80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

営団銀座線旧型車の製作27(非常灯の導光)

2012-11-04 01:50:22 | 私鉄電車
こんばんは。久々の更新ですm(_._)m

銀座線の消灯ギミックのカナメとなる非常灯。
光ファイバーで導光するところまでは決めていたものの、片側3ヶ所ずつ合計6ヶ所のランプをどう光らせるか、具体的な方法を決めあぐねていました。
というのも、ファイバーの側面に切り欠きを入れる方法は一番簡単ですが、窓からファイバーの腹が見えてしまう上に発光位置も高くなりすぎるのです。

そこで、取り回しは面倒ですが1個の光源から6ヶ所へ個別に導光することにして、まずは光源ユニットを6両分作ることにしました。

ユニットに載せるのは光源となるφ3電球色LEDと定電流ダイオード(CRD)、それに整流用ブリッジダイオードです。
これらを適当な厚紙の上に貼り付けて配線してありますが、LEDは内径3mm外径5mmのプラパイプに収め、遮光のため周りにアルミテープで巻いてあります。



このユニットを浅草寄りの車端部の屋根裏に貼り付け、床面から壁内に立ち上げてあるエナメル線と結線します。
室内灯ユニットも同時に配線しますが、スペースの関係で配線用端子を反対側(渋谷寄り)に向けざるを得なかったので、端子になっているスプリングを指で延ばして配線として活用しました。結構長く伸びるのでビニールコードが節約できました(^^;



光ファイバーの発光面は試行錯誤の結果、端部を斜めにそぎ落としてそれを背面から見ると、明るく均一に光ることがわかりました。カットした表側ではファイバーのコア材と被覆の境目が二重に光ってしまい光量も足りません。



背面を車内側へ向け、発光面の中心がが補強材から約4mmの高さになるように瞬着で仮固定し、乾いたら上から多用途接着剤をたっぷり盛っておきます。補強材には切り込みを入れ、ファイバーがスムーズな角度で壁面に向くようにしました。



高輝度の電球色LEDはイマイチ電球っぽさが足りないので、ファイバーの光源側の断面にクリアオレンジを塗りました。Mr.カラーのクリアイエローにクリアレッドを少量混ぜてつくったものです。



こうして設置した6本のファイバー線を光源パイプに差し込めばできあがり。
うまく点灯することが確認出来たら差し込み口周辺に紙粘土を盛りつけて遮光する予定です。



磁石を近づけると室内灯から非常灯に切り替わる様子を動画でお楽しみください。
ginza_line type1300



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コメント (12)
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