Islander Works

書いて、読んで、人生は続く。大島健夫のブログ

5月4日・「Poe-Tri Vol.35 大島健夫・魂の2時間」

2011-04-26 20:19:15 | 告知
聴こう。そして詠もう。 毎月第一水曜に池袋3-triで恒例の朗読ライヴ、Poe-Tri。昨年に引き続き、5月の回は私のワンマンライヴとして開催いたします!


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Poe-Tri Vol.35
2011年5月4日(水)
会場は、池袋 ステージ&スペース3-tri住所は、〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-41-2 マキビルB1F

地図はこちらです。

入場料は¥1500+1ドリンク。

タイムテーブルは、

20:00 開場
20:30 開演
22:40 終演

となります。出演者は大島健夫ただ一人です。今回、オープンマイクはございません。

昨年の「トオルの赤いバット」に引き続き、今年も新作の1時間作品を朗読する予定です。タイトルは「みいらの世界」です。

皆様のお越しをお待ち心より申し上げております。

5月1日・「生ける詩人の会2011初夏」

2011-04-26 18:04:08 | 告知
春夏秋冬の年四回開催のインターネット生中継イベント、「生ける詩人の会」。通算6回目の開催は5月1日(日)、おなじみの千石空房よりお届けいたします。今回のメイン・パーソナリティは、「おも茶箱」主宰、かとうゆかです。

☆☆☆

「生ける詩人の会2011初夏」

2011年5月1日(日)

会場:千石 ArtistSpace千石空房 
    東京都文京区千石2-31-7長屋の左端
    TEL 03-6313-4074

会場までの地図はこちらをご覧ください。都営三田線千石駅より徒歩8分くらいです。A4出口を出て、すぐ左手に見える薬局「ぱぱす」を左折、「不忍通り」沿いにしばらく直進し、女子学生会館「文京カテリーナ」の角を左折(角に目印「千石交流館」の看板あり)。千石二丁目商店街の通りを100mほど入った右手側です。

開場13:00/放送開始14:00(16:30頃まで放送いたします)
入場料¥500

当日の中継URLはこちらです。もちろん、ご視聴無料です。

当日エントリーのオープンマイク枠にはまだ空きがあるとのことでございますので、ご来場の方はお気軽にご参加ください。それぞれの日常と非日常とを持ち寄り、千石空房の自由な空気の下、webカメラの前で表現を楽しんで頂ければと思います。もちろん、純粋なお客様としてのご来場も大歓迎です。

番組パーソナリティは、メインパーソナリティがかとうゆか、サブパーソナリティは服部剛と大島健夫の2名です。今回、私は番組のオープニングで15分ほど朗読させて頂きます。

お問い合わせ、事前エントリーの申し込みは、

かとうゆか yukatoあっとまーくauone.jp

まで。皆様のご来場・ご参加・ご視聴を心よりお待ち申し上げております。

次の一瞬で。

2011-04-25 21:49:18 | 出たもの
23日(土)、24日(日)の二日間にわたり、4月いっぱいで閉館するWiCANアートセンターのクロージングイベント、「ありがとう栄町、ありがとうアートセンター ~ここから次へ~」が開催されました。

2009年12月以来、イダヅカマコトとともにオープンマイクの朗読イベント「千葉詩亭」を隔月で開催させて頂くという形で、このWiCANアートセンターと関わらせて頂いてきました。

今回のクロージングにあたっては、初日のフリーイベント内に「千葉詩亭」の出張版的な枠を設けさせて頂きました。

ご参加くださったのは、

ケイコさん


稗田恵一さん


OOMさん


川島むーさん


という皆さんでした。ケイコさんは二度目のWiCANアートセンター来場にして初めてのパフォーマーとしての参加、稗田さんとOOMさんはこれまでの千葉詩亭を支えて下さった常連さん、むーさんは第五回の千葉詩亭でゲストとしてお招きして以来の参加です。朗読、映像を使ったパフォーマンス、パントマイム、語り芝居。初めて千葉詩亭に触れた方にも何かを感じて頂けたのではないでしょうか。

