「家柄も血筋もない。鉄砲は百姓でも撃てる。その鉄砲は金で買える。
これからは戦も世の中もどんどん変わりましょう。我らも変わらねば。
そう思われませんか?」と道三に語り掛ける信長。
聖徳寺での会見のクライマックスシーンでしたね。
能力主義でのし上がってゆく信長ならではの言葉です。
信長の中に若き日の自分を見た道三。
「信長殿はたわけじゃ。見事なたわけじゃ。」
「わしにそっくりじゃ。」と言いたかったのでしょうかね?
童顔の容姿に狂気を隠し、素直な言動の中にも鋭さを感じる染谷・信長
青年期の信長もきっとそうだったかも?と思わせてくれます。
新しい信長像に期待です
ところで
道三と高政との関係が修復不可能な状態になってしまったようですね
かろうじて深芳野が生きていた間はよかったのですが、抜き債ならない
ところまで来てしまったようです。
何故、高政は父を殺したのでしょうか??
高政が家督を相続したのは26歳の頃だと言われています。
この時期に高政(義龍)は改名していると言われています。
利尚范可へ。
范可とは唐の時代、已む負えない事情で父を殺した人物です。
もし?改名が事実だとすれば父親殺害を公言した事になります。
いくら何でもとは思いますが、憎しみが頂点に達すると何をするか分から
ないのも人間です。
あり得ない話ではありません???