80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

急行つがいけ発車できそうです

2023-12-14 13:26:31 | 中央西線方面
昨日ホビーセンターカトー東京へ買い物に行ったら、半端モノコーナーにこんなものが山積みされているのを発見!!黄かん色だけ塗られたクハ165の素ボディです。もしかして奇数向きクハを作ることになったので余ってしまった??とりあえず「顔」が欲しくて4本買いましたが、まだ10数本はあったのでご入用の方はぜひ。



で、ホビセンへ行った目的は「急行つがいけ」用パーツの買い出しです。床下セットとか動力台車とか品切れになっている模型店が多いので。

結局モハ164-500番台はやめて、名古屋方4両をモハ165入りのTc-M-M'-Tc編成とし、今あるクモハ165のボディだけモハ165に交換して車体まわりの改造はナシとしました。

その代わり、「快速みすず」のクモハ169(クモハ165旧製品改)の台車とモーターを「つがいけ」のモハ164に移設し、「みすず」には新動力のパワトラを履かせる工事をすることになります。ここまでお読みになって、もう何が何だか分かりませんよね?


そうです。当事者も何だか分からなくなってきました。どうもこれらを組み直すと出来るらしいのですが・・・笑



今回、「モハ164床下セット」を購入して、初めてパワトラ対応の床板を見ることができました。下がそれで上が旧製品です。予想以上に大きな穴が開いていました。特にカプラー側はカプラーのお尻の下まで切り欠いてあるのにびっくり。先の「急行伊那」用の改造ではギリギリしか拡大しませんでしたが、今回は製品並みの大きさまで拡大しようと思います。



最後にこんな編成を目指していますということで。なんかM車のバランスやばいですよねw モハ164はPS23に換装されていると思いますが当面はPS16のままでシラバックレちゃおう。。

↑名古屋/南小谷方
クハ165-136
モハ164-83(M)
モハ165-20
クハ165-109
サハ153-218(TOMIX)
サロ165-106
モハ164-68
クモハ165-104(M)
↓塩尻方

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一筋縄ではいかない165系

2023-12-10 15:42:46 | 中央西線方面
先日の投稿では「『快速みすず』をもって手持ちの165系の編成仕立てのメドがついた」みたいなことを書いたわけですが、意外な落とし穴があることが分かって見直しを迫られました。

169系化を断念した車両たちは、モハ164が低屋根の800番台でないことから、1975年頃の中央西線系統の「急行つがいけ」(名古屋~南小谷)8連にでも仕立てようと考えていました。



当時の所属区であった名シン(神領電車区)の配置表を見ながら、なるべく改造を避けてスのままで組めるように、また、モハ165が入らずクモハ+モハのユニットで組めるように・・・、等々配慮したつもりでしたが赤丸の部分に見落としがありました。モハ164-83は中間電動車のモハ165-20と組まないといけないようです。晩年になるにつれ新製時のユニットというのはバラけるものかと思っていたら、意外と終生共に過ごすものだと再認識しました。



エントリーモデルにも好適なKATOの165系ですから、「何番が・・・」などと野暮なことは言わずに自由に編成を組めばいいのは分かってるのですが、出来が良くリーズナブルなだけに「何番が・・・」と言いながら拘りたくなってしまうのも事実。当時の名シン所属車で製品スのまま、すなわち改造冷房車スタイルでユニットを組めるのは上の編成表のクモハ165-104+モハ164-68オンリーということも判明し万事休す。とにかく、なんらか手を動かす必要に迫られました。

選択肢を考えてみました。
1.クモハ165は59番にして、相手方を低屋根のモハ164(-807)に改造する
 →低屋根改造がタイヘン

2.モハ164は83番にして、相手方をモハ165-20にする
 →クモハをモハに改造するのはタイヘンなので、モハ165のボディを買ってきて載せ替える
  ただしモハ164-83は新製冷房車なのでその改造も必要

3.クモハ165を他の改造冷房車の番号にする
 →相手方は簡易運転台付の500番台となるため改造が必要(これもタイヘン)

4.おとなしくモハ164+モハ165セットを買ってきて差し替える
 →「余り活用」に反するからダメww

ということで、1と3は手間、2は手間とマネーのダブルパンチ、4は論外となることから、モハ164の低屋根化もしくは簡易運転台化の改造に絞られました。一見すると前者の方が簡単そうに思えるけど、製品にない500番台というのもちょっと心惹かれるよねぇ~。(ホラホラw)

