Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

10月15日「千葉詩亭・第十二回」

2011-09-30 23:24:17 | 告知
偶数月の第三土曜は、千葉で唯一の朗読オープンマイクイベント・千葉詩亭の日。いよいよ二週間後に迫りました。10月15日、TREASURE RIVER BOOK CAFEにて第十二回を開催いたします。

8月20日、にて第十一回を開催いたします。今回のスペシャルゲストには、素晴らしいラッパーであり、バンド「重力2」のフロントマンであり、またオープンマイクイベント「開口一番」のホストMCを務めるなど幅広い舞台で活躍中の前里慎太郎さんをお迎えしております。個人的に、慎太郎さんとは今までに数度共演し、そのたびに「現状にとどまらない、先へ進もうとする姿」を常に見せてもらっており、ほんとうに刺激を受けています。千葉に初めてブッキングできて、主催者としても演者としてもとても嬉しい気持ちです。どうぞお楽しみに!


☆☆☆


千葉詩亭・第十二回

2011年10月15日(土)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE 
※JR千葉駅より徒歩10分
千葉市中央区登戸1-11-18 潮第2ビル102

地図はこちら

※千葉駅からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。

OPEN 17:30
START 18:00
入場料・\1000(1ドリンク付き)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、当日希望すればどなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOKです!

主催・イダヅカマコト/大島健夫

ゲストアーティスト・前里慎太郎

<プロフィール>

東京府中出身のMC/ボーカリスト/ベーシスト。
デンデケプロダクション代表取り締まられ役。八方、秘密団を始めとするいくつものバンド、ラップ・グループでの活動経歴を持つ。
現在はMCとしての活動の他、バンド重力2のベースボーカルとしても精力的にステージに立つ。ソロ、バンドともに、年内にアルバム発売予定。

ブログ「モンダイモーニング」



10月9日「TRBC★1ST ANNIVERSARY!!! 」

2011-09-26 19:44:28 | 告知
WiCANアートセンターのクローズに伴い、この4月から千葉詩亭の会場として使用させて頂いているTREASURE RIVER BOOK CAFEがいよいよ創業一周年を迎える。

オーナーの宝川さんのブログには「つぶれずに一年持つとは思っていませんでした」なんて書いてあるけれど、折々足を運ぶ中、つぶれるどころかベースとなるお客さんの数が増えているのがはた目にもはっきりわかる。宝川さんを初めとするスタッフの皆様の努力と、ニーズに見合った形でしっかりした良いものを提供し続けていることの証であると思う。おめでとうございます。

さて、そのTREASURE RIVER BOOK CAFE、略してTRBCの一周年記念パーティーは10月9日(日)に行われます。おいしい料理とお酒に加え、TRBCにゆかりのあるアーティストが多数出演します。私も30分間ほど朗読パフォーマンスをさせていただきます。きっと楽しい夜になると思いますので是非、おいで下さい。

詳細は以下。


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【TRBC★1ST ANNIVERSARY!!!】


2011年10月9日(日)16:00~26:00

ENTRANCE FEE:
¥2000(FOOD free)

FOOD:
TREASURE RIVER BOOK CAFÉ
boulangerie dodo
CAFE MOSH
呼吸
ユトリパンコヤ*ブランブラン
KARAPPO食堂
CAFE STAND
闇の会長屋台
(千葉のたくさんのお店が料理を提供してくれます!!)

DRINK:
普段よりお安く提供します。

LIVE:
DJやBAND、詩の朗読、パフォーマンスあり。

尚、一周年を記念した「宝川展」と題して、数人の作家さんによるアート作品が店内に飾られます! 乞うご期待!!!


午後4時からゆったりと始まっています。万難を排して集まっちゃいましょう!

