函館市都市計画審議会が開催されました。今回の議題は、長期未着手都市計画道路の見直し方針に基づいての都市計画道路の変更と、市街地の防火性について大きく進歩していることなどから防火地域と準防火地域の指定区域を見直そうとするものです。
都市計画道路の変更は、西部地区ベイエリアの道路幅員を現況17㍍を18㍍に拡幅する計画になっていますが、なかなか進まないことから、現況どおりの17㍍に変更しようとするものです。
指定の経過や指定後の経過について、あまり詳しくは承知していませんが、なぜ長期間放置されていたのかの方が問題であって、現況で問題ないから現況の幅にするのですから、他の未着手道路についてはどうなのか、調査してみようと思います。
防火地域等の見直しは、前回10月の都市計画審議会で方針の説明を受け議論した内容の結論を決定しようとするものです。函館市内の現在の防火地域等の指定は40年以上前に考えられたもので、まちの規模や居住状態、建物の防火性能や消防体制の充実など、社会環境が大きく変わっていることから、その指定市域を見直そうとするものです。
昨年末に新潟県糸魚川市での大火など、住宅密集地や古い家屋が集まっている地域は函館市内にも散見されますから、防火区域や準防火区域を縮小することには気持ち的には抵抗がありますが、函館の消防力は優秀ですから、その点は安心ですが、空き家の増加や高齢者世帯の増加など、まちの姿が大きく変化しているは注意が必要です。
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