Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

6月に読んだ本

2010-06-30 22:40:31 | 日常のこと
図鑑や専門書等を除く今月の読了は以下の本。

時系列順に、

ウィリアム・プルーイット「極北の動物誌」
レイ・ブラッドベリ「二人がここにいる不思議」
小林綾「の女医」
「ドイル傑作集Ⅰ ミステリー編」
「ドイル傑作集Ⅱ 海洋奇談編」
「ドイル傑作集Ⅲ 恐怖編」
ヒューバート・セルビーJr「ブルックリン最終出口」
石弘之「地球環境報告Ⅱ」
谷山鉄郎「日本ゴルフ列島」
ウロルト「琥珀色のかがり火」
リチャード・プローンネク「独りだけのウィルダーネス」
アラン・シリトー「屑屋の娘」
森鴎外「舞姫・うたかたの記 他三篇」
西郷信綱「古事記の世界」
ウィルソン・ヴァン・デュセン「霊感者スウェデンボルグ」
「正法眼蔵随聞記」
アラン・シリトー「ウィリアム・ポスターズの死」

インプットしたらアウトプット。7月も頑張るぞ。

7月17日(土)・千葉詩亭・第五回

2010-06-29 17:44:52 | 告知
えー、6月25日から27日まで講習を受けに入っておりまして、こういうものをいただきました。



さて、千葉で唯一の朗読オープンマイクイベント、千葉詩亭もいよいよ第五回までやってまいりました。7月17日(土)の開催です!今回のゲストアーティストは、お茶祭り企画代表・川島むーさんです。

☆☆☆

千葉詩亭・第五回

2010年7月17日(土)
会場:WiCANアートセンター
※JR千葉駅より徒歩10分、千葉都市モノレール栄町駅より徒歩3分
千葉県千葉市中央区栄町24-7
地図はこちら
もっと詳しい地図は、第三回のとき作成したこちらをどうぞ。

開場 16:00
開演 17:00
入場料・300円
主催/司会・イダヅカマコト&大島健夫

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、どなたでも当日希望すればマイクの前に立つことができます。

詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、要するに「言葉」であれば何でもOK!飲食物持ち込み自由です。むしろ推奨です。ご来場の皆様全員に特製フォトカードのプレゼントもございます。主催二人の朗読に加え、今回はゲストアーティストとして、女優・朗読詩人として活躍中のお茶祭り企画代表・川島むーさんによる30分間のスペシャルパフォーマンスがお楽しみ頂けます。

~ゲストアーティスト・川島むー~ 
役者、朗読詩人。
大阪出身。劇団「第2劇場」入団から役者人生をスタート。2007年より活動拠点を横浜に移す。
現在、「お茶祭り企画」代表として舞台公演に取り組みつつ、各種リーディングイベントで活躍。
「詩のボクシング」大阪大会・2003年優勝、2006年準優勝。2008年神奈川大会優勝。
2009年、詩「空耳」で「小泉八雲をよむ」優秀賞受賞。
2010年秋、東京にて、ひとり語り芝居「ヨル♪宮沢賢治」上演予定。

公式ブログ「川島むーのお茶祭り日記」

前回の千葉詩亭・第四回の模様はこちらをご覧ください。

☆☆☆

川島むーさんと私とは詩のボクシングつながりです。考えてみると実はプライベートでは全く交流がないので、人間的には、着ぐるみをかぶるのが得意で、素敵な旦那さんがいるということ以外はよくわからないのですが、一方でPoe-Triには草創期から通算15回もご出演頂いており、またあちこちの朗読イベントでもご一緒する機会があり、おそらく、もしかしたらお互いの朗読を一番多く聴き合った同士かもしれません。ひとり芝居やパントマイムなども幅広くベースに持つその素晴らしい朗読パフォーマンスを、千葉の皆様にご紹介できることをとても嬉しく思っています。

もちろん、私もイダヅカも、一期一会で全力で朗読いたします。読みたい方、聴きたい方、千葉の空気を吸いたい方、栄町の街並みに興味のある方、アートセンターが好きな方、どなたでもお気軽にお越しください。心よりお待ち申し上げております!

7月8日・Poe-Tri Vol.25

2010-06-21 18:16:19 | 告知
5月は私のワンマン、6月は2周年記念で7人のキャストによるライヴと特別企画的なものが二回続いたPoe-Tri。7月から、キャスト4人+オープンマイクといういつもの構成に戻ります。なお、7月は会場の都合により、第一水曜日から一日ずれて、8日木曜日に開催いたします。お間違えのなきようよろしくお願いします。

今回の出演者は、
キャストとしては初登場!2009年YSWS準優勝。私とは「生ける詩人の会」でもご一緒させていただいている、マノメアツシさん。
これまたキャストとしては初登場。第二詩集「色トリドリの夜」が好評発売中の五十嵐倫子さん
Poe-Triには三度目の出演。カフェスペースを中心に自作詩の朗読ライヴを都内各所で展開するケイコさん
と、私、大島健夫です。

☆☆☆

Poe-Tri Vol.25 
2010年7月8日(木)
会場は、池袋ステージ&スペース3-tri
5月から移転したお店の新しい住所は、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F

地図はこちらです。




入場料は¥1500+1ドリンク。

タイムテーブルは、

20:00 開場
20:30 開演

(司会・大島健夫)
前半
20:30~20:35 挨拶 
20:35~20:50 五十嵐倫子 
20:50~21:05 マノメアツシ   

21:05~22:20 オープンマイク(当日先着13名まで)/休憩      

後半 
22:20~22:35 ケイコ   
22:35~22:50 大島健夫  

となっております。

聴きにいらっしゃるもよし。読みにいらっしゃるもよし。皆様のお越しをお待ち申し上げております!