10月5日「Poe-Tri Vol.40」

2011-09-15 20:18:45 | 告知
聴こう。そして詠もう。

毎月第一水曜に池袋3-tri-で恒例の朗読ライヴ、Poe-Tri。いつの間にか40回目まで来ました。Vol.40は10月5日の開催です。

今回のキャストは、

死紺亭柳竹
篠塚義成
マノメアツシ
大島健夫

の四人です。

死紺亭さんは今年1月以来4度目の出演、マノメさんは同じく2月以来3度目の出演となります。

詩のボクシングで活躍中、今年は前期全国大会にも出場した篠塚さんは待望の初出演です。今回は36歳の私が最年少と、アラフォー以上の世代の男性詩人ばかりを集めてみました。骨太な男の声と言葉の夜をどうぞお楽しみに!みんなそれなりにおっかなそうな顔してますがとてもやさしいですので初めての方もご安心ください。


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Poe-Tri Vol.40
2011年10月5日(水)
会場は、池袋 ステージ&スペース3-tri-
住所は、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F

地図はこちらです。

入場料は¥1500+1ドリンク。

タイムテーブルは、

20:00 開場
20:30 開演

(司会・大島健夫)
前半
20:30~20:35 挨拶 
20:35~20:50 死紺亭柳竹
20:50~21:05 篠塚義成

21:05~22:20 オープンマイク(当日先着13名まで。制限時間1人5分)/休憩      

後半 
22:20~22:35 マノメアツシ
22:35~22:50 大島健夫  

となっております。途中入退場自由です。23:00には必ず全て終了いたします。

それぞれのバックボーンと歩んできた道が3-tri-のステージで交錯する様をお見逃しなく!

皆様のご来場、ご参加、心よりお待ち申し上げております。

おまえを殺すために。

2011-09-08 21:21:03 | 出たもの
「私は喧嘩などしない。おまえを一方的に殺すだけだ」

故・カール・ゴッチが73歳のとき、街でチンピラに絡まれた際に言い放った言葉である。言われたチンピラはその迫力に押され、ただ引き下がるしかなかったという。

この話のポイントは、ゴッチの言葉がハッタリでないことがストレートに相手のチンピラに伝わったという点であると私は思う。ゴッチといえば、死の直前まで常人には不可能なハードなトレーニングを行い、素手で人の身体を壊す方法を研究し続けていた人である。おそらくはそうして培ってきたオーラがゴッチの全身から滲み出ており、だからこそ、うっかり絡んでしまったチンピラの方も、この爺様が尋常な人間ではないこと、やり合ったら本当に自分が殺されかねないことを悟って引き下がることができたのである。もしもゴッチがそこらへんをうろうろしているただの老人であったら、くだんの言葉にも何の説得力も生まれず、ギャグのようなものになってしまったことであろう。

人間というのは恐ろしいもので、何かしているときに、その姿を通じて普段の生活が透けて見えてしまう瞬間がある。いかに取り繕っても、例えば「こいつ、全然努力してねえな」「腹の中ではナメくさってるんだな」と思えてしまう瞬間があったりする。

だが、そうして他人の姿から水面下にある何かを汲み取るのは、比較的イージーなことである。人間というのは都合のいいもので、相当に頭のいい人であっても、他人を見ることには熱心になれても、自分も他者からそうして見られていることをつい忘れがちになってしまうのである。

自分だって、他者の前に立つときには常に見られているのだ。試されたり見切られたり軽蔑されたりしているのだ。

他者が自分をどう見るかは、根本的にはコントロールできない。自分にコントロールできることは、他者に見られている自分の姿、自分の所業を、見られる以前の段階でどのように形作っていこうとするかということだけである。言い換えれば、どのような内面を有して毎日を送ろうとするか、どのように生きようとするか、ということだけである。

ステージに立つ人間なら、それはなおさらのことだと思う。終わってから何を言ったってもう遅い。既に見られてしまっているのだから。だが同時に、後になってみればどんなことだって言える。今この時、この瞬間は誰もが自由なのだ。自分が一番いいと思うようにやればいいのだ。そんな自由な自分が他者に「見られ」る。それはなんと幸せなことだろう。

Poe-Tri Vol.39。

今回の出演者は、

今村知晃
rabbitfighter
ケイコ
大島健夫

の4名。私は「ハムを買ってください」「神様ごっこ」「花火大会の夜」の三篇の新作を朗読した。

オープンマイク参加者は、

芦田みのり
死紺亭柳竹
川島むー
こっぴ
阿部侑希
あしゅりん
ジュテーム北村
後藤理絵
uraocb

という皆さんだった。

日々は続いてゆく。

私は先に進みたい。その気持ちを持って、毎日を送りたい。