80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

佐久の月

2022-11-09 01:40:59 | その他
昨晩は皆既月食がみられました。

佐久市方面に出張していたのですが、帰りの新幹線が混んでいたので少し見送って駅前で夕食を取り、駅へ戻ったらちょうど「食」が始まっていました。佐久平駅発18:45のはくたか572号越しに見る月。左下の方が欠け始めています。



この後は満腹+ほろ酔いの好条件が揃って眠りに落ち、目が覚めたのは上野でした。「食の最大」とされる時刻は20時着のはくたか号が東京駅に頭を突っ込んだぐらいのタイミングですが、この頃はすっかり月食のことなど忘れて下車準備に勤しんでいました。


家へ着いてから空を見上げるとまだ月食は続いていたので、急ぎ一眼に200mmレンズを取り付けて撮影。皆既食から部分食へ移行する姿をとらえることができました。



ところで佐久から野辺山高原一帯は奇麗な星空が眺められることで知られています。時間に余裕があれば現地でこの天体ショーを観られたかも知れずちょっと残念でした。

これから冬にかけて空がますます澄んできます。少し遅めに出発して小海線の撮影がてら星空鑑賞・・・なんてドライブもいいかなと思ってみたり。
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スイスの低床電車を作る(37)

2022-11-06 02:17:58 | 海外
床下機器ならぬ屋上機器はある程度作ってあったので、注意喚起用とおぼしき黄色いラインを入れるためにマスキングします。1等客室を示す黄色ラインと一緒に塗ります。



ちょっと見にくいですが、画面中央に白く細長く見えているのが1等客室部分の窓上の帯をマスキングしたもので、このためだけに黄色を吹くのももったいないため、その周囲に屋上機器を並べて一緒に塗装してしまおうという魂胆。なお、黄色は隠ぺい力が低いため、黒いパーツにはあらかじめサーフェーサーを吹いてあります。



車体にはウエイトを仕込むスペースがほとんどないため、屋上機器の空間にも鉛板を詰め込んで補重します。これはクーラーの中に鉛板を詰め込んだもので中間のM車用。



両端の先頭車に載るブレーキ抵抗器のカバーの中にも抵抗体に見立てて鉛板を仕込みます。



屋根の両サイドは「ハ」の字型になっているため、幅のある屋上機器は端からスライドさせて入れる必要があります。順番を間違えないように、中央に近いクーラーから入れていきます。



これはうっかり入れ忘れたNG例。機器の裾の方はカバーの奥に隠れるので、両サイドを削って落とし込めないか検討中。



屋上機器を取り付けたところ。すべて瞬着またはゴム系接着剤でベタづけしています。シルバーや黄色がアクセントになってかっこいい!なお、パンタはメルクリンの中古機関車を買って移植したものです。外国型パンタの新品は高いし、取り寄せると時間がかかるため緊急避難的に。。



1等客室部分の黄色帯もばっちり入りました。



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衝動買い

2022-11-05 01:41:29 | 中央東線周辺
某模型店でホビーモデルの103系プラキットを衝動買いしてしまいました。おかしい。カツミの「プラ椅子」を買いに行ったはずなのに・・・w



101系と違って床下機器が別売りなのですが、「ありますよ」のひと言で完全にフルノッチ入りました。笑



台車やモーターは長期仕掛り品から追い剥ぎしてトータルキットが完成。



と言いたいところですが、かんじんのWB=28.5mm、φ11.5mmのMPギヤが未入手でした。まあすぐに着工するわけじゃないのでいいけど。。



このプラキット、顔は確かに103系のようですが・・・



側板は101系まんまでしたよね?たしか。



101系と比べて床が薄いため一緒に編成を組むと下端が少し上がった感じになるのが103系。その差は50mmぐらいらしい。「なんちゃって103系」にするのはもったいないので側板の下端を0.5mm削りましょうか。細かいところは目をつむるとして、その他にも手を入れた方がいい部分があったら教えてください。



思えば朝メシを食べながらネットをぶらついていた時にチラっと見かけたスカイブルーの青梅線の写真が決め手でスイッチが入りました。京浜東北線のATC化に伴なって移転してきた頃の原形非冷房4連。お手頃サイズじゃありませんか。今からだと正月休みのお楽しみ、を予定していますが、MPギヤが手に入ったら即着工しちゃうかも。

今月はPLUMの209系も発売予定だというのにこの無計画っぷり。いやぁ困ったコマッタ。。。

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キハ36の足回り製作

2022-11-04 01:44:35 | 中央東線周辺
鉄道模型ショーで手に入れたトラムウェイのB級品・・・というには綺麗すぎるキハ36の半端ものボディ。原色ツートンと首都圏色の2両分あります。電化前の八高線に仕立てようと思っているのですが・・・。



キハ36の原色が在籍していたのか分からなかったので調べてみました。すると、昭和50年(1975年)の八高線を撮影したこちらの記事の4枚目と6枚目の写真に、ツートンカラーを纏ったキハ36がしっかり写っているのを確認。この車体はこのまま原色のキハ36として組み立てることにしました。なお散らばっているのはエンドウの床下機器。



以前、筑肥線の気動車に仕立てた時はプラ板で床板を作りましたが今回は木製床板とします。特に理由はありません。いろいろ試してみたいだけです(笑)。いずれにせよ、この車体裾に飛び出たツメと、窓ガラスをホールドするためのパーツの間に挟み込んで固定できればよいのです。



床板はt3mmのヒノキ板を使用。アガチスは安価ですがどうも経年(と湿気?)で反りやすいことがわかってきたので変更してみました。とはいえこちらもホームセンターで売られていたものなので“それなり”かとは思いますが。。高さを合わせるためにt0.3とt0.5mmプラ板を貼り合わせた帯材を床上の左右端に貼ってあります。



車体下端の“ツメ”が引っ掛かる場所には瞬着を浸み込ませてツメが床板にめり込むのを防止します。



床下機器はエンドウのキハ35系用を使用し、まずはグレーに塗るパーツだけ先に接着します。両軸駆動用で扁平なので、エンジンとラジエーターはなるべく中央寄りになるように配置しました。エアタンクは手持ち品に交換のうえ塗装後に取り付けることにします。



台車はDT22じゃないけど手持ちのTR62(カツミ)で代用。カプラーは導入予定のTOMIXのキハ40 2000番代(来年発売予定)に合わせてTNの密自連とし、こちらは新品を買ってきました。乗務員扉下のステップはエンドウの広幅タイプです。



車体と合体して仮組み完了。塗装や前面のステップ取付けなどは、もう1両を組み立てた時に一気にやる予定です。ちなみにもう1両は首都圏色のままトイレ設置工事を行ってキハ35に改造する予定。ちょっとした追加工作でこんな美しいモデルが手に入るのだからハンパものでも侮れませんね。


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