Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

蛇@「笑いと涙のぽえとりー劇場」

2010-09-28 20:25:42 | 出たもの
9月19日(日)、高田馬場ベンズカフェでの「笑いと涙のぽえとりー劇場」にゲスト出演した際の私の朗読を、仙台からいらっしゃっていた詩人・南大賢さんが動画撮影してくださっていました。

当日、私は「蛇」を読みました。その1の前半に万歳三唱したりしているのは、主催の服部剛さんが前日に入籍したというめでたい日だったからです。

両方見ても20分はかかりませんので、お時間のあるときに通してご覧頂ければ幸いです。

大島健夫「蛇」その1@高田馬場・ベンズカフェ


大島健夫「蛇」その2@高田馬場・ベンズカフェ

10月6日(水)、Poe-Tri Vol.28

2010-09-23 20:43:04 | 告知
聴こう。そして詠もう。
毎月第一水曜に池袋3-triで恒例の朗読ライヴ、Poe-Tri。10月6日、Vol.28を開催いたします。

今回の出演者は、詩のボクシングでおなじみの人を集めてみました。まずは11月14日(日)にひとり語り芝居の舞台を控えるお茶祭り企画代表・川島むーさん

朗読バー主催・現在世田谷233で写真展も好評開催中のあしゅりんさん

初出演枠は、先日しずくろん公演を終えたばかりのもこもこさん。第4回詩のボクシング長野大会王者。

そして最後に主宰の大島健夫です。

☆☆☆

Poe-Tri Vol.28 
2010年10月6日(水)
会場は、池袋 ステージ&スペース3-tri
住所は、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F

地図はこちらです。

入場料は¥1500+1ドリンク。

タイムテーブルは、

20:00 開場
20:30 開演

(司会・大島健夫)
前半
20:30~20:35 挨拶 
20:35~20:50 川島むー
20:50~21:05 もこもこ 

21:05~22:20 オープンマイク(当日先着13名まで。制限時間1人5分)/休憩      

後半 
22:20~22:35 あしゅりん
22:35~22:50 大島健夫  

となっております。途中入退場自由です。23:00には必ず全て終了いたします。

聴いても楽しめる、読んでも楽しめるPoe-Tri。ご都合の宜しい方は是非、遊びにいらっしゃってください。出演者・スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

9/25、9/26ちちぶオープンマイクフェスタ

2010-09-22 21:51:24 | 告知
今週末、9月25日(土)、26日(日)の二日間、昨年に引き続き、秩父・ポエトリーカフェ武甲書店にて「ちちぶオープンマイクフェスタ」が開催されます。私は初日、25日の司会を務めます。以下、武甲書店からの告知文です。

☆☆☆

「ちちぶオープンマイクフェスタ」

9月25日(土) 13:00~20:30
9月26日(日) 13:00~19:00

参加エントリーはまだまだ受け付けている模様です。

<参加要綱>
・ジャンルは問いません(朗読・歌・演奏・トーク等)
・1組あたりの持ち時間は10分
・エントリー費用 事前エントリー 500円/日
 (1組につき)  当日エントリー 600円/日
         2日間通し    800円
・司会
 25日 大島健夫 
 26日 守山ダダマ

<注意事項>
マイクはお店で準備できます。
他、譜面台、椅子、CDプレイヤー等は揃っています。
他の音源(アンプなど)については、各自でご準備願います。

出演者の皆様の著書やポストカード、CD等を当日販売することもできます。
ただし販売できた場合に、手数料として売上の30%を頂戴します。


エントリーは、ポエトリーカフェ武甲書店まで

Tel/Fax 0494-24-2813
Email   poecafe☆bukou-books.com (☆を@に変えてください)

以下をご記入の上、お申込ください

・お名前(グループ名)ふだん活動されているお名前でOK
・出演希望日および時間帯
・ジャンル
・PR文(100字以内)

☆☆☆

それでは皆様、秩父でお会いしましょう。

おめでとう、服部剛さん。

2010-09-20 20:48:44 | 出たもの
服部剛さんが結婚した。18日に入籍をしたそうである。付き合っている人がいるというのは本人から直接聞いていたので、本当に嬉しい。そんな入籍の日の翌日、19日に開催された「笑いと涙のぽえとりー劇場」、記念すべき回にゲストとして呼んでもらったことを心から光栄に思う。実はオファーを受けたのは何と一週間前であったのだが、なぜかこの日だけスケジュールが空いていた。これはもう縁というしかないであろう。

