80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

スイスの低床電車を作る(13)

2021-01-18 03:40:32 | 海外
もう片方の運転室を作ります。形は一緒、組み立て方も一緒ですが、最初の1個を作ってから時間が経っているので、どのパーツをどこに配置するのか思い出すのが大変でした。とりあえず4面を組んで立体にしたところに骨格を入れます。



天井板と窓下の補強板を接着。



上下2分割したライトまわりを貼り付ければ窓から下は完成。



問題は窓から上の部分です。行先表示器とオデコ前照灯を巧みなデザインで大きなRと調和させていてカッコイイのですが、いざ模型化しようとするとなかなか大変です。LEDを仕込む必要もあるため、ここの構造をどうするかで1ヶ月近く悩んでいました。

(出典:本稿最後のYouTube動画からのキャプチャ)


ブラスやプラと違って一発成型というわけにいかないので、とりあえず下から順番に積み上げていくことにしました。行先表示器はLED式なので、シール紙に印字したものを裏から照射することにして、導光材代わりの「イロプラ」(透明)を天井板の上に仕込みます。現在はまだ仮置きの状態。



行先表示器部分はフロントガラスとともに最後に透明セルを貼るので、それをはめ込む「枠」を作り、その上にオデコライト部分を台形にくり抜いたカバーを接着します。このへんは現物合わせです。そしてさらに行先表示器の左右のすき間をペーパーで埋めておきます。いずれパテを盛り付けてしまうのでラフな感じです。ちなみにライト後方の大きく開いている空間には運転室用のエアコンが収まります。



A車の車体に仮止めしてみたところ。肩の部分と屋上機器カバーの角度が微妙に合っていないので調整しなくては。。



そしてB車の車体も組みあがりました。写真の手前がそれです。ただしこちらのオデコ部分はまだこれからです。1個作るのに3回ぐらい作り直したのでヘトヘトなのです。



実車の走行風景の動画です。緑の野山と青い空に赤い車体が映えますね。一番最後で俯瞰アングルの後追い映像が出てきますが、屋根上がよく映っているため、この部分のキャプチャ画像を参考にして屋上機器を作ることにしています。
AB | Appenzeller Bahnen | Automotrices ABe 4/12 1001 - 1005



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コメント (2)
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