80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

トンネルばかりじゃつまらない

2013-02-01 02:43:35 | レイアウト
こんばんは。

ちょっとペース落ち気味ですが、ボチボチと初鹿野セクションをいじっています。

向かって左側の山はガーダー橋や石垣の下も含めて新聞紙を貼り込んで山肌ができました。予定ではこの上にプラスタークロスを貼るつもりなのですが、どのみち木を植えてしまうのでこのままでもいいかなーと思ったりしています。ただ強度がなくてペコペコなところが多々あるので、補強のためには貼った方がいいかも知れません。



この山を見ていて思ったのですが、中央の川を挟んだ右側、すなわち下の写真のところにもほぼ同じ大きさの山ができることになるんですね。しかもこちらは内・外回り両方ともトンネルに入るのでかなりのボリュームになることが予想されます。
これはちょっと風景的に重たいばかりでなく、植える木の数もハンパじゃなさそう・・・



そこで、見た目の変化と植林面積を少しでも減らす意味で、内回りのトンネルの一部をロックシェッドにすることにしました。


まず、すでに路盤に接着してあった内回り線の石積みトンネルポータルの一つを剥ぎ取り、トンネルの長さを3分の2くらいに縮めました。



ロックシェッドは鉄骨組みの方が見ため的にはインパクトがあって面白いのですが、アングル材などを組むのは結構手間なので、厚紙からすぐに作れるコンクリート製としました。ただ、側面はこんな“めがね形”のデザインにして変化をつけています。



ところがよく考えてみれば、こんなに穴をあけたらコンクリートの厚みを表現しないと、薄っぺらいおかしな構造物になってしまいます。トンネルポータルの裏側にトンネル内壁をつけてやるのと同じ理屈ですな。。
そこで仕方なく、穴の一個一個にU字形の「壁」をつくり・・・



そして内壁の方にも同じくU字形の穴をあけて組み立てます。内壁は表から見えやすい入口近く、穴3個分のところまでとしました。



こんな感じでトンネルポータルの前にじか付けする予定です。右側には外回り線のトンネルポータルが接近しているので、地形が不自然にならないようにしてやる必要があります。



側面の穴から走る列車の足元が見えます。全部トンネルで隠してしまうよりいいでしょ?(^_^)



内側から覗くとこんな感じになりますが、内壁のU字の位置が微妙にずれてしまったのが痛いところ。こうして接写するとボサボサが目立つので、ふだんストラクチャー類はあまり目止めとか下地処理とかしない方針なのですが、これはパテ盛りしてちゃんとコンクリート構造物らしいエッジを出す必要がありそうです。



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