気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

肺の水

2012-09-12 09:03:43 | Weblog

私は、肺に溜まった水を抜くために入院し、その治療を受けた。
≪肺は胸膜に直接包まれている。胸膜は肺門部で折れ返り、胸腔内壁に密着する2枚の漿膜(しょうまく)で、この2枚の膜の間に少量の漿液を分泌し、肺の拡張・収縮による肺と胸壁との摩擦を防いでいます≫と説明されている。
通常は、胸膜と肺の間に多量の水が溜まるということはないのであるが、何らかの理由によりそうした事情が起こるそうである。そのまま放置すると呼吸困難にもなり兼ねないので、抜いた方がいいという医師の指示に従ったのである。
最初の3日間で2リットル程を抜き、その後数日かけて0.5リットル、合計2.5リットルの水が抜かれた。自分でも想像した以上の量であった。その後、肺を膨らませ肺と胸膜を接着させることで作業は終了した。
入院時と治療後の体重を比較してみたら2.5㎏程減少していた。この“2.5㎏”は正に抜かれた水の重量に相当するから心配は不要と思っている。そして、その後は一貫して体重は維持されているので、一先ず安心している次第である。