Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

千葉詩亭・第四十六回、ありがとうございました。

2017-06-19 18:19:41 | 出たもの
6月18日(日)の千葉詩亭・第四十六回、あいにくの悪天候の中、ご来場ご参加まことにありがとうございました。

シュールな笑いに彩られたゲストの吉岡あしゅりんさんのパフォーマンス、心技体全てにおいて朗読というジャンルの様々な旨味がたっぷり詰まった30分でした。



あしゅりんさんとは、私が初めてポエトリーリーディングをした詩のボクシング神奈川大会で出会いました。それからちょうど10年経ちます。ゲストパフォーマンスを観ながら色々な場面をつい思い出してしまいました。

オープンマイクには、

佐々木漣さん
星村文未さん
元ヤマサキ深ふゆさん
廣川ちあきさん
上下凛太さん
森ジュンイチさん
川方祥大さん

という7名の皆様にご参加頂きました。それぞれの理由に基づいてたった一人でマイクの前に立ち、言葉を発する瞬間だけに発生する美しさが、TREASURE RIVER BOOK CAFEに溢れていたと思います。ありがとうございました!

オープニングは山口勲が、ラストは私が父の日ということで「京都物産展」と「続・京都物産展」を朗読しました。次回、千葉詩亭・第四十七回は8月20日(日)です。皆様どうぞお楽しみに!

5月1日SPIRIT、ありがとうございました。

2017-05-02 22:17:15 | 出たもの
2017年5月1日のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRIT、今回も多数のご来場ご参加、まことにありがとうございました。

ゲストにお迎えしたのはJordan Smith。DJのDarin Dahlingerとともに、日本語と英語、アカペラでの朗読と音響を用いてのパフォーマンスを交互に駆使することで、「聴き取れるもの」と「聴き取れないもの」、「わかるような気がするもの」と「わからないような気がするもの」の狭間に圧倒的な感情と誠実な言葉の力が溢れ出る、あたかも水の澄んだ激流のような、力強くて知的な本当に忘れがたい30分のライヴでした。




オープンマイク参加されたのは、

筒渕剛史さん
アンドリュー・カンパーナさん
遠藤ヒツジさん
さとうさん
もりさん
ジュテーム北村さん
牟礼鯨さん
どぶねずみ男さん
死紺亭柳竹さん
元ヤマサキ深ふゆさん
廣川ちあきさん
merry-andrewさん
ジョンさん
道山れいんさん
イマイミカさん
前木久里子さん
ピエール・アンドレさん
yaeさん
wataruさん

という19名の皆様でした。

いつも以上に様々な国籍と言語を背負った方々が参加されましたが、そのひとりひとりが、今のこの時代、この世界を生きる自分自身にとっての真実の詩の言葉や音を持ち寄って下さったように思います。全てをご覧になった皆様のお心にはどんな響きが残っていらっしゃいますでしょうか。

オープニングはURAOCBが「イメージ」を、ラストは私が新作「タコとイカ」を朗読しました。

次回のポエトリーリーディングオープンマイクSPIRITは6月5日(月)、ゲストはThree Questionsの内藤重人さんです。

どうぞお楽しみに❗

千葉詩亭・第四十五回、ありがとうございました。

2017-04-18 22:40:22 | 出たもの
2017年4月16日、千葉詩亭・第四十五回、多数のご来場ご参加誠にありがとうございました。

今回のゲストにお招きしたのは、ポエトリーリーディングのU-22世代のトップランナーの一人、廣川ちあきさんでした。

ポエトリーリーディングというのはシンプルな表現形態ではありますが、同時に恐ろしいものでもあります。当たり前のことですが、マイクの前に立つということは、これすなわちその人そのものが、一人ひとりの受け手の心という、パフォーマーの側からは垣間見ることのできないブラックボックスを通して「見られ」「判断される」ということです。

そのことを何も意識していないのと、それを知った上で勇気をもって何事かに踏み込んでゆくのは、現象としては似ていても実際には全く異なるものです。また、その恐怖を意識した時に媚びや諂い、阿りを垣間見せてしまうのか、あくまで誠実に自分自身をぶつけてゆくのか、それも紙一重の差ではありますが全く所大きな差です。

廣川さんは、まさしくオーディエンスの前にたったひとりで立ってポエトリーリーディングをすることの覚悟と矜持を感じさせる、聴く者の気持ちに強く強く響く30分のパフォーマンスを見せてくださいました。


