Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

4月3日「俊読2016」

2016-01-11 14:44:54 | 告知
4月3日、5年ぶりに復活する谷川俊太郎トリビュートライヴ、「俊読2016」に出演させて頂くことになりました。

私は自分の言葉と、谷川さんの言葉を朗読します。皆様とともにその時その場を体験できますことを、心より楽しみにしております。


***


この国の子供たちは皆、この男の詩を読んで大きくなった・・・

さまざまな詩人/アーティストに、谷川俊太郎本人も登場。
あの伝説のトリビュートLIVEが5年ぶりに復活!!!


谷川俊太郎トリビュートLIVE
「俊読 2016」



2016年4月3日(日)
開場18:00/開演19:30 (終演22:30)

◇出演
谷川俊太郎
三角みづ紀
音立日子
佐藤文香
蛇口
大島健夫
アンドリュー・カンパーナ
立本夏山
八男
桑原滝弥

◇料金
予約3500円/当日4000円
(税込。飲食代別途必要)
※予約の段階で会場定員数に達した場合は、当日券の発行はいたしませんのでご了承ください。

◇会場
クロコダイル
東京都渋谷区神宮前6-18-8 ニュー関口B1F
TEL/03-3499-5205

◇お問い合わせ
詩人類
TEL/090-8545-2708
takiyakuwahara@yahoo.co.jp

2015年に発売した電子書籍について

2016-01-06 10:31:32 | 日常のこと
一昨年に引き続き、昨年も、マイナビよりAmazon Kindleストア並びにその他の大手電子書籍ストアにて、合計3冊の電子書籍を出版させて頂きました。ここに改めて告知させて頂きます。

☆☆☆

「愛すべき里山の生き物たち 第4集 ~繁殖行動の秘密編~」2015年2月26日発売

愛すべき里山の生き物たち 第4集 ~繁殖行動の秘密編~愛すべき里山の生き物たち 第4集 ~繁殖行動の秘密編~大島 健夫 マイナビ出版 2015-02-26売り上げランキング : 49638Amazonで詳しく見る by G-Tools


里山の生き物たちの魅力を、ふつうの図鑑や解説書とは違った切り口で伝えていこうというシリーズの第4弾。繁殖行動に特徴のある生き物を12種類取り上げ、神秘的でドラマチックでおもしろくて切なくて厳しい、恋愛と生殖の世界に迫る。定価270円。

【目次】
まえがき
1.アズマヒキガエル ~年に一度の命がけの修羅場~
2.スナヤツメ ~魚なのに変態?~
3.ガガンボモドキ ~権謀術数の『ウマタケ』~
4.ウラナミシジミモ ~死滅回避~
5.ニホンイシガメ ~大好きな君に僕の手を~
6.フタモンアシナガバチ ~女王の生と死~
7.ナガコガネグモ ~男の哀しみ~
8.ニホンカワトンボ ~ハートとDV~
9.カイツブリ ~すべては水の上で~
10.アカテガニ ~大潮の夜のドラマ~
11.サワガニ ~海には、行かない。~
12.キンラン ~だから掘っても無駄ですってば!~

☆☆☆

「ちょっと少なくなってしまった里山の生き物たち」2015年6月17日発売

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かつては身近な存在でありながら、今では絶滅危惧種となってしまった20種類の生き物たちにスポットを当てて、写真とともに紹介。定価540円。

【目次】
1.トウキョウダルマガエル 〜古池に飛び込む音は、もうしない〜
2.アカハライモリ 〜水を守るものが消えてゆく〜
3.ニホンマムシ 〜もう、殺さないでください〜
4.サシバ 〜夏の谷津田の王〜
5.アキアカネ 〜消えた赤とんぼ〜
6.ニホンイシガメ 〜日本固有種のカメ〜
7.スズメ 〜この20年で半分以下に〜
8.フデリンドウ 〜稀少な野草を掘るな。〜
9.キキョウ 〜歴史が閉じる時〜
10.ニホンリス 〜そしてリスはUMAになった〜
11.クツワムシ 〜里山に人の手が入らなくなると〜
12.ウラナミアカシジミ 〜更新されなくなった雑木林で〜
13.メダカ 〜日本一有名な淡水魚の末路〜
14.ゲンジボタル 〜善意というフィルターの恐ろしさ〜
15.バン 〜豊葦原瑞穂の国の鳥〜
16.シマゲンゴロウ 〜稲作農業と運命をともに〜
17.モクズガニ 〜海とのつながり〜
18.ハンミョウ 〜昆虫少年の夢は今〜
19.ヤマタニシ 〜知られることのない彼ら〜
20.カトリヤンマ 〜込み上げてくる哀しさ〜
あとがき

☆☆☆

「本当は美しい里山の生き物たち」2015年12月19日発売

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里山の生態系の中で暮らす、美しいけれどもその存在を知られていない身近な生き物を20種類選び、、写真とともに紹介。定価540円。