ということで、現時点ではまだ決定していませんが・・・・・・、恐らく・・・・・・、500番台化することになると思います。


で、これとは別に割と大きな問題点があって、このままだと動力車が1両しかない!ということになります。2組あるユニットのうちの1つは増結セットなのです。



しかたないので動力化するのですが、パワトラ方式の新動力は「伊那」の改造記でも書いたようにえらく“韋駄天”なので旧動力との協調運転はムリ。なので、回転数の低いFK-130SHを2台使って動力化することを考えています。ギヤ付き台車はモーター不調でリタイヤしたキハ58のものを使い、台車枠をパワトラ化で不要になった「伊那」のDT32と交換。まるでアンコウ鍋のように捨てる部分がありません。笑



ただ、最低限「床下セット」は1両分買わないと台車の組み付けができないので買ってきます。もうドナーになってくれる動力車がないので。。


これらが完成すれば、晴れて一連の165系車両群の就職先はほぼすべて決まることになります。唯一余ってしまうのがサロ165改サロ169(番号変えただけ)とサハシ165改サハシ169の2両。後者はけっこうな手間をかけて改造したので愛着があります。実車のサハシ169はサハシ153から改造されていて見た目は“まんま”。てことは・・・?手持ちの153系「内房」にモハユニットとともにチョイ足しすれば「鷲羽」とかぁ?「比叡」とかぁ?



もー、仕立て直しだけでごはん3杯食べられます。

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ディーゼル特急「しなの」発車準備完了

2022-11-25 01:16:55 | 中央西線方面
キハ181系ディーゼル特急「しなの」(エンドウ)の編成仕立てが終わりました。

番号は1971年頃の名ナコ所属車から次のように選びました。塩尻駅が移転前で、名古屋から松本、長野方面への列車が方向転換していた頃です。
↑塩尻
①キハ181-21
②キハ180-44
③キハ180-21
④キハ181-24
⑤キハ180-48(M)
⑥キハ180-43
⑦キサシ180-12
⑧キロ180-12
⑨キハ180-57(M)
⑩キハ181-22
↓名古屋・長野

主な仕立作業は次のとおりです。
ア)インレタ(市販)、サボ・方向幕・ヘッドサイン(自作)の貼り付け
イ)ワイパー、乗務員ステップの取り付け
ウ)4号車(キハ181)の運転台側カプラーの交換(ケーディー→ACEカプラー)
エ)10号車(キハ181)のシートの方向転換
オ)MPギヤ内部、軸受のグリスアップ

ウ)のカプラー交換ですが、元々4号車となるキハ181の運転台側にはケーディーカプラーが付いていました。増結編成の3号車とつなぐためには3号車をケーディー化するか4号車をACE化する必要がありましたが、ドローバーほど見栄えが変態wっぽくなくケーディーのようなガタもないことから、4号車のキハ181の方をACEカプラーに換装することにしました。



普通は、元のカプラーを外したらACEカプラーを取付座に差し込んでネジで固定するだけのカンタンなお仕事ですが、キハ181の運転台側は別パーツ化されたスカート取付用床板?となっていてカプラー取付座が低く、そのままでは差し込めないため、床板とカプラー本体の両方を1/2ずつカットしてカプラーが差し込めるように加工しました。



こんな感じでACEカプラーに交換できました。



見た目もそう違和感なく、まずまずです。



すべて連結して記念撮影。このあと動力車のグリスアップと慣らし運転を行い、運転会へ向けた準備の完了としました。



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ディーゼル特急「しなの」の火入れ

2022-11-21 01:36:32 | 中央西線方面
この週末はスイスの電車を仕上げなければ・・・と思いながら、やっぱり違うものに手を出してしまいました。

エンドウのキハ181系10両です。友人の形見シリーズで、これも譲り受けてから長らく手付かずになっていたもの。こんどの運転会で走らせようかと思い、1971年頃を想定した中央西線のディーゼル特急「しなの」に仕立てるべく“火入れ”(付属品の取り付けやインレタ貼りなど)を行いました。



製造が2004年といささか古いので付属のインレタは使わず、くろま屋のメタル銀インレタ(No.2003)を使いました。シブく1とか2とかヒトケタ番号を付けたかったのですが、この製品は量産車をプロトタイプにしているとのことで、20番代とか40番代の大きな番号になったのはチト残念。



編成は基本7両、増結3両の10両で、基本編成にはキロとキサシが組み込まれます。動力車は2両で、増結だけで走ることはないので両方とも基本の方に組み込んであります。3両入る先頭車(キハ181)のうち名古屋方の1両だけはシートの向きを転換しました。車体を開けたついでに、写真用紙にプリントした「しなの」のヘッドマークを入れてあります。ちなみに灯火類は電球なので、せめてヘッドマークだけでも白色LEDに交換したいところです。