今でも思い出す。昨年暮れのポエトリーカフェ武甲書店、谷川俊太郎さんのイベント。休憩時間に店の外でうだうだしていた私と服部さんは、道路を隔てて向かいの家の二階のベランダに大量の干し柿が吊るしてあるのを見つけ、同時に言葉を発した。

大島「うまそうだな」
服部「あれは詩だね」

正直、私は穴があったら入りたかった。大島健夫が干し柿を見つけたら食べてしまう人間なのに比べ、服部剛はそこから詩を作る人間なのだということが、あの瞬間、あまりにもはっきりと明らかになったからである。服部さんというのはそういう男なのだ。まさに天性の詩人である。

9月19日夜、高田馬場ベンズカフェは祝福ムードに包まれていた。もし、本当はめでたいなんて思っていないけれど形だけ祝っている人間が多数であれば、どんなにうまく取り繕っていようとそれは必ず空気の中に滲み出す。この夜はそうではなかった。その場にいる人間はみんな服部さんを祝福し、服部さんが結婚して良かったと思っていた。

オープンマイクのエントリーの枠は、けっこう早い段階で全て埋まっていた様子であった。私の座っていた周辺にはuraocbさん、後藤理絵さん、猫道さんなどが並び、ちょっと先のテーブルには川島むーさんやあしゅりんさん、カマコさんなど詩のボクシング系の人々も目立つ。日頃ベンズではあまり出会わない面々だ。ベンズのステージは、意外と難しい。音や光、人の移動など、五官から入ってくる情報が非常に多く、それが朗読の間も絶えないからだ。けれど、彼らのパフォーマンスはこの日のベンズにすごくマッチしていた。rabbitfighterさんや石川厚志さんの朗読もすごく心に残った。

私は「蛇」を朗読した。終了間際には葛原りょうさんも現れた。

服部剛が、あの寅さんみたいなのが、ついにパートナーを見つけ、新しい人生の中に進んでいく。おめでとう。そう言わずにはいられない。おめでとう。

ポエトリーイベント連絡協議会

2010-09-20 19:58:51 | 出たもの
18日(土)は、東西詩人交流会主催の「ポエトリー・イベント連絡協議会」に参加してきた。

関東・東海・関西のポエトリーイベント主催者が一堂に会し、その現状と今後の展望について話し合うという趣旨のものである。司会は関東地区から守山ダダマ氏、関西地区からCK氏

事前の参加予定者リストには多数の名前が列挙されていたが、実際には参加できなかった人も多く、一方ではリストになかったが当日になって参加した人もいて、トータルの出席者は十数名。

時間が限られていたこともあり、顔合わせと報告的なものがメインになっていたのはやむをえないところか。次回は個々の問題についてより突っ込んだ議論ができれば良いと思う。実際に参加してみて、その会の意図するところは私なりに汲み取れたような気がする。司会・幹事のお二人と、当日スタッフを務めてくださった方々には心から礼を言いたいし、次回もまたできる限り参加するつもりでいる。

しかし、である。

これは全くのところ主催者のせいではないのだが、会を通じて様々な発言がある中で、私の見るところ、自らの立場を鮮明にし、かつ聞き手のこと、全体の進行のことまで慮って端的かつ理路整然と意見及び質問を述べることができていたのは司会の二人以外では猫道さんただ一人であった。これは残念である。

よく「あの人は詩人だから」という言い方を耳にするが、これがコミュニケーション能力を中心とした社会的生活力の欠如の言い換えとして用いられているような場合、言われた詩人は心底、恥ずかしいと感じてもらいたいと思う。そもそも、言葉でもって他者に何かを表現しようと欲する人間が、平常その自分の言葉を発することに対してセンシティヴでなく、独立した人格としての他者の存在を意識していないとすれば、それはちょっとマズいのではないか。

無論、それは他人事ではない。とりもなおさず、自分自身の問題でもある。常に肝に銘じていなければならないと思う。