私は「蛇」と「歌う通り」の二篇を朗読しました。「歌う通り」はこの日のためだけに書いた詩で、今後他の場所で朗読することは二度とないと思います。

二日目のトークイベントの中では、WiCANの生みの親である長田謙一先生と、WiCANの副実行委員長である大島賢一さんをゲストにお招きし、「アートセンターができるまで」というテーマで、全体の最初のトークセッションの聞き手を務めさせて頂きました。歴史というものは常に、表面に現れる記号はあくまで象徴的なものでしかなく、その底では常にリアルタイムで携わる人々の息吹と葛藤と熱量が存在していることを強く意識するひと時でした。

トークセッションは四部まであったのですが、その最後、「スペースを持つこと」というテーマのセッションの中で、アートセンターがなくなって困るか?という問いを頂きました。

私は、困らないと答えました。アートセンターがなくなるのは大変に寂しく、辛いことではあるけれども、だからといって今まで積み重ねてきたものを無にし、アートセンターがなくなったからもうやれない、ということがあるとすれば、それはアートセンターに対して失礼であるばかりでなく、自分自身をも貶めることになると思うからです。今までアートセンターを舞台にやらせて頂いてきたことを今後もしっかりと発展させてゆくことで、恩返しに代えさせて頂きたいと思います。

人間には、今あるものを何も失わない方法が一つだけあります。死ぬことです。自分自身を失えば、何もなくさなくて済みます。そして、代りに何かを得ることが二度とできなくなります。

生きている限り、自分を取り巻く世界との関係の中で、人は失い続け、得続けていきます。それは誰にも止めることはできません。だからこそ人は考えるのではないでしょうか。自分と他者との関係について、世界と自分との関係について。今この時、自分がどうすればいいのかということについて。世界の中で自分はどうすればいいのかについて、世界の中の自分をどうすればいいのかについて。

改めて、アートセンター、WiCANの皆様、そして千葉詩亭という時空間を通して関わってきた全ての皆様に対し、心からの感謝を捧げたいと思います。

本当にありがとうございました。

イベントのサブタイトルにもあるように、次の一歩を踏んでゆく中で訪れる一瞬に、またお会いしましょう。

それが、素敵な一瞬でありますように。


大島健夫

新しい土曜の夜

2011-04-18 20:26:42 | 出たもの
TREASURE RIVER BOOK CAFEのオーナーの宝川さんと出会ったのは、昨年8月の、WiCAN2010のオープニングパーティーだった(そのパーティーが開催されていたのは、もちろん前回まで千葉詩亭が行われていた、WiCANアートセンターである)。いったい何を話していたのか二人とも覚えていないがけっこう長時間話し込み、名刺を交換した。

あれから八か月が経った。WiCANアートセンターは惜しまれつつ閉館することになった。開店準備中だったTREASURE RIVER BOOK CAFEは既に営業開始から半年を迎え、今、千葉詩亭の新しいステージはその店内にある。千葉詩亭は初開催から一年四か月、今回で九回目である。時間というのは不思議だ。

多分、私もイダヅカマコトも、どこか緊張していたのだと思う。それが伝染してしまったのか、開演を待つお客さんたちが異様に行儀が良く、物静かだ。正直、全てのお客さんがこんなに行儀のいいイベントを、私は今までに一度も見たことがない。

開演の挨拶をする。店の奥に作ったステージから客席を見ると、その後ろに借景のように外に面したガラス窓があり、愛し合っているらしい二匹の猫がいちゃいちゃしながら歩いていくのが見える(この猫たちはその後、店のすぐ外で声をそろえて大声で鳴き始めたので、説得してよそへ行ってもらった)。いつもはイダヅカ氏がオープニング、私が締めの朗読をするのだが、今回は逆にすることになつており、私が「京都物産展」と「午後の太陽の下で」を朗読し、第二期に入った千葉詩亭の最初のゲスト、ぬくみりゑさんを呼び込む。ズンズンズンという感じで腹に響く。三十分があっという間だ。ぬくみさんの言葉は繊細で知的な暴力性に満ちており、彼女が人前に立ち、それを声に変換すると、空間の中でいわば「土俗的な普遍性」みたいなものを獲得する。たまらなく贅沢だ。パフォーマンスとしての朗読というものに初めて触れる方にも、きっと満足して頂けたのではないだろうか。