例えるなら、「当てに行ってポイントを稼ごうとする」のではなく、「振り抜く」姿勢、そこから生み出される言葉は、本質的な何かにアクセスする美しさがあったと思います。

大盛況のオープンマイクにご参加くださったのは、

…とある蛙さん
OOMさん
筒渕剛史さん
岬多可子さん
さとうさん
yaeさん
丸山永司さん
ポテトチップスさん
あしゅりんさん
遠藤ヒツジさん
上下凛太さん
前木久里子さん
URAOCBさん
道山れいんさん
もりさん
鶴山欣也さん
森ジュンイチさん
川方祥大さん

という18名の皆様でした。ご覧になった方それぞれの胸に、それぞれのベストな詩の瞬間があったのではないでしょうか。

オープニングは山口勲が、ラストは私が「頭蓋骨を覚えていますか」を朗読しました。

次回の千葉詩亭、第四十六回は6月18日(日)の開催です。ゲストは吉岡あしゅりんさんです。どうぞお楽しみに!

3月6日SPIRIT、ありがとうございました。

2017-03-07 22:37:04 | 出たもの
2017年3月6日月曜日、渋谷RUBY ROOMで27回目の開催となるポエトリーリーディングオープンマイクSPIRIT。ご来場、オープンマイクへのご参加、まことにありがとうございました。

今回のゲストは永方佑樹さん。



30分間連続する、自ら作成した映像を駆使しての永方さんの朗読パフォーマンスは、視覚で捉える要素が詩の言葉の浸透度を高めてゆく、聴き手にとって静かな高揚感と多幸感に満ちた、美しいものでした。

オープンマイクにご参加頂いたのは、登場順に、

浅葉爽香さん
公社流体力学さん
筒渕剛史さん
ポテトチップスさん
渡ひろこさん
midoさん
牟礼鯨さん
道山れいんさん
廣川千瑛さん
ジョーダン・スミスさん
イマイミカさん
上條美由紀さん
津田一矢さん
死紺亭柳竹さん
坂本樹さん
笹田美紀さん
守山ダダマさん
かとうゆかさん
加美悠さん

という19名の皆様。

それがどんな人であろうと、誰かがポエトリーリーディングのステージに立った時、「読みたい詩」と、「読まれる理由のある詩」はずいぶん違います。初登場の方、常連の方それぞれに、今回は「今この場所で朗読されるべき詩」を多く聴くことができたように思います。

オープニングはURAOCBが、ラストは私が「鈴」と「花火大会の夜」を朗読いたしました。

次回SPIRITは4月3日です。ゲストには2014年のオーストラリアのポエトリースラム王者Zohab Zee Kahnをお迎えいたします。

どうぞお楽しみに!

千葉詩亭・第四十四回、ありがとうございました。

2017-02-27 22:05:37 | 出たもの
2017年2月26日の千葉詩亭・第四十四回、多数のご来場ご参加、まことにありがとうございました。

ゲスト・おちょこさんのパフォーマンスは、TREASURE RIVER BOOK CAFEの本棚に囲まれた空間を、声と言葉で液体が満ちるように静かにそして力強く満たしていく、とても素敵なものでした。


今回のオープンマイクには、

上田昌典さん
OOMさん
ポテトチップスさん
遠藤ヒツジさん
廣川千瑛さん
さとうさん
カワツノゾミさん
URAOCBさん
服部剛さん
川方祥大さん
森ジュンイチさん
上條美由紀さん

という12名のご参加を頂きました。
初参加の方、久しぶりの方も多く、それぞれのきっかけからこの千葉詩亭においで下さいましたこと、心より嬉しく思います。また常連の皆様も、おのおの新鮮な息吹を持った言葉を届けてくださいました。

オープニングは山口勲が、ラストは私が「蟹倉庫」と「千葉で生まれた」を朗読しました。言うまでもなく、お食事のチキン南蛮丼とホーイトートー丼も絶品でございました。

次回の千葉詩亭・第四十五回は4/16(日)の開催です。ポエトリーリーディングの時空間を、常にオープンに快適に、かつご来場の皆様にできるだけ何事かを感じてお帰り頂けるように、主催二名、努力してまいります。TREASURE RIVER BOOK CAFEでお待ち申し上げております!