネディクト16世 (ローマ教皇)バチカンはローマ教皇庁によって統治されるカトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地、いわば「総本山」である。
つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
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『自・社連合が小沢一郎への逆襲をはじめた』1994年7月30日刊
もくじ
第5章 小沢一郎が嫌った自・社馴れ合い政治の復活
―大政党制の足がかりを作った小沢一郎の誤
―国対族・議運族九人が入閣した、自社馴れ合い内閣の誕生
村山連合政権の閣僚の顔触れから、一つの特徴に気づく。それは、自民、社会両党の国会対策族のプロが、入閣していることだ。
首相の村山富市、郵政相の大出俊、総務庁長官の山口鶴男、建設相の野坂浩賢が、いずれも、衆議院において、社会党国会対策委員長を経験している。労相の浜本万三は、参議院における社会党の国会対策委員長のキャリアの持ち主である。
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四王天延孝陸軍中将の名著「猶太(ユダヤ)思想及運動」 No.138
第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
第一革命に尽力したる米國のユダヤ財閥ヤコブ・シツフは臨時政府の歩み意に充たず、最早臨時政府は用なし、須く之を倒し、もつと彼が完全に把握出來る政権を以て之に代へようと決心した。人間ばいくらも居るのである、即ちロシヤ革命党の最左翼の大部分はユダヤ人であつた。
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新刊本が増刷(4刷)となりました。全国一般書店にて好評発売中!
「孫の二乗の法則 孫正義の成功哲学」(PHP文庫)
板垣英憲著(←amazonへジャンプします)
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化!(本書カバーより)
私は、いまから12年前に上梓した拙著「国際金融資本の罠に嵌った日本―悪魔の経済ーグローバリズムの正体」のなかで、「日本人の資産と魂が食い物にされている!」「子君世紀最後で最大の国際金融資本による日本総攻撃が始まった」などと警告した。この警告通りの結末が、いままさに現実化して、世界を苦しめている。このことに、バチカンの聖職者たちが、ようやく気づいて、弱肉強食の最たるものである国際金融に関係している財閥、企業、ファンドマネージャー、ヘッジファンド、そして世界経済をガタガタにしているすべての国家指導者、政治家、官僚たちに向けて、「倫理」を説き始めたのである。何とも皮肉なことだ。
◆私は、「国際金融資本の罠に嵌った日本ー悪魔の経済―グローバリズムの正体」の「第9章 ユダヤのデリバティブに勝つ方法」のなかで、「『勤倹貯蓄の美風』の伝統を守れ」という1節を設けて、「二宮尊徳」(報徳訓を説く)と「渋沢栄一」(道徳経済合一説=論語算盤説を説く)を念頭におきながら、以下のように力説しておいた。
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アングロサクソン的経済観の特性は、『狩猟・移動、冒険・リスキー、チャンス・賭け、博打・ヤクザ』などのキーワードで象徴される。
日本文化の特性は、『農耕・定住、安全・安定、循環・堅実、地道・堅気』のそれがよく示している。日本民族は、歴史と伝統、文化、醇風美俗、天皇制、共生の思想、民族精神、国民精神に誇りを持たなくてはならない。
「菊と刀」に象徴される民族精神である。日本人はいまこそ、一人ひとりがモラルの堅持に努め、一致団結する必要がある。日本民族を守るための基本的条件の第一は、日本民族の特性を活かすことにある。異文化との共生を図り、受容し消化して日本化してしまう。
プラグマティズム(実用主義、実際主義、能率・効率主義)を克服し、日本人としての自信と誇りを持ち、ビジョンと行動計画を立てるのである。主体性、自主性、独立精神、主導権を確保し、優勢な立場に立たなくてはならない。
第二に、民族精神を守る。それは勤倹貯蓄、質実剛健、質素倹約の美風を堅持することである。民族精神の原点に立って行動することが大切である。
第三に、先人の知恵や教訓に学ぶ必要がある。私たち日本人には、二宮尊徳は忘れてはならない先人の一人である。小学校の校門を入ったところにひっそりといまでも立っているあの『二宮金次郎』であり、『二宮尊徳』ともいう。また二宮尊徳の影響を受けた渋沢栄一の思想と行動を見習うべきである。埼玉県が生んだ偉人である渋沢栄一は回本経済の基礎を築いた」
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首相の村山富市、郵政相の大出俊、総務庁長官の山口鶴男、建設相の野坂浩賢が、いずれも、衆議院において、社会党国会対策委員長を経験している。労相の浜本万三は、参議院における社会党の国会対策委員長のキャリアの持ち主である。
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第三章 ロシヤ革命と猶太
前回からの続き
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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111024/dst11102402110001-n1.htm
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http://www.youtube.com/watch?v=yGm2AiJED_0&nofeather=True
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反日売国テレビ局・マスコミと売国政権民主党が結託して隠蔽して来た福島第一原発爆破事件の事実
を公表することは無いが、このニュースもテレビで大きく報道されないだろう、しかし、世界の皆が確り
と見ている。 今回のスペインのアストゥリアス皇太子賞受賞はテレビ局に騙された日本国民に
マスコミの捏造印象操作の悪夢から早く目を覚ませと言うメッセージである事に気付きましょう。
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http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
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