【目次】
まえがき
1.アオオビハエトリ ~蟻を捕る蠅捕り蜘蛛~
2.アオカナブン ~雑木林のエメラルド~
3.アカケダニ ~トム・ソーヤ—も知っていた?~
4.アカスジキンカメムシ ~生きている時だけの輝き~
5アサギマダラ ~オオムラサキに敗れた旅の蝶~
6.オオアオゾウムシ ~造物主に愛された虫~
7.ヒヨドリ ~フジヤマ、ゲイシャ、ヒヨドリ~
8.シーボルトミミズ ~毎年は、会えない~
9.キコシボソハバチ ~ハバチの中の美麗種~
10.マイコアカネ ~その実態はおっさん~
11.サツマノミダマシ ~「薩摩の実」って何だ?~
12.コガタノミズアブ ~田んぼに水が入ったら。~
13.クモンクサカゲロウ ~聖と俗との狭間で~
14.シマアメンボ ~渓流に浮かぶ小さな鬼の面~
15.シマヘビ ~エキゾチックな幼蛇~
16.ナミテントウ ~バリエーションは無限~
17.ウグイス ~メジロとともに神話化の道をたどる~
18.カンタン ~沈既済が見た夢~
19.ヒガシシマドジョウ ~綺麗な水のスマートなドジョウ~
20.ホソミオツネントンボ ~春の田んぼのマッチ棒~


※※※


既刊も引き続き好評発売中です!

「神さまの人生」2014年3月29日発売

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大島健夫の初詩集。2000年から2013年までに生まれた詩の中から12篇を収録。定価257円。表紙・挿絵は大崎メグミ。

☆☆☆

「みいらの世界」2014年3月29日発売

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ワンマンライヴで大好評を博した2時間の朗読テキストを電子書籍化した大長編叙事詩。定価257円。

☆☆☆

「愛すべき里山の生き物たち 第1集 ~名前の由来編~」2014年8月20日発売

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「なぜその生き物にそのような名前がついているのか」という観点から、12種類の生き物を写真つきで紹介。定価270円。

☆☆☆

「愛すべき里山の生き物たち 第2集 ~弱者の生存戦略編~」2014年10月30日発売

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身近な生き物たちの身の守り方、命のつなぎ方にこだわり、12種類の動植物について書き下ろし。定価270円。

☆☆☆

「愛すべき里山の生き物たち 第3集 ~里山のハンターたち編~」2014年12月19日発売

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里山を舞台に他の生き物を襲って生活する捕食動物を12種類取り上げ、その精妙で苛烈な戦闘能力と狩りの世界に迫る。定価270円。


※※※


ご興味を覚えた方は是非、ご注文頂けましたら幸いです。

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水鳥の足を思う。

2016-01-05 12:20:50 | 出たもの
2016年最初の「POETRY READING OPENMIC SPIRIT」のゲストは、役者・朗読詩人、川島むーさんであった。

思えば、SPIRITの前身にあたるイベント、Poe-Triでは、むーさんは5年間で19回も出演して頂いた。初めて出会ったのは2007年の詩のボクシング神奈川大会である。その間、「むーさんは最近あまり読んでいないらしい」とか「しばらく休むって」などという声を聞いたことは一度もなかった。常に定期的にどこかで何かをやっていた。ごく普通のことではあるが、やはり尊敬に値することだ。当たり前のことだが、人間は誰でも、それぞれの生活でそれぞれの事情と直面しているのであって、それは他の人間からは、とりわけステージ上で行われることのみを介して繋がっている人間関係の上からは窺い知ることのできないものである。

もちろん、むーさんはずっと続けているというそのこと自体が偉いわけではない。そのパフォーマンスのクオリティが保たれていて、お客さんに何かを感じさせることができるからこそ素晴らしいのである。一回一回のステージに何が込められているかということはとても厳然たることで、その前では理屈も言い訳も自己正当化も、すべて無意味なものになってしまう。

今回のむーさんは、得意の「物語騙り」シリーズから軽妙な新作まで、高いスキルに裏打ちされた楽しいステージ。



主催者が好みを言うべきではないが、敢えて言うと、私は新作が一番、好きであった。それはやはり、むーさんが進歩することをやめず、水鳥の足のように水面下であがき続けている証左だと思う。この次はどんな作品を手にステージに上がるのだろう。そういうワクワク感を覚えさせてくれるパフォーマーは美しい。

オープンマイクにご参加くださったのは、

ユウサクさん
ジュテーム北村さん
井出マサヒコさん
さとうさん
死紺亭柳竹さん
津田一矢さん
木内龍さん
タヤマさん
llasushiさん
かとうゆかさん
あしゅりんさん
もがくひとさん

という皆様。なぜか12枠中11枠が男性であったが、全員気合に満ちており、充実の内容だった。

オープニングはURAOCBが、ラストは私が新作の「おはよう」「やっちゃん」の2篇を朗読させて頂いた。

SPIRITは今年も、第一月曜に渋谷RUBY ROOMで開催を続けてゆく。

次回は2月1日、URAOCBセレクトのゲストはポエトリースラムジャパン代表・村田活彦さんだ。

読みたい人も聴きたい人も。またお会いできますことを楽しみにしております。どうぞ今年もよろしくお願いいたします!