Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

「こう生きているんだ」と。

2014-04-14 21:47:12 | 出たもの
「どんと、こい!」Vol.2リリースパーティー、4月13日に渋谷RUBY ROOMにて無事開催されました。ご来場頂いた皆様、お気にかけて頂いた皆様、本当にありがとうございました。

身内の話になってしまいますが、まず最初に、今回のリリースパーティーに関しては、全体の進行を担当したバーベキューファミリーのキャプテン、uraocbの奮闘努力によるところが非常に大であったと思います。

自分の取り組んでいる物事、それに関わる人々に対して、自己の感情や欲求に流されることなく常にフラットなテンションを保ち、それでいながら深い愛情を注いで粘り強く向き合い続けるということは、誰にでもできることではありません。今回、「どんと、こい!」Vol.2の発刊、そしてリリースパーティーに至る時間軸と作業の積み重ねの中で、彼に対して改めて尊敬の念を強くしました。

尊敬の念ということで言えば、ステージというところはとても怖いところです。

そこに上がった人間がどんなふうに生きているか、はからずもにじみ出るものが必ずあるからです。どれほどかっこうをつけても、隠そうとしても無駄なのです。

もはや古典芸能のような確立されたスタイルでありながら、実はたゆまず新作を送り出し続ける死紺亭柳竹。囁き声に加えて「語り弾き」という武器をも手にし、磨きをかける菊池奏子。コラボによって互いのイレギュラーな魅力を巧みに引き出し合いつつ構成的なパフォーマンスを繰り広げたuraocbとともちゃん9さい。ジャズバンド(女性ヴォーカル入り!)を従えて多面的な言葉と音の世界を現出さてみせた黒川武彦。2年前に初めてオープンマイクで朗読した時とはあらゆる面で全く別人のような成長を遂げた三木悠莉。そして、「ポエトリーリーディング評論」という大変化球から入って時空間を染め上げた村田活彦と、誰が見ても「あの人は何か普通ではない特別な人だ」とわかってしまうジュテーム北村というゲストの二人。

菊池奏子、ともちゃん9さい、モリマサ公による三木悠莉へのサプライズ連詩をも含め、それぞれが「どう生きているか」を示すようなステージであったように思います。「こう生きているんだ」と。ですからきっと、そこで全てのパフォーマンスを受け止めたひとりひとりのお客様の目に映ったものが、その真実なのだろうと思います。

私は「京都物産展」と「小さな王様と大きな女王様」を朗読しました。マイクの前に立った時に目の前に広がっていた景色がなんだかPoe-Triに似ているような気がして、不思議な懐かしさを覚えていました。

バーベキューファミリーは今後、「どんと、こい!」Vol.3の発行に向けて動き、また新たな企画も様々準備中です。私自身、他のメンバーに負けないように、「こう生きているんだ」ということをしっかりお見せすることができるように、たゆまず努力してまいりたいと思います。


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