80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

80系電車の製作(5)

2021-05-04 18:57:19 | 信州全般方面
下回りに続いて上回りの仕上げを進めています。

ベンチレーターやランボードなどの屋根上パーツを塗装。手持ちの缶スプレーの中から明るめのタミヤ「ミディアムシーグレイ」(AS-11)を選びました。



屋根は少し暗めの「佐世保海軍工廠グレイ」(TS-67)です。



ここで痛いミス発見!漫然と穴あけしてしまったのですが、PS23パンタ換装車の避雷器は、車端ではなくパンタ後位に移動しているのだとか。。

(「80系湘南電車 最後の頃」(RM MODELS ARCHIVES Vol.27))


ここがアウツです。埋めて開け直し。。



「栓」を作るために余りランナーを熱してにゅぅぅ~っと伸ばしてみたのですがうまくいきません。



捨てる神あらば拾う神あり。このキットには2種類の避雷器がモールドされていることを思い出し、使っていない方を差し込んで接着。あとは根元をカットして整形すればオッケーです。



とりあえず穴埋めは完了。なお、パンタ母線と空気管はとりあえず台座のみプラ板から切り出したものを接着してあります。



ベンチレーターをパチパチとはめ込みます。ここで心配していたことが表面化。取付穴の位置が微妙にズレているために曲がって付いてしまう箇所が1、2割出ました。いくら注意しても工業的に開けられた穴には勝てません。以前Mr.Uさんからコメントをいただいたようにいっそ足をカットして接着するか、足(穴)を1か所だけにするなどの工夫が必要です。



今回は気になる箇所だけ穴を横に拡大して修正しました。



次は修正ではなく改造加工の話です。モハ80300をサハ87300に化かします。サハ87は一応単品がラインナップされていますが、モハ80を余らせてももったいないので改造することにしました。

改造箇所はトイレのみ。3位側の戸袋周辺に切り貼り位置をざっくりペンで書き込みます。



窓埋め用パーツは同じ材質が望ましいので、ランナーのこんな部分を活用します。



はめ込んで粗々の整形をしたところ。客室窓を狭め、戸袋窓の天地を縮めてトイレ窓に変更しています。臭気抜き窓?も開けました。



上が見本にしたクハ85の同じ部分です。ぶじサハに化けました。



マスキングがしやすいとかで、説明書でも雑誌の作例でも、緑2号の先行塗りが推奨されています。本作もそれにしたがって緑(GM缶 No.13)を先に吹きました。黄かん色は天気見合いで明日以降に吹きます。



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コメント (4)
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