80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

80系電車の製作(2)

2021-04-21 01:16:49 | 信州全般方面
アクラスの80系を短期決戦(のつもり)で作っていきます。
車体は極端なハナシ塗装すれば一丁あがり的な感じですが、ベンチレーターと椅子は穴を開けて1個ずつ取り付けなくてはいけないのでかなりの工数が必要です。とはいえ、いずれも穴開け位置がモールドされているので説明書にしたがって開けていけばOK。

ベンチレーターとランボードはφ1.5mm、パンタと避雷器はφ1.0mmの穴を開けます。見にくいですが上が最初に発売された300番台用、下が後から発売されたモハ80 200番台用で、上は仕上がり径と同じサイズの窪みがモールドされています。これだと正確なセンター出しが難しいので、恐らくそれを踏まえて改良されたのだと思いますが、下の方はポンチマークぐらいのものになっています。欲を言えば両者の中間ぐらいのサイズが作業しやすいのかなと。。



椅子も車種ごとに穴開け位置が指定されているので、それにしたがってφ1.5mm穴を開けます。屋根も含めて膨大な量なので、ピンバイスではなく電動ドリルで片っ端から開けていきました。



続いてランナーから必要なパーツを切り離しますが、もう使わない台車取付用スペーサーの余りは全部カットし、捨てずにストックに回します。こんなものでも何かの折に役立つものです。



パーツを使ってしまった部分もその都度カットします。だんだん小さくなってゆくランナーを見て、「ああ進んでるなー」という勘違い達成感を味わうためのささやかなひと手間であります。笑



中性洗剤風呂で油分を除去。



じっくり日陰干ししてすき間に入り込んだ水分を飛ばします。



椅子やベンチレーターを切り離して1個ずつバリを取ります。



ベニヤ板にマスキングテープを貼った簡易塗装台に、形式ごとに分けてパーツを並べます。まずは椅子の塗装から。



青を吹きます。「小田急ブルーが近似色でイイ感じ」という情報を見かけたのですが、ちょっと明るすぎる感じがしたので青20号を使ってみました。写真はかなり明るく見えますが実際はもっと暗めの落ち着いた色合いです。



簡単に済ますにはこのまま取り付けてしまえばいいのですが、せっかくなのでもうひと手間加えてフチの部分を着色したいと思います。


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コメント (2)
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