函館 Glass Life

函館市田家町で眼鏡店「サポートGlass」を営む店主の趣味と感じたことの
日記です。

龍馬伝、自分で毒饅頭を食べていれば…

2010-06-21 | 歴史
遂に禁門の変勃発
久坂玄瑞をはじめとする長州の過激な尊王攘夷派によるクー
データーですね。
池田屋事件で傷つけられた長州藩、京都での復権を目指した
久坂らでしたが結局失敗に終わるのです
桂小五郎をはじめクーデターは時期尚早だと反対する意見も
無視
長州に落ちた七卿らの思惑も重なり一発逆転を狙ったのでし
ょうか??
原理主義を貫こうとすると無理があるようですね

土佐では
過酷な拷問に耐えている以蔵
尊敬し信じ切っている半平太のため必死に堪えていたのでし
ょうね
一方の半平太といえば以蔵が拷問に耐え切れないと思い毒殺
を図ります
何と傲慢で残酷なのでしょうか
以蔵を拷問の苦しみから救ってやりたいと彌太郎に哀願する
半平太ですが、全く意味が分かりません
半平太自信がさっさと自決すればすむような気がしてならな
いのです
自決までしなくても自分で毒饅頭を食べれば済む話です。
もし、半平太が饅頭を食べていれば以蔵は助かっていたかも
知れません
可能性としては低いかも知れませんが、少なくとも以蔵を拷
問し続ける意味だけは無くなるのです。
目的のために手段を選ばない人間の末路とは何と哀れなので
しょうか
こんな人物を師と仰ぎ忠誠を尽くしてきた以蔵が哀れでなり
ません
毒饅頭の話の真意の程は定かではありませんが、半平太が門
番を使い毒饅頭を以蔵に食べさせたと言う話はかなり信憑性
の高い話だと個人的には思っています。

『あんな馬鹿は早く死んでくれればいいのに』
と言う半平太の手紙が残っています
もし以蔵が読んだら腸が煮えくりかえるはずです
何もこんな手紙まで残す事はないのでは…

半平太にとっての以蔵は攘夷を実行する為の捨石どころか石
以下の存在だったのでしょうか??
容堂から見た半平太と半平太から見た以蔵、構図が全く同じ
気がしてならない僕なのです



サポグラ 6月号 のCMです




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする