おはようございます。来る日も来る日も雨ばかり・・・。サフ仕上げや塗装ができません。なので仕方なく小田急NSEの先行試作品を作ってます。(^^;;
連接台車は特殊なのでまずは足回りから攻めます。台車はFS346というミンデンタイプでカツミと中村精密に該当品があるようですが、いずれも入手可能性は低いと判断。代替品としては昔から日光のFS345(阪急用)がよく使われてますが、WBが短いうえにブレーキシリンダが露出しているのが難点です。
そこで、0系の増備いや100系計画のとん挫で出番のなくなった新幹線用のDT200を使うことにします。ざっくり見れば同じミンデン系でWBも長いので雰囲気的にはマル!
ただし残ってるのがピボット6両分とプレーン1台車分だけ。動力車は2両入れたいのですが買い足すのもナンなんで、3台車分についてφ1.6mmドリルを軸受メタルに突っ込んで“なんちゃってプレーン軸改造”を敢行しました。このメタル、内側こそすり鉢状ですが、外側はずん胴なのでこういう荒技が通用するのです。
外側は軸箱表面のモールドを削り、軸箱脇についているブロック状のものをカットしておきます。枕バネの再現と、なぜか欠落している内側からの軸箱支持板の追加はまた追い追い検討することにします。
ボルスターはMP用に交換しますが、センターピンをそのまま使うと太くなりすぎるため、M2×8mmネジを内2.0-外2.4mm真鍮パイプに通したものに交換しました。パイプと同径になるまで小頭ネジの頭をさらに削り込んだものです。
こうすると床板との絶縁ができないため、床板にはt1.0mmベーク板を使いました。プラ板よりも剛性があると踏んだのですが、1ミリ厚ではさすがにたわみやすくチト後悔。。
連接構造ですが動力車は通常どおり2台車駆動とします。ギヤボックスとユニバーサルジョイントの逃げ穴、そしてモーター穴を開けたところ。
台車に乗せた状態。1枚だとかなりヘナヘナなので、この上からもう1枚貼り重ねることにします。
モーターはIMONの1527Dというタイプを使ってみました。ホルダーは1/87用の取付高さ5mmタイプ(型番EC100)です。ユニバーサルジョイントはエンドウの小型車用「タイプⅡ」でφ1.5-2.0のものを使用。
ところでこのモーター、どうやら片側のホルダーだけで支持するようなのですが、床板が金属ではなくモーター逃げ穴も少し大き目に開けてしまったのでグラつきます。なので反対側のホルダーも真鍮板から自作しました。上端が変に曲がっているのは、差し込み穴が大き過ぎたので無理やり押さえつけているからです。。
駆動系一式を組み立てるとこんな感じ。ボギーセンター間はだいたい18m級車両と同じサイズになります。
床上面はこんな感じ。先述のとおり両端の逃げ穴の上に補強板を貼ってフタをしてあります。ボルスター部分もヤワなので三角形の「飛び出し」を設けて2枚重ねとしました。モーターの重みで中央がたわむので紙片を折って支えています。
ボルスター部分の拡大。2枚重ねに対応するよう妻板下部の切り欠きも拡大しました。
ということで、動力車の構造はだいたい確定したので、あとは来年の本格着工まで冬眠していただきます。(と言って10年眠る車両も少なくない・・・)
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連接台車は特殊なのでまずは足回りから攻めます。台車はFS346というミンデンタイプでカツミと中村精密に該当品があるようですが、いずれも入手可能性は低いと判断。代替品としては昔から日光のFS345(阪急用)がよく使われてますが、WBが短いうえにブレーキシリンダが露出しているのが難点です。
そこで、0系の増備いや100系計画のとん挫で出番のなくなった新幹線用のDT200を使うことにします。ざっくり見れば同じミンデン系でWBも長いので雰囲気的にはマル!
ただし残ってるのがピボット6両分とプレーン1台車分だけ。動力車は2両入れたいのですが買い足すのもナンなんで、3台車分についてφ1.6mmドリルを軸受メタルに突っ込んで“なんちゃってプレーン軸改造”を敢行しました。このメタル、内側こそすり鉢状ですが、外側はずん胴なのでこういう荒技が通用するのです。
外側は軸箱表面のモールドを削り、軸箱脇についているブロック状のものをカットしておきます。枕バネの再現と、なぜか欠落している内側からの軸箱支持板の追加はまた追い追い検討することにします。
ボルスターはMP用に交換しますが、センターピンをそのまま使うと太くなりすぎるため、M2×8mmネジを内2.0-外2.4mm真鍮パイプに通したものに交換しました。パイプと同径になるまで小頭ネジの頭をさらに削り込んだものです。
こうすると床板との絶縁ができないため、床板にはt1.0mmベーク板を使いました。プラ板よりも剛性があると踏んだのですが、1ミリ厚ではさすがにたわみやすくチト後悔。。
連接構造ですが動力車は通常どおり2台車駆動とします。ギヤボックスとユニバーサルジョイントの逃げ穴、そしてモーター穴を開けたところ。
台車に乗せた状態。1枚だとかなりヘナヘナなので、この上からもう1枚貼り重ねることにします。
モーターはIMONの1527Dというタイプを使ってみました。ホルダーは1/87用の取付高さ5mmタイプ(型番EC100)です。ユニバーサルジョイントはエンドウの小型車用「タイプⅡ」でφ1.5-2.0のものを使用。
ところでこのモーター、どうやら片側のホルダーだけで支持するようなのですが、床板が金属ではなくモーター逃げ穴も少し大き目に開けてしまったのでグラつきます。なので反対側のホルダーも真鍮板から自作しました。上端が変に曲がっているのは、差し込み穴が大き過ぎたので無理やり押さえつけているからです。。
駆動系一式を組み立てるとこんな感じ。ボギーセンター間はだいたい18m級車両と同じサイズになります。
床上面はこんな感じ。先述のとおり両端の逃げ穴の上に補強板を貼ってフタをしてあります。ボルスター部分もヤワなので三角形の「飛び出し」を設けて2枚重ねとしました。モーターの重みで中央がたわむので紙片を折って支えています。
ボルスター部分の拡大。2枚重ねに対応するよう妻板下部の切り欠きも拡大しました。
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