側面方向幕と種別、愛称、号車札はすべてPCで自作したものを入れましたが、状況が分かる実車写真が見つからなかったので、一般的な特急、急行のサイン類に準じたデザインで作ってあります。そして今回も迷ったのが列車種別と列車名(愛称)サボの順番です。以前勉強したとおり、「基準駅に近い方が種別、遠い方が愛称」という規定に従うならば中央線の基準駅は東京駅で、これは恐らく東線でも西線でも同じはずなのですが・・・。



いろいろネットを徘徊してみると、例えば381系の「しなの」あたりはどうも逆になっているようにも見え自信がもてません。結局、客車時代の急行「きそ」の鮮明な写真が見つかり原則通りであることが確認できたので、愛称板はすべて名古屋寄に入れることにしたのですが、このように中間のキハ180ではすべて非デッキ側にきてしまうので本当にそれで良かったのかどうかモヤモヤしています。。



ユーザー取付となる金属パーツはワイパーと乗務員ステップです。ワイパーはいいとして乗務員ステップがクセモノで、そのまま付けると見事に台車に当たってしまいます。まさかこのまま取り付けてディスプレイモデルというわけにもいきますまい。



当たるといっても台車先端についている円筒形の出っ張り(この時代セラジェットは無いのでフランジ塗油器用の油壷か何か??)と当たる程度なので、乗務員ステップの片側を首の皮1枚くらいまでカットしてクリアランスを確保しました。台車側も削れば完璧ですが、デザインが損なわれてしまうのを嫌ってステップだけにとどめました。



おかげでこのくらいは回転するようになりました。恐らく当たってはいるのでしょうが、台車と床板が完全に絶縁されているのか、ショートはしないようです。



ちょっと試行錯誤が多くてまだ半分以上の車両が手付かずで残ってしまいました。今週は水曜にも休みがあるのでなんとか挽回して運転会に間に合わせたいところ。いやあそれにしても181系気動車は重厚でかっこいいですね。大馬力エンジンの咆哮が蘇ってきます。



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12系客車揃う

2021-11-05 17:26:39 | 中央西線方面
急行「ちくま」用の座席車として集めていたKATOの12系7両(オハ4両・スハフ3両)が予想を上回る爆速で揃いました。内訳は手持ち1、Assy組立て3、メルカリ1、お仲間からの移籍2という陣容。



オハ12×2両を廉価でお譲りいただいたMr.U氏に感謝です。で、車両のコンディションは良好なのですが片側の窓が2か所ずつ開いています。



もちろんこれは承知のうえでお譲りいただいたのですが、冬の信濃路は寒いのでぜひとも閉めておきたいところ。笑



てっきり前々オーナーが改造したものと思っていましたが、窓ガラスを取り出してみると開口部の切り口は奇麗で元からの「窓開きパーツ」のようです。スハ43系に付属しているのは有名ですが12系にもあったとは初耳。調べてみると某オークションの出品履歴にスハフ12窓ガラスセットとして写真が出ていて、KATOの通販サイトでも1-502A2という型番が確認できました。恐らくオハ用もあったのでしょう。



あいにくユニットサッシのハンパもんの手持ちがありませんので現物を改造して強引に窓を閉めます。見にくいですが下段と中段のサッシの内側にカッターを入れ、左右も糸鋸で中段の位置まで切り込みを入れたところです。下段窓を折り取り、サッシ枠だけ残して削り取ったあとに下段用のガラスを新たに入れようという魂胆ですが・・・。



作業中に他のサッシの銀色が剥げそうなので、結局上段窓ごと切り取って作業することにしました。ちなみに下段窓用の透明セルはカジュアルシャツの襟の内側に入っていたものを使ったので材料費ゼロ円。



車体への取付はまず上段窓と下段サッシを少量のGPクリアで接着。下段サッシは元々窓の途中で固定されていたので、サッシ枠のRに合わせて両サイドを削っておきます。意外とイケそう。



開口部にぴったり合うように微調整した下段窓をやはり少量のGPクリアで接着すれば完成。画面中央の窓がそれですが遠目には分からないでしょ?



でも上から見るとこのとおり。プラの厚みが無くなったせいで下サッシの断面が丸見えに!奥行き方向も丁寧に削っておかないとな・・・と学習しました。残り3個がんばります。



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