Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

2月18日「千葉詩亭・第十四回」

2012-01-12 20:59:31 | 告知
偶数月の第三土曜に中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで開催する千葉唯一の朗読オープンマイクイベント、千葉詩亭はいよいよ三年目に入りました。来る2月18日の「第十四回」には、スペシャルゲストとして第10回中原中也賞受賞詩人・三角みづ紀さんをお迎えいたします。日本各地で精力的にライヴを行っていらっしゃる三角さんですが、意外にも千葉でのライヴは初めてとのこと。TREASURE RIVER BOOK CAFEにどのような30分間が紡ぎ出されるのか、皆様どうぞお楽しみに!


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千葉詩亭・第十四回

2012年2月18日(土)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE 
※JR千葉駅より徒歩10分
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

地図はこちら

※千葉駅からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。

OPEN 17:30
START 18:00
入場料・\1000(1ドリンク付き)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです!また、今や千葉詩亭の大きなウリとなっております、TREASURE RIVER BOOK CAFEの宝川シェフによるおいしいお食事メニューは、今回も二品目がそれぞれ800円でお召し上がりいただけます。

主催・イダヅカマコト/大島健夫

ゲストアーティスト・三角みづ紀

<プロフィール>

1981年4月18日鹿児島県生。
12歳より詩作をはじめる。18歳で上京、東京造形大学造形学部視覚伝達学科卒業。
20歳の冬より1年半あまりの奄美大島での病気療養中に現代詩手帖に投稿をはじめ、22歳で第42回現代詩手帖賞を受賞。処女詩集「オウバアキル」で第10回中原中也賞、第二詩集「カナシヤル」で第18回歴程新鋭賞、2006年度南日本文学賞を受賞。
2008年5月に第三詩集「錯覚しなければ」を刊行。秋より音楽などのステージ活動をはじめる。
2009年6月に講談社より処女小説「骨、家へかえる」を刊行。
2010年9月に三角みづ紀ユニットの初アルバム、「悪いことしたでしょうか」をペルメージレコードより発表。12月には遠藤ミチロウ還暦記念トリビュートアルバム、「青鬼赤鬼」(北極バクテリア)に「早すぎた父親」で参加。第四詩集「はこいり」を思潮社より刊行。
2011年9月、三角みづ紀ユニットセカンドアルバム「幻滅した」をペルメージレコードより発表。あらゆる表現を現代詩として発信し続けている。

三角みづ紀 Official Web


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皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

2月1日「Poe-Tri Vol.44」

2012-01-11 19:55:39 | 告知
聴こう。そして詠もう。

毎月第一水曜に池袋3-tri-で恒例の朗読ライヴ、Poe-Tri。Vol.44は2月1日のVol.43の開催です。

今回の出演者は、

川島むー
あおば
菊池奏子
大島健夫

の4名です。

詩のボクシング・神奈川大会と大阪大会を制した、おなじみの川島むーさんに、オート三輪を題材にした詩作や並四ラジオを用いた朗読で知られるあおばさん、そしてやはり詩のボクシングで活躍する菊池奏子さんの初出演二名がどのようなパフォーマンスを繰り広げるのか?手前味噌なようですが、この四人の組み合わせはおそらくPoe-Triでしか実現しないと思われます。どうぞご期待ください!


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Poe-Tri Vol.44
2012年2月1日(水)
会場は、池袋 ステージ&スペース3-tri-
住所は、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F

地図はこちらです。

入場料は¥1500+1ドリンク¥500。

タイムテーブルは、

20:00 開場
20:30 開演

(司会・大島健夫)
前半
20:30~20:35 挨拶 
20:35~20:50 川島むー
20:50~21:05 あおば

21:05~22:20 オープンマイク(当日先着13名まで。制限時間1人5分)/休憩      

後半 
22:20~22:35 菊池奏子
22:35~22:50 大島健夫  

となっております。途中入退場自由です。23:00には必ず全て終了いたします。

聴いても楽しい、読んでも楽しいPoe-Tri。皆様のご来場、ご参加、心よりお待ち申し上げております。

始め続ける

2012-01-05 22:16:49 | 出たもの
1月4日、2012年最初の、通算で43回目のPoe-Tri。会場入りすると3-tri-のビジョンでは昔の新日本プロレスの試合を流していた。ホーガンのアックスボンバーで猪木が失神した、あの試合である。段取りと違うことになっておろおろする若きホーガンが微笑ましい。さらに佐山タイガーのデビュー戦へと続く。マスクはひどいが動きは素晴らしい。フィニッシュのジャーマンは何度見ても衝撃的である。そしてしまいにハンセン-アンドレ戦。あまりにも肉体的に説得力があり過ぎてもはや人間とは思えない二人。いくらプロレスに台本があったって、こんなのとリングで向き合うなんて真っ平ごめんである。プロレス技は相手の協力があってかかるもの、と口で言うのは簡単だが、いくら相手が協力してくれようが、250kgのアンドレをボディースラムで投げるのは、そこらへんの一般人の10人中10人が不可能であろう。そのアンドレも今は亡く、ハンセンは引退、猪木も引退、タイガーの相手を務めたダイナマイト・キッドは車椅子生活、ホーガンもセミリタイア状態、唯一現役の佐山タイガーは当時より20kgは太ってしまっている。時の経つのは早い。

・・・藤波対長州の名勝負数え唄が始まった頃、他の出演者の皆さんがぞろぞろと到着し、リハーサルに入った。

2012年のPoe-Triは、「おも茶箱」主催、かとうゆかさんの朗読から始まった。


抑えたトーンの優しい声で、ひとつひとつの言葉を丁寧に届ける、新年のスタート。

詩を読む不動産屋なのか、不動産を売る詩人なのか。朗読バー主宰、あしゅりんさんが二番手に登場。


オーディエンスを「脱出ゲーム」参加者に見立てた、お得意の構成的な朗読で煽ってゆく。

後半に入って、初出演枠はPoe-Tri史上最年長キャスト、……とある蛙さん。


架空の本のページを繰ってゆく、自分史を柔軟に用いた見事なメタ・フィクションで15分をじっくり聴かせてくれた。

私は「バースデイ」を朗読した。かつて不可思議/wonderboy企画のコンピレーションCD、「言葉がなければ可能性はない」に収録した、「蛇」の続編として書いてみた作品である。

オープンマイク枠は、13枠全てが埋まった。登場順に、

あおばさん


死紺亭柳竹さん


merry-andrewさん


たちばなまことさん


渡ひろこさん


西山周さん


nonyaさん


菊池奏子さん


土屋怜さん


カマコさん


うめこぶちゃさん


広瀬犬山猫さん


三木悠莉さん


という皆さんだった。

今年もPoe-Triは毎月第一水曜に続いていく。次回は44回目だけど、1回だって同じ回、同じ時空間はない。内容面に関して、「今回はアレでしたけどまた次回」なんていう言い訳が許されないことは言うまでもない。今回と次回はそれぞれが独立した現象なのだ。主宰としても朗読者としても、その独立した現象の一つ一つを、より充実したものにしてゆきたい。2月1日水曜、また新しい時空間でお会いできれば幸いです。皆様、2012年が良い年でありますように。