詩のボクシング神奈川大会・予選通過しました

2010-06-13 17:42:46 | 出たもの
さて、詩のボクシング・神奈川大会である。私は2007年、2009年とこれにエントリーし、二度とも予選を通過して本大会では合計四試合を戦ってはいるのだが、結果として何の実績も残していない。それというのも、出場した二度とも、一回戦敗退→観客投票により敗者復活戦進出→そこでも敗退、というのを繰り返したからである。詩ボク史上、二回出場して四試合し、なおかつ一勝もしていないのは私ただひとりだけらしい。名誉なのか不名誉なのか自分ではよくわからない。

で、今回、通算三度目のエントリーを決行し、昨日、横浜は関内ホール(の、リハーサル室)で開催された予選に参加した。

結論から言うと、「君にききたいことがある」を朗読し、予選通過者の一人に選んでいただくことができた。会場は暑い上に酸素不足気味で、参加者は床に直接座って出順を待つ。1時過ぎに開始して4時過ぎまでかかったからトータル3時間くらいの長丁場である。私はあらかじめ腹ごしらえをしていたことと水分をたっぷり用意していたこと、それに比較的早い順番で呼ばれたことは幸運だった。

石川厚志さん、菊池奏子さん、馬場めぐみさん、それに昨年私が一回戦で敗れた篠塚義成さんなども選ばれ、予選通過者は知った顔が半分弱という感じ。会場人気ナンバー1だった川島むーさんが落選したのは若干ビックリしたが、彼女はコミッショナー裁定により、カマコさん、まきんちょさんと組んで団体戦の方にエントリーすることになった。なにやらすさまじいチームで、これは楽しみである。

終了後、みんなそれなりに消耗していて、「メシでも食いに行きましょーよ」ということになり、カマコさん、菊池さん、馬場さん、こざくらはじめさんらと近くのインド料理屋さんへ。みんなでわいわい話しているうちにあっという間に8時過ぎに。なんだか一日のうちに知り合いが多くなり、名刺などもたくさんもらったり配ったりした。これも詩ボクのいいところだ。

本大会は7月3日(土)、関内ホール・小ホールにて。12時開場13時開始、入場料は1000円(全席自由)です。気合を入れて必ずいい試合をしますので、良かったら是非、ご観覧にいらしてください。

2010-06-11 23:01:58 | 出たもの
世の中にはたくさんの「変な人」がいる。

それが集まるのがJET POETである。昨夜も会場中をざっと見渡し、だいたいまともな人は見当たらない。ステージに上がって喋ったり読んだりしている人たちも、演奏している人たちもみな一見普通そうで実はどこか変である。どこがどう変なのか言葉ではうまく説明できないが、やはり変である。それは間違いない。



今回のゲストのオファーを頂いたとき、私は谷津干潟でカニを眺めていた。でかいアシハラガニが別のカニの巣穴に突進し、それっきり出てこない。中では何が行われているのだろう。乗っ取りだろうか。求愛だろうか。捕食だろうか。はらはらしているところに電話がかかってきて、それがZULUさんからだった。おかげで二匹のカニの運命は見逃したが、正直言ってとても嬉しかった。

JET POETは私が初めて参加した朗読イベントだ。ここに来ると実家に帰ったような気がするけれど、同時にすごく緊張もする。ZULUさんがステージの椅子に座り、なんだかいつの間にかイベントが始まっている。今日もZULUさんの朗読は、本当に素晴らしい。まるで自然現象みたいだ。水とか空とか火とか、そういうものを前にしているような気がする。初めて参加したのがここだった私は、きっと運が良かったのだと思う。

これまたいつの間にか呼び出される。椅子に座ってまた緊張する。

「君にききたいことがある」
「パーティー」
「踊れ」
「全日本エクトプラズム選手権」
「愛の三角関係」
「俺の好きな女」
「羊たちの地平」
「旅立ちの詩」

を朗読した。みな、この一年の間に書いた詩だ。

オープンマイク。次々と登場する変な人たちの声と言葉と音楽じっくり楽しむ。ジュテーム北村さんを初めとするおなじみの変な人たちは相変わらずの変さを見せ、ときたまさん在ル歌舞巫さんなど、初めてお会いする変な人たちもみな素敵に変だ。私ももう一度呼ばれる。せっかくだから即興をやろうとして観客の皆様にお題を三つ求めると、即座に集まったのが

・生理用品
・黒いいるか
・ビニールハウスを意味するヘヴライ語(イスラエル人の女性舞踏家の方から)

という、これまた変なものばかり。終演後も変な人たちと楽しい会話を交わしつつ、変に変にと夜は更けていくのであった。

ZULUさん、皆様、ありがとうございました。

来月のゲストはときたまさんであるらしい。果たしてどんな変な夜となるのか。この目で確かめるためにも是非オープンマイクに参加しに行きたいと思っている。