当日になって都合がつき、急遽参加した昨夜のJET POET Vol.30。よく考えたら30回目の記念なのだった(←よく考えなくてもわかれ)。
私が初めてJET POETに参加したのは、2007年の夏のことだ。その年の6月、私は詩のボクシングの神奈川大会に出場した。大勢の観客の前で朗読するのは楽しかったけれど、一回きりで辞めるつもりだった。ところが一月後くらいに、そのとき本大会に一緒に出場していたたそがれ龍生氏に誘われ、JETに出演することになった。それが全ての始まりだった。
人間、わりとみんなギリギリである。
誰でもみんな若い頃は、自分だけが特別に辛くて、ギリギリであるような気がしてしまう。けど、実際には、様々な意味でギリギリでない人のほうが世の中には少ない。このアンポンタンな私でさえ、けっこうギリギリである。鶴山欣也さんもギリギリなんだと思うし、服部剛さんも、猫道さんも、ジュテーム北村さんも、きっと毎日、ギリギリのところでやっているに違いない。
ZULUさんこと鶴山欣也さんがオーガナイズするJET POETの素晴らしいところは、そんな人間というものに対して肯定的なところだと私は思う。それは結局、本質的には、人間が人と人との関りの中で、生きること、生きてゆくということに対してのしなやかでパワフルな肯定なのではないか。少なくとも昨夜、私はそう感じた。そして、自分がそこにいることを、心から幸せに思った。
主催、司会はもちろんZULUさん。新作はすごいカッコ良かった!
一番手に呼ばれた羊監督さん。即興を展開。
イダヅカマコトさん。田村隆一氏の作品から自作へつなぐ。
JETには初登場、midoさん。やはり途中から即興に。
私。いつの間にかイダヅカさんが私のカメラで撮影してくれていた。感謝。私も即興と、二度目に呼ばれた際には「俺の好きな女」を朗読。
あしゅりんさん。しっとりとした朗読で会場の空気を一気に変えた。
服部剛さん。ランボーの朗読は、沁みた。
学級委員のような五十嵐倫子さん。なんだかいつになくアグレッシブな朗読だった。
JET POET史に残るのではないかと思われたTASKEさんの怪演。場内大爆笑&大興奮。
初めてお会いしたDJ URAさん。「言葉がなければ可能性はない」を聴いてくださっていた。嬉しい。
いわばJET POETの「担任の先生」のような人、ケイコさん。
ジュテーム北村さん。「春は来ない!」
市毛友里さん。いつ聴いても声の芯がすごい。
渡辺謙みたいでかっこいい、湘南台の詩人・丹治さん。
他にも、ZULUさんとは旧知の、JET ROBOTが入っているビルの守衛さん(!)もマイクの前に立った。その正体は江戸切子の職人さんであったのだった。
そして素晴らしい即興ミュージシャンの皆様。
パーカッション、ひらさん。
サキソフォーン、タローさん。
キーボード、ダミさん。
トランペット、昆布さん。
Poe-Triを主催していても、私にとっては今でも、心のホームグラウンドはJETだ。離れていても、ここがあるから頑張れる。新しい年の初めに、30回目のJET POET。最高だった。
私が初めてJET POETに参加したのは、2007年の夏のことだ。その年の6月、私は詩のボクシングの神奈川大会に出場した。大勢の観客の前で朗読するのは楽しかったけれど、一回きりで辞めるつもりだった。ところが一月後くらいに、そのとき本大会に一緒に出場していたたそがれ龍生氏に誘われ、JETに出演することになった。それが全ての始まりだった。
人間、わりとみんなギリギリである。
誰でもみんな若い頃は、自分だけが特別に辛くて、ギリギリであるような気がしてしまう。けど、実際には、様々な意味でギリギリでない人のほうが世の中には少ない。このアンポンタンな私でさえ、けっこうギリギリである。鶴山欣也さんもギリギリなんだと思うし、服部剛さんも、猫道さんも、ジュテーム北村さんも、きっと毎日、ギリギリのところでやっているに違いない。
ZULUさんこと鶴山欣也さんがオーガナイズするJET POETの素晴らしいところは、そんな人間というものに対して肯定的なところだと私は思う。それは結局、本質的には、人間が人と人との関りの中で、生きること、生きてゆくということに対してのしなやかでパワフルな肯定なのではないか。少なくとも昨夜、私はそう感じた。そして、自分がそこにいることを、心から幸せに思った。
主催、司会はもちろんZULUさん。新作はすごいカッコ良かった!
一番手に呼ばれた羊監督さん。即興を展開。
イダヅカマコトさん。田村隆一氏の作品から自作へつなぐ。
JETには初登場、midoさん。やはり途中から即興に。
私。いつの間にかイダヅカさんが私のカメラで撮影してくれていた。感謝。私も即興と、二度目に呼ばれた際には「俺の好きな女」を朗読。
あしゅりんさん。しっとりとした朗読で会場の空気を一気に変えた。
服部剛さん。ランボーの朗読は、沁みた。
学級委員のような五十嵐倫子さん。なんだかいつになくアグレッシブな朗読だった。
JET POET史に残るのではないかと思われたTASKEさんの怪演。場内大爆笑&大興奮。
初めてお会いしたDJ URAさん。「言葉がなければ可能性はない」を聴いてくださっていた。嬉しい。
いわばJET POETの「担任の先生」のような人、ケイコさん。
ジュテーム北村さん。「春は来ない!」
市毛友里さん。いつ聴いても声の芯がすごい。
渡辺謙みたいでかっこいい、湘南台の詩人・丹治さん。
他にも、ZULUさんとは旧知の、JET ROBOTが入っているビルの守衛さん(!)もマイクの前に立った。その正体は江戸切子の職人さんであったのだった。
そして素晴らしい即興ミュージシャンの皆様。
パーカッション、ひらさん。
サキソフォーン、タローさん。
キーボード、ダミさん。
トランペット、昆布さん。
Poe-Triを主催していても、私にとっては今でも、心のホームグラウンドはJETだ。離れていても、ここがあるから頑張れる。新しい年の初めに、30回目のJET POET。最高だった。
ありがとうございました!
様々な方々が、あの瞬間だけ同じ場所で
それぞれの生き方を互いに交感して
また日常に戻るのだなあと
考えた夜でした。
今後とも宜しくお願いいたします。
こんばんは。
22日、お話できて嬉しかったです。
あちこちから大勢の人々が集まってきて交感して、それぞれの日々に帰ってゆく。そう考えると、なんだか素晴らしいですね。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します!
言わばマイナスイオンに満ちているような。
そこに集い、言の葉を散りばめる誰もが、みんな素敵に見える。(実際素敵なひとなのだけど)
ああ、こういうの見ちゃうと東京へ家出したくなるなー。
そのうち突如参加しますので、そのときは素敵な笑顔と声でイカセテくださいね(笑)
JET POETは他のポエトリーイベントにはない特別な空気があると私も思います。あそこにいると「人間は一人じゃない」という感じがします。
あとで写真を見ると、みんな笑顔の写真がやけに多いです。家出してきたあかつきには(笑)、是非笑顔の輪にお加わりください。