オープンマイク参加者は8名。

あしゅりんさん
岬多可子さん
merry-andrewさん
稗田恵一さん
根本明さん
YUKIさん
uraocbさん
激辛正統派さん

という皆さん。

最後はイダヅカ氏が締め、20時半に終了した後も、たくさんの方がお店に残って、話したり飲んだり食べたりしていた。この頃には空気もほぐれていて、アートセンターの時と同じように気軽に交流できる雰囲気があったのは嬉しい。

ともあれ、これが新しいスタートである。今後、千葉詩亭は偶数月の第三土曜に開催していく。宝川さんとも話したけれど、ここを起点に、さらに色々なトライやブラッシュアップを重ねていきたいと思っている。形あるものはいつか終わる時が来るのかもしれない。けれど形ある限り、一瞬一瞬を大切に努力していかなければならないことは言うまでもない。

皆様、本当にありがとうございます。

次回6月18日、お会いできるのを楽しみにしております!


追記・今回のイベントにおいて設置した募金箱に、6084円の募金がございましたので、本日付で日本赤十字社に、東日本大震災の被災者の皆様への義援金として送金させて頂きましたことをご報告申し上げます。

4月16日「千葉詩亭・第九回」

2011-04-12 22:32:10 | 告知
さて、23日、24日はWiCANアートセンターのクロージングイベントですが、それに先駆け、16日(土)は「千葉詩亭・第九回」です!

新しい会場、中央区登戸のTREASURE RIVER BOOK CAFEで開催する最初の千葉詩亭。ゲストにはぬくみりゑさんをお迎えいたしました。今までご来場くださっていた皆様、そして初めての皆様にお会いできるのを、心より楽しみにしております。アートセンターのクロージングイベントと併せ、是非ご来場ください。


☆☆☆



千葉詩亭・第九回

2011年4月16日(土)
会場:TREASURE RIVER BOOK CAFE 
※JR千葉駅より徒歩10分
千葉市中央区登戸1ー11ー18潮第2ビル102



※千葉駅からそごうの横を通ってモノレール沿いに進み、モノレールが左に曲がってすぐの信号を右に入り、200メートルほど進んだ道沿い左側です。


OPEN 17:30
START 18:00
入場料・\1000(1ドリンク付き)

千葉詩亭はオープンマイクのイベントです。ご来場の皆様は、どなたでもマイクの前に立つことができます。詩の朗読に限らず、持ち時間5分で、歌・漫才・演説・愛の告白・懺悔など、「言葉」であれば何でもOK!主催二人の朗読に加え、今回はゲストアーティストとして、古崎美央名義での執筆、またともちゃん9さいさんとの朗読ユニット「腐乱ちゃんと恨乱ちゃん」としての活動でも知られる、2010年度「紅白ぽえとりー劇場」最優秀詩人、ぬくみりゑさんのスペシャルパフォーマンスもお楽しみいただけます。

主催・イダヅカマコト&大島健夫

ゲストアーティスト・ぬくみりゑ

<自己紹介>
主にネットで詩を発表して2005年頃から朗読を細々と始める。2007年にゆとりのある(現ともちゃん9さい)と腐乱ちゃんと恨乱ちゃんという朗読ユニットを組み、ソロとユニットとで、そこらへんでマイペースに朗読活動をしている。最近は真面目に詩誌への投稿や音楽に近い朗読ユニット等への楽曲参加もしていて自分でも何やってる人なのかあんまり把握できていない。

ブログ「クラブハリケーン」
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