Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

ベルギーでのポエトリースラムに出場します。

2015-03-23 23:19:22 | 告知
3月27日から29日まで、今年の欧州文化首都であるベルギーのモンスにおいて開催される国際ポエトリースラム

『SLAMons & friends』

に、日本チームの一員として出場いたします。24ヶ国くらいが集まって、一ヶ国三人で一組の団体戦形式で、日本チームは橘上、三角みづ紀、大島健夫です。

私は朗読が大好きです。好きなことをやってきた中で、こういう機会を頂けることを心から幸せに思っています。また、心から尊敬している二人の詩人とともに戦えることを名誉に思います。

しかし一方で、朗読のステージに大きいも小さいもありません。気合が入るステージも入らないステージもありません。これまで、どんなステージであっても、そこに上がることが幸せでなかったステージは一度もありませんでした。今回も同じです。

私の朗読を聴いてくださる方が、その聴いている時間、日常のことを忘れていてくださるように。そしてチームの一員として自分の役割を果たせるように。全力で頑張ってまいります。

何を見ることができて、どんな人たちと戦えるのかとても楽しみにしています。それでは行ってまいります!(実際に飛ぶのは明後日ですが)



4月18日「千葉詩亭・第三十三回」

2015-03-22 21:12:01 | 告知
偶数月の第三土曜に中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで恒例、千葉唯一の朗読オープンマイク・千葉詩亭。「第三十三回」は4月18日、ゲストには詩のボクシングでの活躍でおなじみの池上宣久さんを大阪からお迎えし、30分のパフォーマンスを展開して頂きます。関東圏で池上さんのライヴを見られる機会は貴重です。笑撃と衝撃のパフォーマンスをどうぞお楽しみに!多数のご来場、ご観覧、オープンマイクへのご参加心よりお待ち申し上げております。



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千葉詩亭・第三十三回

2015年2月21日(土)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

※JR千葉駅より徒歩10分。千葉駅東口からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。



開場 17:30
開演 18:00

入場料1000円(1ドリンク付) または 2000円(1ドリンクとお食事付)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです。いや、むしろ言葉によらない身体表現や音楽、即興絵画なども、法令及び公序良俗に違反しない限り、また他のお客様の迷惑になることでない限り何でも歓迎いたします。もちろん、オープンマイクに参加なさらない、純粋な観客としてのご来場も大歓迎です!

▽主催・出演
山口勲/大島健夫

スペシャルゲスト・池上宣久


大阪市在住。
小学校四年生で怪人二十面相に出会って以来のミステリマニア。
謎を作って謎を解く、普段は一介のサラリーマン。
時折りバーでバーテンしたり詩らしきものを朗読します。
主戦場は「詩のボクシング」。
詩のボクシング戦績
2004年度大阪大会準優勝。
2007年度東京大会準優勝。
2008年度東京大会準優勝。
2012年度滋賀大会準優勝。
2012年度全国大会ベスト4.
2013年度神奈川大会優勝。
2013年度全国大会ベスト14。
予選参戦23回と予選突破15回は世界記録。

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観たい方、聴きたい方、読みたい方、食べたい方。どなたもどうぞ皆様お誘い合わせの上、お気軽にご来場くださいませ!

3月15日「ON AIR Vol.17」

2015-03-09 14:51:49 | 告知
奇数月の第三日曜日は清澄白河のそら庵より、ユースト生中継付の朗読オープンマイク「ON AIR」。Vol.17は3月15日の開催です!


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「ON AIR Vol.17」

2015年3月15日(日)・14時開場/14時30分放送開始(17時頃まで)・入場料1000円+1ドリンク

会場・そら庵
〒135-0006 東京都江東区常盤1-1-1

地図はこちら

半蔵門線・都営大江戸線清澄白河駅A1出口を出たら右側の道に反転して進みます。東京都交通局清澄庁舎のある通りを隅田川方面に直進し、「清澄ハイツ」の交差点を右折して万年橋を渡り、すぐに「芭蕉稲荷神社」の案内表示がありますので、そこを左折します。その道の一番奥です。徒歩約7分。

▽番組パーソナリティ
大島健夫

オープンマイクは事前予約・当日とも受けつけております。事前予約はパーソナリティのどちらかまで。この記事のコメント欄でも受けつけます。1名あたりの制限時間は5分(厳守)でお願いいたします。放送時間に限りがございますので、先着13名様までとさせて頂きます。詩の朗読に限らず、極端に大きな音を立てるものや準備に時間がかかり過ぎるもの、お客様の迷惑になるものでない限り、基本的には何をして頂いてもOKです。

中継URLはこちらより(勿論、ご視聴無料)。

放送終了後、恒例の俳句サークル「むつきの会」主宰のさとうさんによる句会がございます。自由参加です。参加ご希望の方は、「春」の句を3句お持ち寄り下さい。当日その場で書いても構いません。なおこの句会で通算三勝いたしますと、「そら庵賞」としてカレーを一杯、無料でお召し上がりになれます!

是非、お気軽にお越しくださいませ。そら庵の美味しい飲み物とカレー、そして声と言葉があなたをお待ちしております!

夢のように。

2015-03-03 18:21:37 | 出たもの
当たり前の話だけれど、詩の朗読というのは、本来、いい詩があり、それを伝えるための声があれば成立するものだと思う。いい魚を刺身にすればおいしいのと同じだ。

一方で、食べ物をおいしく感じるという感覚が、その人の育った環境、慣れ、体調、年齢、季節、置かれている状況などによりリアルタイムで刻一刻と様々に変化するように、声と言葉が人の心にアクセスするということの構造にもまた様々なバリエーションがある。あれが食べたい時もあればこれが食べたい時もあり、新鮮な言葉、少し寝かせた言葉、こってりした言葉、耳に負担をかけないような言葉、ジャンクな言葉、化学調味料をぶりぶり振ったような言葉、読み手と聴き手の伸ばし合った手が一致するポイントは、絶対不変のものではない。

それでもやっぱり、どのベクトルだろうがいいものはいい。

今回のSPIRITにゲストでお呼びした暁方ミセイさんの朗読パフォーマンスは、人をびっくりさせるようなギミックもなければ流暢なMCもなく、そのカタチだけを見れば、女性が椅子に座ってとつとつと詩を読んでいるというだけなのだが、本当に素晴らしいものだった。



息をひそめて聴き入り、朗読が終わった時には、長く不思議な夢を見ていて、眼が覚めたらまだほんの少ししか時間が経っていなかったという「邯鄲の夢」の故事を思い出した。第17回中原中也賞受賞詩集である第一詩集「ウイルスちゃん」に続いて、昨秋には第二詩集「ブルーサンダー」も発売。休憩時間、終演後には多くの人が詩集を購入し、またサインを求めていた。

オープンマイク枠は、開演後10分ちょっとで埋まってしまった。進行が早かったため、私の独断で2枠を追加し、14名の方にご参加頂いた。登場順に、

そにっくなーすさん
ユウサクさん
梓ゆいさん
石井敦さん(withジュテーム北村さん)
死紺亭柳竹さん
もがくひとさん
麻生有里さん
浦世耀一朗さん
猫道さん
三木悠莉さん
藤堂はなさん
川島むーさん
あしゅりんさん
中村ひろしさん

という皆様。それぞれ5分という時間の中で、カラフルな世界観を見せてくれた。

オープニングはURAOCBの即興パフォーマンス、最後は私が「あいするあなたへの手紙」と「卒業式」を朗読した。

次回のSPIRITは4月6日(月)、ゲストは田中光さんだ。

皆様、またお会いしましょう!