中国海軍はリムパックに初参加して戦意喪失、習近平国家主席は「中国版ゴルバチョフ」になる準備中

2014年07月20日 06時33分20秒 | 政治
◆中国共産党人民解放軍の海軍は6月30日~8月1日の日程により、米海軍が主催してハワイ沖で行っている環太平洋合同演習(リムパック)に今回、初めて参加した。リムパックは、ほぼ1年おきに開催され、今回は24回目で、22カ国が参加したなかで、中国海軍(艦船4隻、人員1100人派遣)は7月5日(日本時間6日)、パールハーバー(真珠湾)に停泊したミサイル駆逐艦「海口」と病院船「和平方舟」の2隻を公開した。と言っても、情報漏れに神経をとがらせ、公開は外観だけに限られたという。
 「海口」は、中国が「国産」と得意になり、将来的には空母護衛艦隊の中核となる蘭州級ミサイル駆逐艦の2番艦だという。「海口」には、高性能レーダーやミサイルの垂直発射装置などを装備しており、「中国版イージス」と力説している。だが、米海軍や日本海上自衛隊が保有しているイージス艦と対比して、どの程度の性能や実力を持っているのかは、不明という。
◆だが、米海軍の艦隊と日本の海上自衛隊の艦隊が、最新鋭艦船を出動させて、整然と連携の取れた共同訓練により、その実力を目の当たりにした中国海軍は相当、度胆を抜かされたようだという。これは、中国をリムパックに招待した米国の狙い通りになったことを意味している。
中国北京政府は2007年、ブッシュ政権に、「太平洋をハワイを境にして東西に分割し、東側を米軍が、西側を中国軍が管理する」という提案を行って、あっさり拒否されたことがあった。習近平国家主席は、オバマ大統領との米中首脳会談の際、「新しい大国関係」を提案するとともに、太平洋進出に向けての「海洋戦略」を米国に提示して、「米中による太平洋2分割支配」の意志を明らかにしたという。
ところが、海洋国家(海軍国家)である米国と日本が、太平洋戦争でミッドウェー大海戦を行い、大日本帝国海軍が壊滅した後、戦後は友好国となり、いまは「日米同盟」で固く結ばれている姿を見せつけられた中国は、大陸国家(陸軍国家)が、太平洋で海洋国家(海軍国家)を凌駕して、海洋覇権を獲得するのは、至難の業であると痛感したに違いない。
とくに、このリムパックに日本は、「西普連」の通称がある陸上自衛隊の離島防衛専門部隊、西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)の隊員ら約40人を派遣、初参加した。7月1日、米海軍・米海兵隊と連携した離島奪還訓練を公開して中国側を牽制した。尖閣諸島の上陸作戦を訓練している中国海軍は、日米の強い決意に、大衝撃を受けたらしい。
◆こうした日米の連携に恐れをなしたのか、中国がパラセル(中国名・西沙)諸島での石油掘削施設を予定より約1カ月も前倒しして撤収したという。産経新聞msn産経ニュースが7月16日午後10時35分、「国際圧力と誤算 中国、南シナ海掘削撤収の背景」という見出しをつけて、以下のように配信している。
 「中国当局は『目的は予定通り円滑に達成され、石油とガスが発見された』と説明したが、見つかった埋蔵資源の量や質などについて言及がなかったことや、米上院が『中国非難決議』を可決した5日後というタイミングから、中国は国際社会からの圧力で施設の撤収を強いられたことを強く印象づける形となった。中国がパラセルで掘削施設を設置したのは5月2日。直前の4月末にはオバマ米大統領がアジアを歴訪し、中国の対外拡張路線を牽制(けんせい)するため、日本とフィリピンとの軍事的連携の強化を確認していた」
 習近平国家主席は、世界のロイヤルファミリーから「中国版ゴルバチョフになれ」と言われている。いまは、中国国内で「デモ→暴動→内乱→内戦」が起こらないように、「ソフトランディング」させる状況づくりを整えつつ、タイミングを計っていると言われている。中国海軍はリムパックに初参加して戦意喪失、習近平国家主席は、「日米と戦争をする気はない」どころか、「中国版ゴルバチョフ」になる準備中なのだ。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」

政界再編は、小沢一郎代表の直弟子である若き俊英であり、「つわもの」たちが中核になって行っていく


◆〔特別情報①〕
 小沢一郎代表は7月22日から25日の間に、民主党の海江田万里代表と党首会談を行う。「1党多弱」といわれて、野党が細胞分裂していては、自民党に取って代わる政権を樹立することはできない。このため小沢一郎代表は、2015年春の統一地方選挙から、2016年7月の参院議員選挙、さらに2016年12月までの間に行われる総選挙に向けて、「非自民」の旗印の下に集まる野党を「オリーブの木」ごとくに集める必要がある。そこで小沢一郎代表は、海江田万里代表との党首会談で、政界再編の概要を決めるという。一体、どのような政界再編の形になるのか?

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目次

第7章 日本のジョセフ・フーシェ
しまった


しまった

 三木武夫元首相の秘書官を務めた國弘正雄前参議院議員は、第一次阿波戦争と呼ばれた三木・後藤田戦争以来、後藤田を敵視してきた。しかし、ここ三、四年は、後藤田に対する評価が、随分変わってきている。
「あの時ぼくは若気の至り、後藤田さん自身は、つまりバッジをつけなければならないという焦りがあった。あの人は、参議院議員のバッジをつけるべき人ではなくて、衆議院議員のバッジをつけるべき人だった。周りも含めてご本人も焦り、参議院選挙を戦って史上最大の違反件数を出した。ご本人も後で、しまったと思われたようです」

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『ブッシュの陰謀~対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊
『民主党派閥闘争史-民主党の行方』(2008年9月16日)
『民主党政変 政界大再編』(2010年5月6日)
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