80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

青ガエル(6)&十鉄(2)

2018-09-17 01:49:09 | 私鉄電車
今回は東急デハ5117と十和田観光電鉄(十鉄=とおてつ)モハ3603のコードシェア投稿(笑)です。形式こそ違うもののよく似た車両なので、これからもたびたびニコイチで投稿する可能性があります。今回はベンチレーターを作りました。

まずは青ガエル・デハ5117号車の方から。湘南型ベンチレーターを薄くつぶして大きくしたような形をしています。まず中のアンコを作り、次ぐに周囲をぐるっと紙片で巻いて最後にフタを乗せる・・・という手順で作ることにします。

t1.5mmのアートボードに#300スノーマット紙を貼ってt1.85mm程度とし、これをφ6mmの穴あけパンチで抜きます。使うのはこの抜きカス。V字形に曲がって出てくるので、定規で押して平らにします。



これを半分に切り、上と同じ紙を6×5mmに切ったものと接着します。




周囲に薄手の広告紙を巻きます。これが本体。




最後に、本体よりもわずかに大きく切った紙を上面に貼り、余分をカットすれば古風な押込型ベンチレーターの完成です。




次に十鉄のモハ3603号車のベンチレーターを作ります。四角い弁当箱形のものが乗っているのは分かるのですが、譲渡前の東急時代も含め屋根上をアップで写した写真が見つからずナゾのままでした。執念で調べていくと、どうやらこれはガーランド型ベンチレーターの一種で、中身は“半ガラベン”と同じ構造をしているということがわかってきました。しかし、本来は側面にあるべき空気の吸い出し口が保温のためか塞がれているため、前後だけ穴が開いた弁当箱に見えるというのが真相のようです。

想像の域を出ませんが、とりあえずこのようなパーツを組み合わせてそれらしく見せることにします。




これが貼り合わせたもの。パテで整形し塗装したのち内部に軽くスミ入れしてやれば雰囲気は出そうです。




それぞれ屋根に仮乗せしてみます。ん~~少しオーバースケールか?? 特に厚みがキニナル... 薄く作ったつもりでしたが紙一枚分くらい厚かったかも知れません。右の十鉄の方はさらにランボード2本が屋根中央を走ることになるので余計ゴツくなるかも。ま、モケイは上から眺めるものですから、多少の誇張はドンマイということで。。




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コメント
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